白くて、何故かウマ娘のオッスに転生してしまった俺の話 作:沼りぴょい
0走と1走で主人公の名前が変わっていたことをお詫び致します。正確には『ホワイトドンナー』です。ご迷惑をお掛けしました。本当にごめんなさい。既に間違っていた部分は修正済みです。
俺と同じクラスにはアニメで素晴らしい百合を見せてくれたキタサンブラックとサトノダイヤモンドがいた。
最初は、同じウマ娘だと思って挨拶をしたが、よくよく見たら男の子だったからすごいビックリしていた。
まぁ俺、男の子なのに髪伸ばしてるから見ようによっては女の子に見えなくもない……かもしれない。多分、きっと、メイビー。
しかし、これで俺の競走馬年代がほとんど確定したな。キタサンとサトイモと同じ年代ということで2014年~2018年位だろうか。どっちか片方とはクラシック戦線で殴り合いをしていたのだろう。していたらいいなぁ。
ちなみに、キタサンブラックで有名なのは、母父があのサクラバクシンオーということだろうか。
あのスプリンターからなしてステイヤーが!? とか思ったが、あれって実際サクラバクシンオーの方が変なんだよな。サクラバクシンオーの父親のユタカオーはどっちかというと中長距離走ってる馬だったらしいし。それを知った時はビックリした。
脱線したな。ま、同じ(?)ウマ娘(?)だから仲良くしよう! との事で小学校時代はキタサンブラックとサトノダイヤモンドと一緒に遊んでいたのだが……ここで、一つ問題が起こった。
時は順調に過ぎて小学校三年生の冬。身長も髪も順調に伸び、今日もキタとダイヤと一緒に帰ろうとしていたところ、たくさんの女子に囲まれた。
すわっ!? 集団リンチか!? とか思ったが、実際は俺にバレンタインのチョコをあげようと思って集合しただけだった。
実は俺、バレンタインのチョコを貰うのは地味に初めてだったため、普通に嬉しかったが────その全てが本命チョコという事だったので逆に戦慄を覚えた。
勿論、返事は全て丁重にお断りした。いやだって、見た目は小学三年生だけどさ、精神年齢の方は前世含めるともう三十歳近いのよ。小学生恋愛対象としてみるのは世間が許しても、俺の心の警察が許さない。チョコはキタとダイヤと三人で何とか食べ終わった。
ここで気づいた。ウマ娘は、競走馬についてのエピソードとか事細かに反映されているということを。ということは、俺は競走馬時代の頃は牝馬からモテモテだったのではないか? という仮説が1つ立った。
それならば色々と俺が女子からモテまくるのに納得出来る。いや、ぶっちゃげ納得したくないけど。
余談だが、女子全員の告白を断った次の日、男子から「いいよなぁ~お前はあんなに女子からモテてよ~」と言われた。
「あぁこら!? 俺だって好きでこんなイケメン顔に産まれたわけじゃねぇわ! 交換できるものなら今すぐお前の顔と交換したいわボケェ!!」
と、その男子に向かってキレた。
「ちょ!?」
「ドンナーくんダメです!」
俺がその男子に掴みかかろうとしたら、キタとダイヤが二人がかりで抑えてくれたが、俺ってこんなにキレやすかったっけ? とも同時に思った。
四年生になった。髪がそろそろケツまでの長さになったので、少しだけ切った4月の下旬。
「え、皐月賞を見に行きたい?」
「うん!」
「その、ドンナー君とも一緒に行きたくて……ダメですか?」
キタとダイヤからそう言われた。
皐月賞。4月の中旬に行われる、クラシック級のウマ娘が挑む最初のG1レース。
距離2000m。中山レース場で行われるクラシック三冠の一つで、『最も早いウマ娘が勝つ』と言われている。
…………ん、待てよ?
最近はこの世界に馴染みすぎて忘れていたが、この時期って無敗でトウカイテイオーが皐月賞に挑む時期じゃない?
アニメ版で逆算して考えるとちょうどこの時期であるのが確かだろう。俺もウマ娘2期は好きだったから普通に見に行きたい。
「よし、じゃあ行くか。皐月賞見に」
「「!!」」
俺がそう言うと、二人の尻尾が嬉しそうに揺れた。
「あ、そうだ」
「?」
「どうしました?」
「アーモンドアイも連れてっていいか?」
「は?」
「誰ですか、その女」
え、何その反応…………。
競走馬:ホワイトドンナー
父:ス————―
母:ホワイトインラブ(架)
母父:メジロマックイーン
主な勝鞍:16'日本ダービー(G1) 16’有馬記念(G1)
・エピソード
競走馬時代は牝馬から非常に好かれており、調教以外の時は常に囲まれていた。しかし、その中でも特にベッタリだったのがアーモンドアイである。よく並走をしていた。
幼名はハク坊
架空馬設定考えるの楽しすぎて二話投稿しちゃった……忙しいのはホントなの。ただ、こっち優先しちゃって……