ハイスクール・フリート 菊の艦隊   作:Aa_おにぎり

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競闘遊戯会開催2

競闘遊戯会の少し前。大和に集まっていた他校の大和型の艦長たちが話している時、千葉が空港についてある話をした

 

「「うるさい?」」

 

「そう、この前航空機が上を通ったときに通り過ぎた後にすごい大きな音が鳴ったんだよ」

 

「それが航空機の音なの?」

 

「まあ、正確には航空機のエンジンの音。航空機が速いから通り過ぎた後に響くんだよね、まあみんな航空機が見れるって言ってそんなに気にしていないんだけどね」

 

「そうなんですね、意外な航空機の欠点あり。ですね」

 

「まあ、何はともあれ私としては空港の開港が待ち遠しいね」

 

「ふふっ、そうですね」

 

と言うとその後も少し会話を楽しんだ艦長達は各々自分の艦に戻り、一夜を過ごした

 

 

 

 

 

次の日、カモメが飛び合っている中、沖合には横須賀女子海洋学校に所属している学生艦の全てが停泊をしていた

 

そして呉、舞鶴、佐世保の海洋学校の学生艦全艦が停泊し、大和型からは各艦艇の艦長が内火艇を下ろしそれぞれ

 

呉代表、宮里十海と野村進愛

 

佐世保代表、千葉沙千帆と野際啓子

 

舞鶴代表、阿部亜澄と河野燕

 

の六人が内火艇に乗り込み近づいてくる、そんな様子を画面越しで見ていた真雪達教員は

 

「いよいよですね・・・」

 

と言って画面を写した先には明乃達がケーソンの前で待機をしており内火艇が近づいてくるのを待っていた。そして内火艇が近づいているのを確認すると

 

「ヨーイ・・・」

 

と言ってタイミングを見計らうかのように手を下ろすとケーソンの上に立ち、ロープを持っていた納沙や西崎達が一気に引っ張ると海中から横断幕が出てきた。其処には

 

『歓迎!呉・佐世保・舞鶴女子海洋学校の皆様 横須賀女子海洋学校一同』

 

と書かれていた

 

「「おお〜!」」

 

横断幕を見て他校の生徒達からは歓声が上がった

 

「「ようこそ、横須賀へ!」」

 

と言っていよいよ9月名物の競闘遊戯会が始まった

 

 

 

 

 

全国の海洋学校生、留学生、ブルーマーメイド隊員、一部の海軍士官の一同がオープニングセレモニーの会場の海上スタジアムに集まっていた

 

「おはようございます」

 

そんな中、校長の真雪が挨拶をした

 

「「おはようございます!」」

 

「今日は遠路はるばる集まってくれた生徒の皆さん、まずはご苦労様でした」

 

と言って真雪はここまでの苦労を労った。そんな中テントではブルーマーメイド用に用意されたテントでは真霜、真冬、平賀、福内、岸間、寒川、志度がいたが真冬は机に突っ伏しており、揺するも起きず呆れていると後ろからやってきた静の拳骨によって目を覚ましていた

 

「起きんか馬鹿者!」

 

ゴンっ!

 

「っ痛ぇ〜」

 

「すいません静さん」

 

「大丈夫、これくらいこの馬鹿者にとってはいい薬にもならんさ」

 

と言って海軍士官用に用意されたテントに戻った。その間も真雪の挨拶は続いていた

 

「みなさんは日頃、別々の学校で学んでいますが。ぜひこの機会に交流を深めてください。また明日の競闘遊戯会では、皆さんの頑張る姿を見れることを楽しみにしています。それともう一つ・・・」

 

と言うと真雪は横にある大スクリーンに目を向けるとスクリーンにある映像が映った

 

「今回海軍と共同開発し、ブルーマーメイドに新たに導入される予定の超甲巡『あずま』がドックで最終調整を行なっております。来賓の方は是非この機会にご覧ください」

 

と言ってスクリーンにあずまのプロフィールを写した。それを頭に大きなたんこぶを作った真冬が目を輝かせてみていた。あずまを見ていた静は

 

「あのあずまには対空電探がつけられていない・・・と言うことは情報漏洩を恐れて、今上天皇が売らなかったんだな」

 

と言って対空電探のない理由をおおよそ把握しそのままセレモニーは終わった

 

 

 

 

 

セレモニーの終わった生徒達は各々パンフレットに沿って街に観光に出ていった。そしてもえかも行こうとした時、後ろから

 

「その制服・・・あなたが新しい武蔵の艦長ね」

 

と言って宮里達に声をかけられた

 

「あ、ごめんなさい。私たちは大和、信濃、紀伊の艦長よ」

 

と行って自己紹介をするともえかは

 

「ようこそ、横須賀へ。先輩方からの方から有難うございます。私は・・・」

 

と言ってもえかは自己紹介をしようとした時、

 

「知名艦長!」

 

「角田さん、どうしたの?」

 

と言って角田がトラブルがあったと言ってきた。するともえかは少し申し訳なさそうな顔をしたが宮里達は

 

「言ってあげなさい。クレームはスピードが命よ!」

 

『クレーム?』

 

と言って宮里が阿部の言葉に首を傾げた

 

「こっちのことは気にするな、また後でな」

 

と言って千葉が自己紹介は後でもいいことを伝えると

 

「すみません、先輩方。また改めて伺います」

 

「ええ、楽しみにしているわ」

 

と言うともえかは早速角田について行った

 

「何か・・・ほわっとした子ね」

 

「知名と呼ばれていたな、どうやら宗谷家のものではなさそうだぞ」

 

と言って宗谷ではないことを言うと宮里が

 

「もしかして受験に失敗したんでしょうか・・・」

 

「其処まで極端ではないだろ・・・多分」

 

と言って千葉は宮里の意見を否定した




やっと劇場版のあらかたのイメージができた

静の士官学校時代は必要か否か

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