新しく自分たちの艦となった晴風IIに乗艦した明乃達はしばらくして航行が安定してくると必要最低人数を残して教室に向かった
「「わぁ〜!」」
と言ってまず教室に入って目に飛び込んだのは教卓の前に置かれていた大量のぬいぐるみだった
「すごーい、これ全部私たちの形をしているよ」
と言って明乃がぬいぐるみを持つと其処には手紙が入っていた、其処には
『晴風クラスに
今回は新しい艦の就役おめでとう、それに合わせて私からささやかなプレゼントです。
大石 静より』
と書かれていた
「え!これ全部静さんが作ったんすか!」
と言って青木が驚いていた、こんな短期間でこんなに大量のぬいぐるみを作るのは大変だと言うのを知っているから苦労して作ったんだろうと青木は思った
「これはありがたい、大切に使わせてもらおう」
と言って真白が自分の形をしたぬいぐるみを取ると真白のぬいぐるみの手に何か別の手紙がくっついていた、其処には
『真白ちゃんへ
格闘技の件だけどまた今度教えてあげるね、それで真冬のセクハラを撃退できるくらいになっているからまた一緒にやりましょうね。
大石 静より』
と書かれていた
『静さん・・・』
と手紙を読んだ真白は心の中で静に感謝していた。なんせお気に入りのブルースがボロボロになってしまい丁度悲しんでいた所に、自分に似たぬいぐるみをくれたこと、格闘技の先生として教えてくれたことに感謝していた
その頃とある会議室では
「いやー、取り敢えず晴風Ⅱの就航に乾杯!」
「「乾杯」」
と言ってささやかな宴会が行われていた
「取り敢えず無事就役できてよかった」
「ええ、そうね主砲に関してもシュペーが渡してくれたし」
と言って飛び入り参加したテア達が
「いえいえ、我々は晴風に大きな借りがありますから」
と言って砲塔を渡した理由を言った
「それに、ついでに載せたこいつもうまく機能しているしね」
と言って静は手に持っていたタブレットを見せた
「これは何ですか?」
とテアが聞くと
「これは試験的に晴風Ⅱに付けている新しい電探だよ」
「「ヘェ〜」」
と言って新しく載せている対空電探を少しぼかした言い方で言った
しばらくして宴会も終わりそれぞれ別れて帰ろうとした時、茂からの電話があった
「どうしたの、お父さん?」
と聞くと
「すまない今から家に来てもらって良いか?お前に客人が来ているぞ」
と言って家に客人が来ていると聞いて後片付けをさっさと済ませて乗ってきた改造スキッパーに乗って急いで自宅へと向かった
自宅に着くと早速真澄によってそのまま書斎に向かった、書斎に着くと茂ともう1人スーツを着た男性がいた。その男性は静を見ると
「お久しぶりでございます静殿」
「ええ、お久しぶりね・・・スーから何かもらったの?」
と聞いて男のやってきた意味を大体把握した
「はい、会長よりこちらを渡すよう言われました」
と言って一枚の紙を出した、それを静がパラパラと捲ると男は
「では、私はこれで仕事が終わりましたのでここで失礼させていただきます」
と言って帰っていった
男が帰った後しっかりと紙を見た静は驚いた様子で茂に紙を渡した
「これは一体なんだ?」
「こりゃどえらいもんよ」
と言われて茂が紙を見ると心底驚いた様子だった
「驚いた・・・まさか北中国の諜報員のメンバーリストとは・・・」
と言って北中国の情報管理能力の無さにも驚いた
「今、閣僚会議に参加している中華民国の諜報員が渡してきた情報だそうです」
と言って静が今中華民国の諜報員の情報を言った
「ふーん、そうか・・・まぁこの情報を送ったのも、もしかすると定期便を作りたいと思っているのかもしれんな」
と言って視線を落とした先には一枚の写真があった
そこには最近、南シナ海で暴れている海賊にあっている中華人民共和国の諜報員が写っていた
静の士官学校時代は必要か否か
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読みたい!!
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要らない