ハイスクール・フリート 菊の艦隊   作:Aa_おにぎり

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密封指示書開封

料亭での話も終わりに近づいてきた頃

 

「沖風につける対空電探は旧式の物なので盗まれてもいいようにはなっていますが万が一のことも含め”自爆装置”も付けてあります」

 

静の報告に茂と大高は驚いた

 

「それは・・・生徒に危害は及ばないのか?」

 

と茂は安全性を聞いたが

 

「大丈夫ですよ、自爆装置と言っても対空電探の中身をテルミットで焼くだけです」

 

と言って茂たちはホッとしていた、流石に学生艦を沈めるような事はしないと言ったからだ

 

「ですが、電探の情報を聞いた国は沖風を狙うでしょうな・・・」

 

「一体どうしようものか・・・」

 

などと言っているとついに時間となり静たちはそれぞれ帰路に着いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、車を運転していた茂はバックミラーを見て

 

「付けられてるな・・・」

 

「そのようですね・・」

 

と言って静は座席の下から新型の20式自動小銃を取り出した

 

「タイヤを狙います・・」

 

「おう、頼んだ。後処置は任せとけ」

 

と言うと天井を開けた、天井から自動小銃を撃ちまくった

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダダァン!

 

一旦撃ち終わると其処には窓ガラスにヒビがあるがまだ動いている車がいた

 

「やっぱり改造していたか」

 

と言うと次に20式噴進弾を取り出し撃とうとした

 

「おいおい、気をつけろよ、あまり騒ぎを大きくするなよ」

 

と言うと静は

 

「分かってるって」

 

と言ってバズーカを発射した

 

バシュ!ヒュぅぅぅぅぅぅぅドーン!

 

と言うと追ってきた車は木っ端微塵に吹き飛んだ

 

「やったー!」

 

「派手にやり過ぎだ、明日ニュースになっても知らんぞ」

 

と言って自宅に着いた、次の日事故車が爆発したとして大きな報道となった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日横須賀駅前で駿河たちは署名活動をしていたが

 

「署名全然集まらないよー!」

 

と言って駿河が署名の数がいまいちである事を言った

 

「日焼けしちゃうよー!」

 

と言って内田が言っていると

 

「それならいい方法があるよ!」

 

と言って報告書まとめが終わった明乃がまずチラシを配りそして公園の使用許可を出して人を集めて署名をして貰おうと言った、その頃西崎達は商店街で積み将棋をしていた

 

「絶対話しかけないでよ!」

 

と言ってゆっくりと動かしていたが

 

カタッ!

 

「ああ〜!やっちゃった!」

 

と言って今度は立石の番になるが立石はなんと駒一つで駒全体を動かしており、この光景に西崎は心底驚いた

 

「嘘でしょ!」

 

「うぃ!」

 

と言って立石はドヤ顔をしていた、散々負けたがこれで勝ったと言ったような顔で西崎を見ていた

 

「あ!ここに居ましたか」

 

と言って二人を見つけた納沙が呼びかけを行った、その頃三笠公園では主計科と機関科のメンバーが屋台の設営をおこなっていた

 

 

屋台の設営が終わると公園内にはいろいろな屋台が出ていたカレー屋、射的屋、輪投げ屋などなど、テアやミーナも真白と一緒に駅前で広告を配っていた影響か、多くの人が来て署名をしてくれた

 

 

 

夕方になり黒木やマロンが打ち上げ花火をしていた

 

「ちょっと!花火なんて打ち上げてもいいんすか!」

 

と青木が聞くが、黒木達はちゃんと手続きをしているとの事で大丈夫だと言った

 

 

 

 

しばらくして署名も集まり、打上げをしていると真白が

 

「そういえばどうしてこんな噂が流れたんだ?」

 

と聞くと

 

「みかんちゃんが間宮の艦長にスカウトされてたぞな!」

 

「断ったけどねー」

 

「マロンちゃんも明石艦長にスカウトされたけど」

 

「それも断ったんでい!」

 

「「え!?」」

 

「万理小路さんも誤解だったし・・・」

 

「あれ?ひょっとして・・・」

 

「話広げたのって」

 

「え?私達?」

 

と言って機関科のメンバーを全員が見て真白は睨んでいた

 

「「ごめんなさい・・・」」

 

色々と混乱はあったが目的の署名は大量に集まった為そのまま要望書を持って職員室まで持って行った。密封指示書開封まであと14時間となった

 

 

 

 

 

 

 

次の日晴風メンバーは中庭に集められていた、いよいよ密封指示書開封時間となり

 

「時間です・・・密封指示書開封せよ」

 

と言って運命の開封時間となります一斉に封筒を開けて中身を見ると

 

「え?」

 

そこにはこう書かれていた

 

『晴風クラスの編入に関する通知

 

標記の要項に横須賀女子海洋学校ならびに日本国海軍関係者の審議を踏まえ、晴風クラスは6月13日より貴殿には横須賀女子海洋学校所属の陽炎型航洋直接敎育艦Yー469に異動を通知します』

 

と其処には書かれていた

 

「46・・・・9」と言って明乃は新しくなる艦の番号を言った

 

「岬艦長・・・」

 

と真雪から言われ明乃は顔を上げた

 

「あなた方の団結力と行動力を見せてもらいました、職員の中にはクラスを分けるべき、と言う案もあったけど一緒にしておいて良かったわね」

 

と言って同じクラスのままだと言ってクラスメイトは全員喜んでいた

 

 

 

 

移動してドックに着くと其処には一隻の陽炎型駆逐艦がいた

 

「これが新しい船・・・」

 

と言ってドックにいた沖風を見ていた、すると八木が

 

「ねえ、何あれ」

 

と言ってマストについている金網に棒ををつけたような不思議な機械があった、すると後ろから

 

「あれは対空電探だよ、試験的に載せたんだ」

 

と言って聞いたことある声を聞き後ろを向くと其処には静がいた

 

「「静さん!」」

 

「よ、どうだい?新しい艦は」

 

と言って沖風を見ていた

 

「はい、とても嬉しいです。またみんなと一緒に過ごすことができるようになって・・・」

 

と言って嬉しいと言った

 

「そうかい、それじゃあ“新しい晴風“と一緒に初航海をしてきな」

 

「はい!」

 

と言って明乃は出港準備を始めた

 

 

 

 

「出航用意、錨を上げー」

 

と言うと錨が上がり万里小路が前よりも上手くなったラッパを吹いていた

 

「両舷前進微速、赤黒なし進路150度」

 

と言うと晴風は猿島フロートから出港していった、出港していく晴風の横ではもえか達が真雪から注意を受けていた

 

 

 

 

 

 

晴風IIを見送った静と真雪達教員は

 

「・・・さてと今日はめでたい日だ、何か奢るよ」

 

「宜しいのですか?」

 

「じゃあ空いている会議室でも使いますか」

 

「嗚呼、今から何頼むか・・・」

 

と言ってスマホのフードデリバリーサービスアプリを開いて全員の注文を聞いた




20式小型噴進弾のイメージはM20バズーカです

静の士官学校時代は必要か否か

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