ある日武御雷の食堂で香織が銃の手入れをしていた
「おや?艦長、何してんの?」
其処にみかとしおりがやってきて今やっていることを聞いてきた
「ああ、これ?これねぇ私の愛銃」
「へえ自分の銃か・・・」
と言うと其処に
「へえ愛銃か・・・懐かしいなぁ」
と言って静がやってきた
「「司令!」」
と言って座っていた3人が立ったが
「ああ、いいよいいよ座ってもらって」
と言っていつも通り3人を座らせた
「懐かしいね、スーは元気にしてっかなー」
「今は新聞社にいるって聞きましたけどね」
「ねえ、スーって誰?」
と言ってしおりが話に出てきたスーという人を聞いた
「スー?あ!そうか。その話はしていなかったね」
と言って昔話をし始めた
とあるスイスとオーストリアの国境線近くの山道の道端でとある車が止まっていた
「ったくーなんでこんな時にパンクするのよ!」
と言ってぶつぶつ言いながら香織がタイヤ交換をしていた
「まぁ、仕方ないんじゃない?これの旅の面白いところだし」
と言って車の上で静がそらを眺めながら言っていた
「クッソ〜、さっきのじゃんけんで勝てとけばよかった」
と言ってタイヤを変えていた
「平和だね〜」
と静が言っていると近くを車がものすごい勢いで走って行った
「何だ?」
と香織がいうと、すぐ横をさっき通り過ぎた車より大きな車が走り去って行った
「何だったんだ?」
と香織がいうと
「追うわよ!」
と言って勢いよくボンネットを閉めて車の中の赤いスイッチを押すと後ろのトランクから車に繋がれた二本のガスボンベが現れた途端、大きなエンジン音が鳴り始め香織がタイヤを固定して車に乗り込むと静がアクセルを踏みロケットスタートのような加速をし、先程通り過ぎた2台の車を追いかけた
追いかけた車の後ろに着くと
「どっちにつく?」
「前の車!」
「了解!」
と言って香織が車の上から愛銃のS&W M500を取り出し後ろの車を狙った
「タイヤ!」
と静が言うと香織はタイヤを撃ったが改造されていたのかパンクした様子もなかった
「何ですって!マグナムが・・・」
「やっぱり改造車か・・・香織!先回りするよ!」
「OK!」
と言ってちょうど前の2台は遠回りする道を走ってくれたので静の車は近道をする為に脇道に逸れた
「香織、出たら宜しく!」
「あいよ、今度はただの弾じゃないよ!」
と言って香織はリボルバーの銃の弾丸を特別仕様の榴弾に変えていた
そして脇道から出るとちょうど2台の車の間に出た
「よし来たー!」
「・・・・」
バァン!
音を立てて放たれた弾丸はそのまま車のタイヤに当たり車はスピンしながら崖にぶつかり爆発をした
静は追われていた車をそのまま近くの路肩に停めさせて事情を聞いた
「さてと・・とりあえず無事でよかったどっかの国の"諜報員"さん」
「え!?」
静の言葉に香織は驚いた
「しずちゃん如何して?」
と言った理由を聞くと
「追っていた車には"ペンガルの海賊"の刺青がしてあった、それにペンガルの海賊は基本的に女子は雇わない、という事は何かしらの情報を奪ったのがバレて追いかけられた、ってところじゃない?」
それを聞いた女性は
「流石は欧州の英雄、よく分かってるわね・・・ええ、そうよ私は中華民国情報部所属のスー・チーよ、よろしく」
と言ってスーは手を差し出してきた
「ええ、こちらこそ」
と言って静は手を握った、そしてスーは静に紙を渡した
「これは?」
と内容を聞くと
「ペンガルの海賊の購買記録、本国からの許可は出ている。貴方なら何かに役立つでしょ?」
と言って顔に笑みを浮かべていた
「・・・ふう、とりあえずこれは有効活用させて貰うわ、ありがとう」
と言ってこの後、スーとは仲良くなりこの後欧州の作戦時では必ずスーから情報があった
「って事があったのよ」
「「ヘェ〜」」
と言い終わるとついでに食事や準備をしていた田嶋も話を聞いていた
「じゃあそのスーさんは今も諜報員をしているんですか?」
と聞いたが静は
「いいや、今は退職して中華日報のCEOをやってるよ」
「「え!?」」
と言ってみか達は一回にスマホで中華日報のサイトを開いた
「ヘェ〜この人がスーさんか・・・」
と言ってサイトに載っていたスーの顔を見ていた
「まあ。今も情報をくれたりするんだけどね」
「「ヘェ〜」」
と言っているうちに夕食の時間となり香織も銃の手入れが終わり、そのまま名物の激辛カレーと食べて静以外は火を噴きながら食べていた
ちなみに静の愛銃はコルトガバメントです
静の士官学校時代は必要か否か
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読みたい!!
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要らない