ハイスクール・フリート 菊の艦隊   作:Aa_おにぎり

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歓迎祭3

巡回の終わりにスーという外国の少女と知り合った明乃達は近くのベンチに腰をかけるとそのまま買った焼きそばを食べていた

 

「美味しいね」

 

「そうですね」

 

と言って居ると聞いたことのある声がした

 

「おや、君たちもここに居たのかい」

 

「あ、静さん」

 

「ご無沙汰しています」

 

と言って二人が軽い挨拶をすると

 

「おや、君は?」

 

と言ってスーの方を見ると

 

「あ、この子はスーちゃんって言ってさっきお友達になったんです」

 

「ほう、そうなのかい。それは良かったね、初めましてスーさん」

 

と言ってスーに挨拶をすると

 

「ハジメマシテ!シズカ」

 

「お、おう。よろしくな」

 

と言って内心静は同じあだ名を持つ友人に少し驚いたが何とか平常心を保ちながらその場を凌いだ。すると明乃が

 

「そういえば何で静さんがここに居るんですか?」

 

となぜここに静が居るのかを聞くと

 

「ああ、それは・・・ちょっと待っててな、もうすぐ来るから」

 

と言うと静は腕時計を見ながらそう言った

 

「もう直ぐ来るって何ですか?」

 

と言って真白が内容を聞こうとした時だった。突如街の方からキィィィィ!と言う甲高い音とともに先ほど飛んでいた航空機よりも遥かに大きい航空機が明乃達の上を飛んで行った

 

「な、何ですか!?あれは!」

 

と言って真白がいうと静は

 

「あれは大陸間輸送用武装旅客飛行艇『白鳳』さ・・・」

 

と言って飛んで行った航空機の名前を言うと海岸沿いにいた人たちが一斉に見たこともない航空機に驚き、写真を撮っていた

 

「スゴイ!ナニアレ」

 

「あんなに大きな物が・・・しかもさっき見た奴よりも大きいぞ!!」

 

「静さん、もしかして来るって言ってたのってアレですか?」

 

「ああ、そうだよ。ちょうど今日が試験飛行の日だったんっだ」

 

と言って明乃の言葉に静は頷いた

 

「へえ〜、スゴイ大きいですね」

 

と言って大きさに驚いて居ると静が

 

「そりゃそうさ、あれはここから欧州まで飛ぶ為に作られたんだ。あんなに大きくなる訳だよ」

 

「何で欧州まで行ける様にしたんですか?」

 

と言って真白が理由を聞くと

 

「だってアレは政府と皇族の両方が共用で使う為に作られたんだ。途中、燃料補給のためにどこかの国に着陸してそれで他国に情報を盗まれない為にも欧州まで自力で行けるように作られたんだ」

 

「「へぇ〜」」

 

すると明乃と真白の携帯が光り、そこには古庄からのメールがあった

 

「業務連絡・・・」

 

「私も・・・」

 

と言うと二人はスーと別れ、呼ばれた部屋まで向かった

 

 

 

 

 

部屋に着くと二人はソファーに座り、古庄から

 

「ごめんなさいね、歓迎祭の途中で呼び出しちゃって」

 

と言って歓迎尺の最中に呼び出した事を謝すると

 

「いえ・・・」

 

「あの・・どう言ったお話で・・・」

 

と言って真白が早速、要件を聞くと

 

「宗谷真白さん・・あなた、艦長をやる気はある?」

 

「え?」

 

「・・・」

 

古庄の言葉に二人は豆鉄砲を食らった様な顔をすると

 

「比叡の艦長が病気療養で暫く休学する事となったの」

 

と理由を言うと真白が自分艦長に推薦されたのかと聞くと

 

「比叡の艦長、副長・・並びに複数の生徒から要望があったのよ。是非あなたを艦長にと・・・」

 

「え、でも私は・・・」

 

と言って真白が少し他時白くと古庄は紙を持ち

 

「あなた、実力試験では力を発揮できなかったみたいだけど。定期考査は学内トップレベルの成績を収めている。おまけにあの1ヶ月、晴風の副長をやりきった実績もある。急な話で申し訳ないけど、なるべく早めに返事を貰えると助かります」

 

と言うと明乃は少し動揺していた

 

「シロちゃんが・・他の艦の艦長さんに・・・」

 

と行って部屋から出ようとした時、今度は明乃が呼び止められた

 

「あと、岬明乃さん。あなたはもう少し待っていて貰っていいかしら?」

 

「は、はい・・・じゃあシロちゃん、ちょっと外で待ってて」

 

「分かりました・・・」

 

と言って真白が部屋を出たのを確認すると

 

「・・・岬さん、実は貴方にも移籍出来ないかという要望があったんですよ」

 

「え!?誰からなんですか?」

 

と言って自分を要望した人物を聞くと

 

「これは静さんからの要望でね。貴方をもしよければ航空母艦の艦長として任命できないかと言うことよ・・・」

 

「航空母艦・・・?」

 

と言って聞いたことない言葉に首を傾げていると古庄が

 

「航空母艦というのはこの前の事件で航空機を載せていた艦艇の事であり、晴風の何倍も大きな艦艇です。できれば貴方の返事も早めにしてもらうと助かります。あと、このことはできれば内密にとの事です」

 

「そうですか・・・静さんが・・・」

 

と言って部屋を出て真白と合流した明乃はそのまま海岸を歩いていた

 

「・・・シロちゃ!」

 

「・・・艦長!」

 

と同じタイミングで声をかけてしまい、少し気まずくなってしまった

 

「・・どうぞ・・・」

 

「ううん・・・」

 

と言ってこのあとそうしようかと考えていると

 

「ん?スンスン」

 

「魚・・?」

 

と言って本来ありえない匂いがしたと思い、視線を向けるとそこには焚き火をして魚を焼いて居るスーの姿があった

 

「シロ!ミケ!これ一緒に食べ・・・」

 

と言ってスーは明乃達と魚を食べようとしたが明乃達は何処かから持ってきたバケツですぐさま消火を行った

 

「え?」

 

と言ってスーが困惑していると

 

「ここは焚き火禁止だ〜!!」

 

と言って真白が看板を指差して注意をするとスーは訳がわからず困惑していた

 

「スーちゃん、日本語読めなかったんだね・・・」

 

「ナンデムリ?」

 

というがとりあえず後始末を済ませると

 

「だいたい何でここに居るんだ」

 

「スー、ここでゴハン食べてネル!」

 

というと真白は驚いた表情で

 

「ホテルは取ってないのか?」

 

と聞くが

 

「ナイ!スーここで寝泊まりスル!」

 

「「え!?」」

 

と言って二人は驚くと明乃が

 

「じゃあうちらの寮で泊まるといいよ」

 

と提案するが

 

「ココガイイ!ウミガヨクミエル!」

 

と言ってあくまでもここに泊まることを譲らなかった

 

「しかし、ここで一人で寝泊まりするのは・・・」

 

と言って真白が少し心配すると

 

「じゃあ、私もここで寝るよ」

 

「え!?」

 

明乃の考えに真白は思わず驚いてしまった

 

「ホント!ヤッター!」

 

と言ってスーは嬉しそうだった。すると真白は

 

「うーん、だとすると寝具が心伴い。それに学校には外泊許可もいる」

 

と言うと明乃が

 

「あ!じゃあちょっと待ってて寝具はもしかしたら持ってきてもらえるかも。シロちゃんはその間に学校に外泊許可をもらって来てくれる?」

 

「わ、分かりました」

 

と言って真白は学校へ明乃は何処かに連絡をした




また歯切れ悪いですがここで切らさせてもらいたいと思います

静の士官学校時代は必要か否か

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