次の日、静は来賓として参加するために大礼服に着替えて朝に雷樹邸を出て会場である猿島フロートへと向かった
会場に着いた静はそのまま出迎えられ、そのまま来賓用の部屋に通されて待っていた
「では、此処でお待ちください。時間となったらお呼びいたします」
「ありがとう・・・ふう、さてと報告があったから見てみますか」
と言うと静は携帯を開いて秘匿通信に切り替え、内容を見ると其処には
『司令、近々モスボールした海賊が行動を起こす模様、注意されたし』
「海賊が行動を起こす・・・か。全く、面倒なことをしてくれる。再来月には開港式典があると言うのに」
と言って静が文句を言っていた
時は少し遡り、静が雷樹邸に着いた日。太平洋上のとある場所では横須賀女子以外に所属している大和型戦艦の艦長がそれぞれ大和の甲板に集まっていた
「お久しぶりです、わざわざここまで足を運んでもらって」
と言って大和艦長の宮里十海と副長の能村進愛が出迎えると
「気にしなくていいって〜」
「大和に乗艦する貴重な機会ですしね」
と言っている紀伊艦長の千葉沙千帆と副長の野際啓子の2人と
「そ・れ・に、招くよりも招かれる方がコストが低いもの。こちらは気楽なもんよ」
「みんなの仕事量が増えないのは助かります」
と言って信濃艦長阿部亜澄と副長の河野燕の2人。合わせて6人が甲板にて顔を合わせていた
「それにしても相変わらず呉の制服は派手だね〜着るの大変じゃない?」
「あず社長、失礼ですよ」
と言って阿部の言葉に河野が注意を入れると宮里は
「ふふっ、そうでもないですよ」
と言ってあまり大変ではないと言った
「格好いいですよね、うちの千葉さんならもっと似合うかも・・・」
はっはっはっ!私は動きやすい方がいいなぁ」
と言って野際の意見に千葉が動きやすい方がいいと答えると阿部が
「今年ももう、競闘遊戯会の季節か〜、気がつけばあっという間ね」
と言って少し年寄りのような言い方をした
「あれか?歳をとると時が経つのが早く感じるやつか?」
と千葉が感想を言うと
「同い年でしょう?」
「でも、私はそんなに早くは感じないな」
と言って阿部が反論するが
「あず社長、働きすぎで老化が進んでいるんじゃありませんか?」
「そんなに働いてないって〜」
と言って河野の意見を否定すると
「そりゃ、私だって寝ずに働けるならいいなーって思うんだけど、遅くまで起きていると専務が寝かしに来るし・・・」
と言って阿部は河野の方もチラッと見ると
「上が休まないと、下の子も休めないですから」
と言うと
「しかし、寝る気のない奴をよく寝かしつけられるな」
と言って尊敬するように河野を見ると
「ナイスクエスチョンですよ、千葉さん。私も気になります」
と言って野沢が気になるような言い方で聞くと
「うーん・・不思議といつの間にか寝ちゃっているかな」
と言って河野でも不明だと言うと
「アレですか?こう・・・首の周りをトンっ!と」
と言って能村はテレビなどでよくあるイメージを言うと千葉が
「いや〜、アレはフィクションだろ・・・あ、でもそれ出来そうな人知っているかも」
「誰なんですか?」
と野沢が聞くと
「ほら、前に言ってた前田流格闘技だよ」
「ああ〜、アレですか。確かに艦長の興味のある格闘技ですもんね」
「「前田流格闘技?」」
と言って聞いたことない格闘技の流派にに首を傾げいると千葉が詳しい話をし始めた
「前田流格闘技っていうのはある格闘技の名門なんだけど、なるべく実践を意識している格闘技で、由緒ある格闘技なんだ」
「「ヘェ〜」」
「で、その中でも前田家現当主の次男の前田啓介っていう人なんだ」
「その前田啓介さんって今何してるの?」
「さあ、今は海軍に入ってるって話だけど・・」
などと話していると阿部が
「あ、そう言えば新しい武蔵の艦長も呼べば良かったね」
「でも、横須賀の生徒は歓迎祭の準備で忙しいでしょうし、遊戯会を終え次第、親睦を深めたいですね」
「今年はどんな子が艦長なんだろう」
と言うと河野が
「あ、そう言えば宗谷家の三女か入学するって聞きましたね」
「宗谷家・・・ブルーマーメイドの名門家だな」
「三女って言うと・・・」
「現役ブルーマーメイドの宗谷真霜さんと宗谷真冬さんの妹ね」
「確かに横女の校長も宗谷じゃなかったけ?」
「まさに絵に描いたようなエリート一族だな」
と言って宗谷家の感想を言うと
「確か真霜さんも真冬さんも横女時代はどちらも武蔵の艦長を務めていましたよね」
「じゃあそうなるのかな?」
と言っていると宮里が
「あ!そういえば再来月に空港か開港するんでしたね。現地では如何なっているんですか?」
「うーん、私はあまり詳しくは知らないんだけど。空港の周りは陸軍と海軍が護衛をしているみたいで物々しいんだってさ」
「そうなんですか」
と言ってお祭り騒ぎになっているのかと思っていたが、意外な反応に宮里達は少し驚いていた
「なんせ、少し前にどっかの新聞社が空港を知りたいがために勝手に中に入って捕まったらしいからね。まあ、空港って名前がついた商品は飛ぶように売れてるらしいけどね」
「「ヘェ〜」」
「ただ海の上にあるからまだいいんだけど。よく佐世保の近くでも航空機は飛んでいるんだけどね、凄いうるさいのよ」
「うるさい?」
と言って千葉の話を聞いた
静の士官学校時代は必要か否か
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読みたい!!
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要らない