死 ぬ が よ い (1000冊分の読書感想文)
でも作者は実は、
世間が言うほど読書感想文いやだと思ったことないんですよね。
取り合えず本読んで、
テーマを抽出して、
それについて適当に屁理屈こね回してたら、
いつの間にか原稿用紙は埋まってた印象があるんですよね。
…真の敵は、やっぱり夏休み特有の謎ドリル。
どこからともなく現れる、夏休みのためだけに作られた処刑器具。
…あれなくすだけでも、
かなりの森林資源の節約になると思うんですが、
そのあたり誰か〇境省に申し立ててくれませんかね?(白目)
「それじゃあ次はボクの番だね!よろしくマーベラス!!」
「マーベラス☆」
次にアタシが頼ったのはテイオー!そしてその理由は一番シンプル!!
つまり…
「やっぱりウマ娘なら強くないとね!
たくさんレースを走って、たくさん勝つ!!
シンプルだけど、これがやっぱりウマ娘が目立つためには一番効果的だよ!」
そう言いながら、テイオーはグラウンドをぐるっと一周駆け抜けてから、アタシの元に戻ってくる。
そして、それを見ていたマーベラスは思う
(やっぱりテイオーちゃんもすごい!)
軽く流しただけとは言え、
テイオーちゃんはこの程度では呼吸ひとつ乱さない。
独自の歩法であるテイオーステップも健在だし、そのフォームには何より一切の乱れが存在しない。
見ているだけで分かる、力強くも美しい熟練の走りだ。
流石は幻の三冠ウマ娘!
そんなテイオーの様子を見ていると、タオルで汗をふいたテイオーはアタシの方に近づいてきて言う
「だから、ボクとすることはとってもシンプル!
走って走ってトレーニング!
やっぱりウマ娘は走らなきゃね!!」
そう言いつつアタシに伸ばしてきたテイオーの手を、アタシは取る
「うん!よろしくね、テイオー!!」
そうしてアタシとテイオーの特訓は始まる。
そう、確かにテイオーの言う通りだ。
個性は大事だけど、まずはウマ娘としてやらなきゃいけないことをしなきゃいけない。
何事も基本を疎かにしちゃダメなんだ。
それに、強いということはそれだけで個性になる。
シンボリルドルフ会長や、マルゼンスキーさんなんかがその良い例だろう。
それなら、テイオーちゃんの言うことも間違ってはない。
走って走って、たくさんレースに出て、たくさん勝つ。
むしろこれこそが、ウマ娘が目立つための一番の王道だとも言えるんだ!
「どうしたのマーベラス!まだ行けるでしょ!?」
「マーベラス☆マーベラス★」
だからアタシはテイオーと一緒に走る。
雨の日も風の日も、一緒に走り続ける。
たくさんレースに勝ったその先に、アタシは最強のウマ娘として天下にその名を刻み付けるんだ!!
そして…
「5枠6番マーベラスサンデー選手、今日の一番人気です」
「引き締まった体をしていますね。少しの間に見違えるように成長したようです。
今日のレースでもそれを存分に発揮して欲しいですね」
とあるレースのゲートの中で、アタシは実況と解説の声を聴きながら微笑む。
(ふっふっふ…)
そう、アタシはあれからテイオーと血の滲むような壮絶な特訓をし、パワーアップしていた。
トモには以前よりもしなやかかつ、強靭な筋肉がつき、体の調子も絶好調。
精神的にもやる気が満ちていて、前よりも体に力が漲るのを感じる。
これなら誰にも負けない!
アタシは自身の最強をもってして、
自身の存在感を醸し出して見せる!
そう思っていたんだけど…
「続いて4枠8番トウカイテイオー選手、2番人気です」
「1番人気こそ譲りましたが、彼女もまた絶好調のようですね。
発する威圧感で空間が歪んでいます。
他のウマ娘達が怯えないと良いのですが…」
「いや、なんでいるのテイオー!!」
しかも、これ本編2部の魔王モードじゃん!
本当にテイオーの周りの空間がプレッシャーだけで歪んでるし、周りのウマ娘達も顔を真っ青にして本気で怯えてるよ!
ネイチャ達よくこれを受けて平気だったな…とちょっと思いつつもアタシが突っ込むと、隣のゲートのテイオーはニッコリ笑顔でこっちの方を向く。
でも、笑ってこそいるものの、その目の奥では明らかにヤバい感じの情念が暗く燃え盛っていて…
「…そりゃ、君が強くなったからに決まってるじゃない。マーベラス。
ボクはサイキョームテキノのテイオーさまなんだよ?だったらそれを証明するために、誰よりも強くなるために、常に強敵と戦い続けるのは当然のことでしょ?」
だからさ…
ゲートの開く寸前にテイオーは、
花の咲くような笑顔と共に、
血も凍るような重圧をまとって言う
ボ ク ヲ タ ノ シ マ セ テ ヨ
それは、まるで死神の微笑みのようだったから…
「あっ、6番マーベラスサンデー選手が先頭に飛び出しました!そしてその後をトウカイテイオー選手が追っていきます!」
「他のウマ娘達が全員出遅れちゃいましたからね。
必然的に今日のレースはこの二人が作っていくことになるでしょうね」
「そうですね、ここからのレース展開が楽しみですね!
…ところで、先頭のマーベラスサンデー選手ですが、やけにペースが早い上に、なんか涙目じゃないですか?」
「そうですね…対するテイオー選手は満面の笑みですし…二人は何かあったんですかね?」
そんな実況と解説の声なんて全部シャットアウトして、アタシは逃げる。とにかく逃げる。
何故なら…
(追い付かれたら殺される!!)
別にレースは殺しあいでもなんでもないし、追い付かれたからなんということでもない。
でも感じる。本能で感じる。これはヤバい。本当に追い付かれたら死ぬ。だから…
「助けてぇぇぇっっっ!!」
「おっとマーベラスサンデー選手これは早い!
まるで宝塚記念でのメジロパーマー選手のごとき、素晴らしい大逃げだ!」
「これは、これからが楽しみな走りですね」
死ぬ気で逃げる!
後先考えずにとにかく逃げる!
そんなアタシの後ろから
「 マ ッ テ ヨ マ ー ベ ラ ス 」
「ひぃぃぃぃぃっっっ!!」
なんか後ろに大鎌を持った死神の姿がはっきりと見えるテイオーが、猛然と追いすがってくる。
だから逃げる!本気で逃げる!
多分生涯でこれ以上の逃げは出来ないだろうというスピードで逃げる!
その結果…
「いや~惜しかったな~、もうちょっとで追い付けそうだったんだけどな~」
そう言いながら、結局今日のレースを逃げきったアタシにテイオーは近づいてくる。
その様子はいつものテイオーと変わらないものだったけど…
「それで、どうだった?
ウマ娘として存在感は上がったでしょ?」
だからこそ…
「…うん、確かにテイオーが言ってたことは正しかったよ。
…だけどね」
アタシはひきつった笑みでテイオーを見ていった。
「…悪いけど、もうテイオーと一緒には走りたくないな…」
…結局、ウマ娘として強くはなれたけど、
テイオーのせいで、アタシは余計なトラウマを刻まれたのだった。
マーベラス存在感アップ計画
トウカイテイオー編
失敗
ま た お 前 か
これも広義の意味ではしっとりテイオーなんですかね?(困惑)
でも初期星3キャラの中でも、
一番最後までうちに来なかったこの子を小説に書くことになるなんて、
本当に人生分からないものです。
半年くらいすり抜け続けましたからね…
…花嫁マヤちゃんですか?
ピックアップと共に、祈祷力で祈り落としました(20連)
???「当然正位置ィッ!!」