空港視察を終え、ブルーマーメイド支部に戻った平賀達は自分達の上司である宗谷真霜のオフィスに戻った
「「平賀・福内監察官ただいま戻りました!」」
「あら、お帰りなさい。どうだった、空の旅は?」
と言って今日の感想を聞くと
「はい!とても不思議な感覚でした!」
「自分達が鳥みたいになった気分で、雲の上を飛んでいたみたいでした!」
と少し興奮した様子で言うと真霜は少し笑いながら
「ふふっ!それは良かったわね。"静姐さん"も喜んでいると思うわ」
と言って二人に今回の報告書はもう遅いので明日でいいと言うとそのままデスクに座り、仕事を再開した。すると平賀が
「あ1そう言えば宗谷一等監察官。どうして雷樹静中将のことを”姐さん”って言うんですか?」
と言って今まで言っていた言い方に質問をすると真霜は
「ああ、そういえば言ってなかったわね・・・ちょっと別の場所に行きましょう」
と言うと真霜は二人を休憩室まで連れて行った
休憩室に着いた三人は真霜の奢りで飲み物を買い、席に座ると真霜が話し始めた
「そうね・・・まず静さんと初めて会ったのが私が6歳の頃って言ったかしら?」
「はい、確か雷樹茂軍令部総長と宗谷真雪校長が仲良しでその時に会ったと・・・」
「ええ、そうよ。静とは私が6歳の時にお母さんが茂さんに呼ばれて静さんの実家に遊びに行った時なのよ」
と言って真霜は思い出を語り始めた
〜十数年前〜
「真霜、着いたわよ」
その時私はお母さんに起こされ、車を降りると其処には大きな庭を持ちさらに絵本に出てきそうな見た目の家があった
「・・・お母さん、ここ何処?」
と言って真冬に聞くと
「あ、そういえば真霜は初めてだったわね。此処は私のお友達の家よ」
「お友達・・・?」
と言っていると大きな家から一人の優しそうな男の人が出てくると
「お!真雪くん、来たのかい」
「ええ、今丁度着いたところなんです」
「そうかいそうかい・・・ん?そちらのお嬢さんが真霜ちゃんかい?」
「ええ、長女の真霜です。ほら、この人がこの前話していた茂さんよ」
と言ってこの人が前に言っていた茂さんと言うことを思い出して女子紹介をした
「は、初めまして!む、宗谷真霜と言います!よろしくお願いします!」
と言ってすこし緊張してしまったが茂さんはすこし笑みを浮かべて
「おお、初々しくてかわいいねえ。さあ、上がりなさいな私の娘にも合わせてあげないとな」
「ええ、私も久々に静さんに会いたいわ」
と言って家に上がると廊下にいろいろなものが置かれていて私はジョロジロ見てしまった
「・・・んええ、お母さん。あれ何?」
と言って指さした先にはいろんなメダルがあった
「ああ、これかい?これはね、娘の静が剣道の大会で勝った時の物だよ」
「へぇ〜」
その時私は剣道というものがわからなかったがなんか凄いという事だけわわかったので、静さんが言ったどんな人なのかが凄い気になっていた
「さて、静は今、自室にるはずだ。呼んでくるよ」
と言って客間についた私は母と一緒に座って待っていると隣の部屋の襖が開き其処から茂さんともう一人、私よりも大きくて黄色の目に茂さんに似て少し紺色と黒の混ざったような髪色をした綺麗な女の人が入ってきた。その女の人は私たちの座っていた反対側に座った
「あら、静さん。久しぶりね」
「ええ、お久しぶりです。真雪さん3年ぶりくらいでしょうか?」
「ええ、そのくらいかしらねあの時はまだ小学生だったわよね。今いくつ?」
「この前。13になりました」
「あら、じゃあ来年は中学生?大きくなったわね」
「はい、おかげさまで」
と言って少し話をすると茂さんが
「あ、そうだ。少し私と真冬さんだけで話があるんだ、静達は何処かで遊んできなさい」
「分かりました」
「え!?」
ほとんど母のそばからあまり離れたことのなかった私は初めて会った静さんに少し緊張していました。すると静さんは私の手を繋いで
「それじゃあ、私の部屋に行こうか」
と言って私はそのまま静さんの部屋に着いていくことになりました
静さんの部屋に着くと私は思わず驚いてしまいました
「わぁ〜凄いお人形さんの数!」
と言って部屋中にあったいろんな動物のぬいぐるみを見て私は静さんの部屋のぬいぐるみをジロジロ見ていた
「静さん、これ全部買ったの?」
「静でいいよ。ううん、これは私が作ったの」
「え!?そうなの!すご〜い!」
と言っていると近くにあったイルカのぬいぐるみを取って
「よかったらこれで遊ぶ?」
と言ってそのまま私はそのイルカのぬいぐるみで遊ぶことになった
「あはははは!楽しいね静!」
「ええ、そうね。楽しいね真霜」
と言って楽しんでいると部屋のドアがノックされると奥から母と茂さんの声がして帰る時間となってしまい私が少し寂しそうにしていると
「じゃあ、これあげるよ」
と言って遊びに使っていたイルカの人形を渡してくれた
「え、いいの?」
「ええ、いいわよ。他にもまだいっぱいあるし」
「・・・じゃあありがとう!静!じゃあね!バイバイ!」
「ええ、また会おうね!」
「うん!」
と言ってその日は別れた
「・・・っていうのが初めてあった時の思い出ね」
「へえ〜、そうだったんですか」
「詳しいことは初めて聞きました」
と言って休憩室で話を聞いていた二人は驚いていた
「じゃあその時にもらった人形ってあるんですか?」
「ええ、今もうちに置いてあるわ」
と言ってさらに真霜は思い出を語り始めた
静の士官学校時代は必要か否か
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読みたい!!
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要らない