記念すべき1話は、霊夢とリオです。
2017年11月26日 大規模編集
番外編1話 霊夢の気持ち
朝の日差しが、リオの寝室に差し込んでいる。
リオは、いつもの時間通り目を覚ました。……が暗い。いつもなら日差しが直撃して、眩しい思いをしつつ目を覚ますのが日課だった。しかも暖かい。それになんだか良い香りがする。そして何か柔らかいものを掴んでいた。
疑問に思いつつ、もう少し手に力を入れると……
「ぁん、リオぉ……。いきなりお尻を揉んじゃ……らめぇ……」
凄く色っぽい声が聞こえてきた。その声にリオは完全に覚醒する。
思わず飛び起きると、そこには、緑髪でボブカットの女が全裸で寝ていた!そしてリオは知っている。この女は誰なのか。
「なんでレイアが人間になってるんだぁぁぁぁ!?」
人里に、リオの叫び声が響いた。
~慧音の寺子屋~
「それで、私たちに相談しに来たと?」
「あぁ。慧音だけじゃなく霊夢も居たのは都合が良かった」
レイアを起こし、服を着せてご飯を食べた後、リオは寺子屋に来た。人里のなかでもリーダー的存在の慧音に相談するためである。
中に入ると、霊夢も居た。なんでも妖怪退治をしていたらしく、そのお礼を慧音から受け取っていたという。
「何で自分の剣が人間になったか、か……」
「ジ~~~~~~……」
「あうぅ……」
慧音は不思議そうにレイアをみて考え込み、霊夢は不機嫌そうに見つめる。レイアは霊夢の視線に耐え切れず、縮こまってしまった。
「恐らく、剣に妖力が溜まって妖怪化したのだろう。彼女は剣から妖怪になったのだ。見た目は人間だがな」
「そうか。……恩に着る。行くぞ、レイア」
「うん」
リオがレイアを連れて行こうとしたとき・・・霊夢が大声で呼び止めた。
「ちょっと待ちなさい!」
「うん?どうした?」
「博麗神社に寄って行きなさい。レイアと話したいことがあるから」
「……私?」
~博麗神社~
博麗神社の奥にある居間。そこで霊夢とレイアは向かい合っていた。霊夢はお茶を一口飲むと、レイアに尋ねた。
「……あんたは」
「?」
「あんたは、リオの事を愛しているの?」
「当たり前だよ。私はリオの事が好き。強い眼差しと、雄々しく空を飛ぶ姿……。私はそこに惹かれたの」
「もしも……もしも、私もリオのことが好きって言ったら?」
霊夢は少しばかり諦めていた。彼にはレイアが居る。自分が「貴方の事が好き」って言ったら、逆に迷惑になるのではないかと思っていたのだ。
しかし、レイアの答えは予想外のものだった。
「私は良いと思うなぁ」
「え?」
「だって、霊夢がリオの事が好きなのは、彼の良い所を見つけたか・・・私の知らない良い所を知ってるってことでしょ? 私は、リオが好きな仲間が出来て嬉しいな♪」
まさか、肯定されるとは思わなかった。霊夢は無意識に、自分の事を明かす。
「……私は、孤独だったの」
「?」
「
紫は結界の管理だけでなく、暴れまわる妖怪の始末などで忙しかった。だから霊夢に構う事も少なかったのだ。
「段々と私は弾幕ごっこなどに慣れて、様々な異変を解決した。でもあの時……モンスターと戦ったとき、私は恐怖を感じた。幻想郷の要でもある私が泣いてはいけない。そう思い込んでいた。でもリオは、弱い私を受け入れてくれた」
「その時からだったんだね。……リオも、幻想郷に来るまで孤独だったからだろうね」
「私はリオの事が好き。そりゃあもう大好きよ!一緒に異変を解決した事もあったし、一緒に居るうちに好きな気持ちが大きくなったの!」
「へえ~。……らしいよ。リオ?」
「え!?」
レイアが勢いよく障子を開けると、リオが苦笑いをして立っていた。
霊夢は恥ずかしさで顔が赤くなる。
「……き、聞いてたの?」
「あ、あぁ。『もしも、私もリオのことが』って辺りから」
「最初からじゃない!」
「恥ずかしがらなくていいよ、霊夢~。リオもじ・つ・は好きだったんだよね?」
「レ、レイア!」
「あらら~?護が結婚した後、『なぁレイア。霊夢の笑顔を見ると顔が熱くなるんだが……』って相談してたのは、どこの誰だったっけ~?」
「~~~~~~っ!」
リオは恥ずかしがっていたが、やがてコホンと咳払いをすると、
「レイア。霊夢。俺は二人のことが…………好きだ」
とうとう告白した。霊夢の目には段々と涙が溜まっていき、とうとう勢い良く抱きついた。リオは押し倒された状態になる。
戸惑っているリオに、霊夢はキスをする。それも触れ合うだけではなく、深いほうの。
レイアはクスクスと笑うと、障子に手をかけた。
「ここから先は、想像にお任せだよ♪」
そして、障子は閉まった。
数日後、『文々。新聞』に霊夢とレイアとリオが結婚した記事が一面に飾られたのは、いうまでもない
え?キスをした後、何をしたかって?
・・・想像にお任せしますw
レイアは、剣の姿でなく人間の姿になりました。やったね二人とも!子供が産めるよ!w