ハイスクール・フリート 菊の艦隊   作:Aa_おにぎり

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密封指示書2

いきなり泣きつかれた納沙はなぜ晴風クラスが解散になると言う話になっているのかを聞いた

 

「だって見たぞな、間宮の艦長が伊良子さん達をスカウトしてたぞな!」

 

「それにマロンちゃん達もヘッドハントされたって聞いたし」

 

「きっと航海長も比叡あたりから引っこ抜かれるぞな!」

 

と言って航海科のメンバーが理由を言っていた

 

「ちょっと待ってください!それってどういうことですか!」

 

と納沙が言うと鈴達が詳しくいった

 

「・・・なるほど、海軍にヘッドハントされた時に編入があるため、みんながバラバラになる可能性があると・・・」

 

詳しい状況を聞いた納沙は情報の整理をした

 

「嫌だ!みんなと離れたくないよ!!」

 

と、鈴が言って

 

「そうだ!静さんなら何か知っているかも!」

 

と言って勝田が静に会おうとするが

 

「だめですよ、静さんはまさに海軍の人なんですから、聞いても教えてくれませんよ・・・」

 

と言って納沙がその行動は無駄であることを告げた、晴風がないことに加え、頻繁に静が学校で目撃されていることが徐々に不安感を募らせた

 

「という事はこれは実質の転学書という事ですか・・・」

 

と言って封筒を光に当て中に入っている紙を見ていた、そんな暗い気持ちで寮に戻ると先に来ていたミーナが任侠映画鑑賞をしていた

 

「おう、遅かったから先に見ておったぞ・・・」

 

と言ってすたたびテレビ画面に視線を戻した

 

「ミーちゃん・・・」

 

と言うと納沙はミーナの隣に座り泣きながら

 

「うちのクラス・・・解体になるかもしれないです・・・」

 

と言ってミーナの服の袖を掴みながら言った、するとミーナから

 

「そうか・・・じゃあ、もしそうなったらわしの学校に留学せんか・・・」

 

「え?」

 

突然の提案に納沙は少し唖然としてしまった

 

 

 

 

 

その頃、校長室では真雪と静が対面に座っていた

 

「そう、予定通り取り付けが完了しそうなのね・・・」

 

「ええ、もうすぐ準備ができるわ・・・

 

と言って静が目を落とした先には『クラス再編成案』と書かれた書類があった

 

 

 

 

 

突然ミーナから留学を提案された納沙は

 

「ドイツに行けばミーちゃんと一緒・・・でもクラスのみんなとは・・・」

 

と言って選択を悩んでいた

 

 

 

翌日、真白にあった納沙はクラスのことについて話した

 

「あの指示書でそんなことが・・・」

 

「はい・・このままだとバラバラになるって噂が、副長は何か聞いていませんか?」

 

と言って校長の娘である真白に聞いた

 

「うーん、特に校長も静さんは何も言ってなかったからな・・すまん、私は何も知らなくて」

 

と言っていたが真白もそのことは無視できない案件であった、なぜなら自分達は乗る船がない、という事は二学期から実習ができないということになる。

 

「私も艦長に聞いてみるが、決して早まった行動は慎むように。落ち着いてクラスを纏めておいてくれ。」

 

と言って真白は図書室に向かった

 

 

 

 

 

その頃真雪と静は猿島のドックにいた

 

「ちょーかーん、取り付け作業と同期が終わったよー」

 

と言ってドックにいる沖風から葵が出てきて報告をした

 

「わかった・・晴風のレストア品も付け終わったし、あとはドックに水を入れるだけね・・・」

 

「ええ、貴方からの増援もあったおかげでかなり早く準備が出来たわ、ありがとう」

 

と言って真雪と静は沖風を見ていた

 

「・・・さてと、私はこれから用事があるから。今度は会うのは13日ね・・・」

 

と言って静は去っていった

 

 

 

静を見送った後真雪は増援に来た葵達にお礼を言った

 

「菊花艦隊の皆さん、手伝っていただき有難う御座います」

 

と言うと

 

「いえいえ、"国民を守る"のも私たちの大事な役目ですから・・・」

 

と言って乗ってきた船に機材などを乗せて帰っていった

 

 

 

 

 

その頃図書室に着いた真白は明乃にクラス解散のことを伝えた

 

「え?今そんなことになってるの?」

 

「そんなこと初めて聞いたけどなー、あっ・・でも」

 

「ん?」

 

もえかの言葉に明乃は内容を聞いた

 

「もかちゃん、何か知ってるの?」

 

「うん、間宮と明石の艦長が晴風の子を欲しがってるって言ってた気がするけど・・・」

 

「でも家族がバラバラは嫌だなー」

 

「そうだね、晴風の場合は船もないしね」

 

と言っているともえかは

 

「私も情報を集めてみるね」

 

と言ってスマホを触り始めた、明乃も

 

「私もみんなのところに行かなきゃ・・・」

 

と言うが

 

「晴風に関しては納沙さんに任せてあります、なので艦長はまず報告書の提出をして下さい」

 

「えー、じゃあシロちゃんも手伝ってよー」

 

と言って明乃は真白に止められてそのまま机に倒れた

 

「・・・仕方ないですね」

 

「わーい、ありがとう!」

 

と言って報告書をまた、、まとめ始めた

 

 

 

 

その頃諏訪公園では納沙と宇田と八木が話し合っていた

 

「クラスを取りまとめるってどうしたらいいんでしょう」

 

「まずは連絡・・・」

 

「でもそれじゃあ何か足りないですよね」

 

と言っていると納沙の視線の先に三笠の装甲板が映った

 

「はっ!東郷ターン、東郷ターンですよ!」

 

「「東郷ターン?」」

 

東郷ターンと言う初めて聞いた単語に宇田達は早速意味を調べた

 

東郷ターン

日露戦争最大の海戦、日本海海戦において東郷平八郎貴下の日本艦隊がロシア艦隊に丁字戦法を取る際に全艦に取り舵を指示しロシア艦隊に横腹を見せるような行動をとった

この時の行動を司令官であった東郷平八郎の名を取って東郷ターンと言った

 

東郷ターンの内容を読み終わった宇田達は納沙の一人芝居にジト目を向けた

 

「みんなで一つになればどんな困難でも立ち向かえます!そのために署名を集めましょう」

 

「なんで署名?」

 

「署名だと一致団結には最適じゃないですか?」

 

「なるほど・・・横須賀の人に呼びかけて署名を集める・・いいかもしれない!」

 

「でも大丈夫なの?」

 

納沙の意見に宇田は心配したが八木は乗り気だった

 

 

早速3人は水雷科と砲雷科のメンバーがいたボーリング場に向かうとやっぱりそこには昨日と同じメンバーがいた

 

「すいませーん、ちょっといいですか」

 

と言って納沙がクリップボードを持って署名を迫った、クラス解体に反対だった一同はサインをした




すごい微妙な感じだけどここで切ります

静の士官学校時代は必要か否か

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