丸々1年越しの更新だってさ。
ウッソだろお前。
ポケモンスカバイどっち買いました?
俺はスカーレットです。当たり前だよなぁ?
開けた扉の中に踏み入ると突然視界が明るくなり、何かエネルギーの様な物が感じられた。
「森、か。」
気のせいか、空気がおいしく感じる。
先程まで酷使されていた頭の中にまで澄み渡るような、きれいな空気と………
「夢との扉……は、問題なく出し入れできる。」
辺りを見渡してみるとこの森全体を霧のような何かが舞っている様に見える。
………根拠の無い直感的なものだが、これが魔力、もしくは妖力と呼ばれているものなのだろうか。
「…すぅ………………………………………」
呼吸をするごとに体が潤っていく感覚がする。
とりあえず、こちら側でのいい思い出が初めてできた。小さな一歩だが大きな進展だ。
「…………………………はぁ。」
…………さて。
自分の能力がどこまで落ちているのか、どこまでならやれるのか、その検証をしなければ。
夢の中より今のほうが気分は良いが、少し体が重くなったような気がする。夢の中では無い現実なので
故に、自分のテリトリーから出たため弱体化しているであろう能力がどこまで使えるのか。それを調べねばならない。
……っと。
ほうほう………。
夢の世界から変わらず自分の周囲をゆっくりと回っている紫や桃色の玉……………他人の夢である【夢魂】を使えば夢の中なら遊園地でも作れた筈が、ここでは一軒家と最低限の設備が限度の様だ。暮らすだけならこれで十分だろう。
身体能力も約半分程度に下がっている。やはり自分の領域を捨てるのは危険だったかもしれないが………
……残念ながら引き返すつもりは毛頭無い。
使える妖力量は、大体この森を覆える程度らしい。
夢ならば空間ごと取り仕切る事ができたのに随分と墜ちたものである。妥当だとは思うがね。
初期段階からしっかりと戦える程の戦闘力は保持していてくれて助かった。これで生き抜ける。
考察が終わりなんとなく周囲を眺めていると、ふと泉を見つけた。周りに妖力が漂っているため、どうやら妖力の混ざった水らしい。
飲もうかな………と思って、やめた。夢の世界ならいくらでも飲めることに気が付き手を止める。危険性は勿論として、細菌などが居ても気持ちが悪い。
………あれ、誰か「おや、誰か来たようですね。」
…何だ今の。
口調が強引に矯正されたような気がしたが……
まぁいい。今は別の事に集中しよう。
「っ…ハっ、ハっ、ハっ……!ハっ………」
…声が聞こえてくる。息切れの様な音からして逃げているのか、それとも追っている側か。
さて、最初のエンカウントは誰にな……
………………類人猿?
え、いや、あの、毛むくじゃらのほぼというか完全に猿なんですけどこれどういう意味です?
しかも尻尾もある(重要)サイヤ人みたいな立派な尻尾が生えている。服も着ていない。
うーん…………これは……人類の先祖かなぁ……
「………えっと…ハァーイ↑(ヘーベル感)」
「!?……グゥゥゥラゥラァッッ…!!!」
駄目だこれ話通じないわ。
そりゃ見るからに猿だもの。当たり前体操。
…ねぇ……なんか普通こういう現地民との初エンカウントとかってさ、何かから逃げてる美少女だったりを助けたりとかさ、するんじゃないんです?
東方Projectのキャラなら何かしらの神様とか……
もっとこう……あるんじゃないの?
「キッキキャッ!!キッキャッ!!」
「ッ……!グルルルルァァァッ…!!!」
また猿が増えた。縄張り争いか?
追われてた?方の猿は雌で追っ手は雄っぽいな。頼むから人間の姿でやってくれお前ら。
絵面は少なくともマシになる。
♂♀がどっちも居るなら交尾の頼みやらの可能性も微レ存だな。あほくさいのは変わらないが。
言語も事情も知らんが、ここから何もせずに立ち去るのも気まずいから対処はしていこうか……
やぁみんな。
とりあえず追われてる方に少し妖力を与えてみたら追っていた方の猿の頭を一瞬で粉☆砕してしまったので、出たばかりの夢の中へ舞い戻ってきました。
怖かった………
顔面が突然スパーキングしたら誰でも怖い。
本当にかっこ悪い。
あんなスッキリした感じで外に出たのに数分後には戻っているとは格好がつかないにも程がある。
ふぅ……実家のような安心感。
それすなわち夢の中。えっ、引き篭もりたい。
あの…やっぱ外出宣言無しに……
駄目ですか。そうですよね。
…しかし、よくよく考えるとドレミーってもしかして夢の外に出る必要が無いのか?
仕事は全部夢の中で済ませてて、夢の中に居るから寝る生命体なら心も読み取れて、んで夢を監視してるとは、改めて考えるととんだ自宅警備員ですね。スケールがまるで違うけど。
前世は色々と逃げていて、この生になったからと動き出しても適性が合っていなかった、か……
………いや、前向きに捉えよう。
夢の中だけで生活が完結するというのは、治安が確保されていないこの時代(予想)において圧倒的に安全な暮らしだ。
生きていれば何とかなる。
死んだら終わり。
うん。なんとかなりそうな気がしてきた。
それよりも、今が実際にどのくらいの西暦なのかを知る必要がある。野生化している猿が居た、ということは、文明レベルが遅れているのか、さっき言った様にそもそも人間が居ないのか……
……………待てよ?
ドレミーの能力を使えばいいのでは?
ドレミー・スイートの能力。
それは"夢を喰い、夢を創る程度の能力"(2回目)。
本来は夢の中に居る不届き者を監視したりする感じに使われていた能力で、前に話した通り夢の中ならなァ↑んでもできる。そんな凄い力。
そこで他人の夢を見る事もできるこの能力を使い、人間の存在、そして立場を確かめようという訳だ。
……やるぞ。
…………うん……
………うん……
…………………うん。人間、居ないわ。
本当にどうしろって言うんです、姿も知らぬ神。
こんなんチート能力持っててもキツすぎる。
自殺してやろうかこのヤロー。
あぁ……孤独で死にそう。
誰か俺を救いたもう待て今見えたの誰だオイ?
今!!!見えた!!!!
何がって?人間の夢だよ!!!!!!
え?本当に?幻覚ではなく?
…………本物だ。
え、いや、これ、もしかして背景……
2次創作でよく見る…………
"月の都"では?
月の都で一番最初に会うのは誰?
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蓬莱山輝夜
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八意永琳
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綿月豊姫
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綿月依姫
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モブ月兵ちゃん
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モブ門番さん(男)
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月神:ツクヨミ