軍令部で記者会見のあった頃テレビ局や新聞社は多忙を極めていた。何故ならこの短期間に多くのスキャンダルや事件が舞い込んで来たからだ。情報をまとめると
・航空機の存在についての公表
・皇族の所有物である菊花艦隊と菊花師団の存在の公表
・武蔵の東京砲撃未遂事件
・海上安全委員会制度の無期限に及ぶ活動停止
の四つが上がるもう航空機で一杯一杯なのに、海上安全委員会の無期限の活動停止処分というスキャンダルまで舞い込んできたので編集者たちはパンクしかけていた
その頃硫黄島要塞では
「さてと・・・メディアに対する情報統制は総長の一言でみんな黙りましたね。今のところ目立った行動はありません」
「そうだろうな。なんせ余計なことをしたら会社が無くなってしまうんだから」
記者会見の終わり頃茂から
「もし、メディアが海軍ならびに陸軍の行動を邪魔するようなら。私は断じてこれを許さない。もし、そのような報告があればそのメディアを情報漏洩の容疑者として資産の没収を行わせてもらう!!」
と高らかに宣言をしていた、この発表にメディアは凍りつき何も行動を起こせなくなってしまった。
「まあ、これからは私と航空参謀は休暇だ。後のことは頼んだぞ」
「はい、お任せください」
と言って静は部屋を出て行った
静と輝はその足でそのまま子供達のいる東京の雷樹邸に向かって行った
「「パパ、ママ!」」
と言って2人の子供が玄関に着くと飛びついてきた
「ただいま、ちゃんと良い子してた?」
「うん!ちゃんと良い子してた!」
静は真由美に聞くてあとは輝に子供達を任せると静はそのまま自分の父のいる書斎へと向かった
「おう、来たか」
書斎に入ると早速静は茂から現状を聞いた
「・・・なるほど、今のところ工作員などの動きは無いと・・・」
「ああ、お前のあの声明が思ったより大きな効果をもたらしたようだ」
と言って茂は各国の諜報機関が今の所動いていないことを静のおかげだと言った
「まあ、これは大高総理から聞いたことなんだか。ドイツから打診があった」
「打診?」
技術大国であるドイツからの打診に少し興味が湧いた
「ドイツからは技術を提供する代わりに日本とドイツを結ぶ定期航空便を作れないかと言う打診があったようだ」
「それで総理はなんと」
ドイツからの打診に静は返答はしたのかと聞いた
「いや、まだ検討中だ、なんせ航空機は今上天皇の持っている権利だからな」
と言って上を向いたそう、研究所は皇族の所有となっており技術を提供しようならまず、今上天皇の許可が必要となる。
「しかし今上天皇は渋るだろうな」
と言って今上天皇の性格を思い出していた
「たしか、慎重な性格でしたよね」
「ああ、ちゃんとした情報管理を保証しない限り・・・」
と言おうとした時書斎のドアが開き真由美が
「ママ、お爺ちゃん。おばあちゃんがご飯だって」
「おお、分かった」
「行きましょうか」
と言ってそのまま夕食となった
「ねえママ、水族館行きたい!」
夕食をとっている途中真由美が水族館に行きたいと言ったので週末に久々に家族で水族館へ行く事となった
その頃硫黄島要塞では・・・
「司令〜まさかこの書類仕事を私に押し付けるために休暇を取ったんですか〜」
と言って香織が書類の山に悲鳴をあげていた
週末になり、水族館へ行く準備が整うと静達は水族館に向かった行った
「付けれられてるわね・・・」
「ああ,そうみたいだな」
と言ってバックミラーから後ろにいるボートを見ていた
「おそらく北中国ね・・・」
と言って和樹達に「何かにしっかりつかまって」と言うとボートは速度を上げていった。付けている北中国の船も静が速度を上げるのに気づくと同じように速度を上げ追跡を開始した
「しっかりつかまってなよ、よく揺れるよ!」
「「うわぁ〜〜〜〜!」」
と言って水路を90度曲がって隣の水路に行くと、ついてきた船は曲がりきれずそのままフロートの角に突っ込んで事故を起こし、そのまま警察のお縄になった
船を撒いた静達は水路を進んでいると
「わー、すごかった」
「凄い揺れたね、お兄ちゃん」
と言ってさっきの感想を言っていた
「よし,じゃあこのまま水族館に行こうか」
「「わーい」」
と言ってそのまま水族館に行く水路を通って一行は水族館に着いた
「あっ、イルカだ!」
「他にもいっぱい魚がいるねお兄ちゃん」
と言って真由美と和樹は水槽の中にいる魚達をを見ていた
「今、熊谷さんにお願いをしてきた『喜んで護衛を行う!』と言っていたぞ」
と言って輝が熊谷に電話をして帰ってきた
「あの基地の人なら特選隊が飛んで来そうね・・・」
と言って基地に行った時に全員が2人に色々と甘えてた様子を思い出して静は内心呆れていた
『奥多摩の基地の人たちもうちの子供達に甘いんだから・・・』
と言って和樹達と一緒に水槽を見ていた
水槽を見た後イルカショーを見るために会場に向かっているといくつかの視線を感じた、しかしそれはこっちを敵視するものでは無かった
『早いわね、もう特選隊がつくなんて』
と思って和樹達に少し飲み物を買ってくると言ってその場を去った
「特選隊の人ですか?」
と言って後ろから声をかけると、少し驚いて
「やはり、静さんには敵いませんな・・・」
と言って頭を掻いて
「ええ、私は今回護衛任務をする林です」
と言って軽い敬礼をした
「・・・はぁ、では守りはお願いします」
と言って近くの売店で飲み物と昼食を買ってイルカショーの会場に戻った
「お待たせ〜」
「遅いよママ」
「もうすぐ始まるとこだったんだよ!」
と言って和樹達は遅かった静に少し顔を膨らませていた
「ごめんごめん、ちょっと並んでたからね。ホイこれ」
と言ってこの水族館名物のイルカケーキを渡した
「「わぁー!イルカケーキだ!」」
と言って和樹達はケーキを紙皿に乗せ、食べているとイルカショーが始まった
イルカショーも終わり水族館も堪能した静一家はここまで乗ってきたクルーズ船にのりそのまま帰路に着いた、そしてそのまま実家の書斎に行き水族館に向かう途中尾行を受けたことを話した
「報告はこっちでも聞いている、熊谷くんからだ・・・」
と言って報告書を静に渡した
「やっぱり北中国でしたか・・・」
と言って先ほど尾行していたクルーザーが北中国の諜報機関のものである事を知った
「熊谷くん達の特選隊が水族館に来る途中で何人か怪しい人物を拘束したらしい、まああの人達は轟轟したらしいけどな」
「全くあの人たちもあの子達に甘いんですから・・・」
と言っていると
「あら、水族館から帰って来たの?」
「お母さん・・・」
と言って書斎に和樹達の祖母であり静の母である真澄が入って来た
「あらあら、熊谷さんも良くやっているわね・・・」
と言って報告書を読んでいた
「成程・・・こっちから探ってみるから何かあったら報告するわね」
と言って書斎の本棚の本を引いて中にあるドアに入って行った
「・・・真澄がつてを使って動いてくれる見たいだから、あとはゆっくりと孫達と過ごしてくれ。」
と言って言葉の"本当"の意味を理解した静はそのまま書斎を出て行った
「・・・これからまた、一波乱きそうね・・・」
と言って和樹達のいる居間に向かった
今回出てきた静の母 雷樹 真澄は昔、現職の総理大臣の大高 忠教の父親の大高弥三郎が立案した情報省で工作員の訓練教官をしておりその功績が認められ、彼女の下で訓練をすると腕のいい諜報員になれると有名になり、各国の諜報員の訓練場に赴き教鞭をとった影響で、各国の諜報機関に非公式で独自のネットワークを敷けるほどの影響を持ってしまった
と言う設定・・・
静の士官学校時代は必要か否か
-
読みたい!!
-
要らない