浦川みのりが帰ってきた!?   作:妖5656

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はじめまして。
これが処女作になります。

AKB49の浦川がVTuberになったらという妄想して残すために殴り書きしたような作品です。

原作とは違ったりする個所があると思いますが温かい目で見てもらえると嬉しいです。
更新は不定期ですが、多分話になるネタは豊富にあるので頑張って書いていきたいと思います。


Vの駆け上がり時期
第1話 ~突然やってきた嵐~


AKB48には、“神推し”と呼ばれた伝説のメンバーがいた。

 

 

そのアイドルの名は“浦川みのり”。

 

彼女が起こしたAKB伝説は計り知れないものであり、その後のAKBに絶大なる影響を与えた。

 

 

 

そんな浦川みのりには、隠し通さなければならない秘密があった。

 

 

 

その正体は誰も知らない。

 

但し、浦川みのり卒業公演に来たファン250人と当時のメンバーを除いては...

 

 

====================================

 

 

「あ~勉強ってなんでこんなにめんどいとおもうんだろぉ~」

 

 

彼の名前は浦山実、いたって普通の男だ。というのは嘘で、何を隠そう彼がAKB48で数々の伝説を残した「浦川みのり」なのだ。

 

 

AKBを卒業後は、大学を目指すために日夜バイトに受験勉強をこなしている。

 

 

「勉強してるのいいけど、無音じゃちょっと寂しいし、ラジオでもつけるかー。」

 

 

浦山はイヤホンをつけ、ラジオの電源を入れる。

 

 

 

<<AKB48ハッピー放送局 ver.たかみな&まゆゆ!!>>

 

 

 

ラジオをつけた瞬間、聞き覚えのある声が聞こえてくる。

 

 

 

「はは、まゆゆ先輩とたかみな先輩のラジオかー...みんな元気にしてっかなぁ...あの時は迷惑かけたことで、頭いっぱいだったけど思い返してみれば先輩方には頭が上がらないくらいことばかりだったからなぁ...」

 

 

 

目を閉じれば、今で思い浮かぶ数々の思い出、工場でのアイドルアルバイト、敵陣営でのライブ、お笑い番組、ハリウッド、etc...

その中でも一番の思い出はやはり卒業公演だ、いい意味でも悪い意味でもあれを超えるものに自分は出会えていないとそう感じていた。

 

 

 

「って、あぶないあぶない勉強、勉強」

 

 

 

思い出にひかれそうになったのを治すため姿勢を正し、いざ勉強を始めようとしたときにラジオから興味深い話が出てきた。

 

 

「最近たかみなは、「VTuber、VLiver」ってのにはまってるんだっけ?」

 

 

「そうなの!!もう面白くてさ!!」

 

 

VTuber、VLiver 総称を「バーチャルユーチューバー」という。

動画投稿サイト<UTube>でいろいろなことをして動画を上げる人のことを「ユーチューバー」というの対し、こちらがバーチャル・・・つまり2Dのイラストや3Dのモデル、それを動いている風に見せるソフトを使って投稿者は声のみを材料に、アニメみたいなことをし動画を投稿したり配信するのがVTuberである。

 

 

 

いま日本ではそれが大いに盛り上がっており、企業がVTuberをしだしたり、Vになる人を募集したりと一大ブームを巻き起こしているのである。

 

 

 

 

「へぇ...VTuberか、確かに最近そういうのがはやってるってバイト先の人が言ってたなぁ」

 

 

 

 

そう思いながら勉強していると、電話が鳴った。

 

 

 

 

「この時間に電話?って秋P!?何でおれの番号知ってるんだよ!!って、でなきゃでなきゃ・・・は、はいもしもし浦山です。」

 

 

 

『やあ、久しぶりだね。浦山君』

 

 

 

何度も聞いたことのある声に落ち着きがありつつも、何の用があって電話してきたのかと思う不安に駆られていた。

 

 

 

「いえいえ、皆さんのおかげで何とか平穏な生活ができていますよ。」

 

 

 

『ははは、そういってもらえるとこちらとしてもうれしい限りだ。

さて、物は相談なんだが君に実は頼みたいことがある』

 

 

 

「頼みたいことですか?まぁ、聞くだけならいいっすよ」

 

 

 

ただ、おれはこの時いやな予感がしていた。

この人の頼み事は絶対にAKBに関連があるものだということを昔の経験から感じ取っていたのだ。

 

 

 

『いやなに、そんなに身構えなくてもいい、実はAKBでも[VTuber]をやろうと思っていてね。そこで、仮想的であり、AKBでも影響力がある、”浦川みのり”をそのAKBのVTuber枠にあてはめようと思っているのだが、どうだろうか』

 

 

 

AKBがVTuberをやる?最初はそう思った、しかし今はVの成長期この手を使ってAKBのさらなる地名度アップを目指しているのだろうと秋Pは考えており、その第一期生として”浦川みのり”の名前を使いたいのだろうとその時は思っていた。

 

 

 

「は、はぁ......あ!名前の使用許可ですかね?だったら全然使ってもらっていいっすよ。たしかに卒業した人がVとして戻ってきたとなればある意味ファンも喜ぶと思いますしね!!ちなみに、声は誰があてるんですか?研究生から選抜する感じですか?」

 

 

 

『ん?何を言っているんだ、”浦川みのり”はこの世にはいないが、適任者はこの世に一人だけいるじゃないか、”浦山実”君、他でもない浦川だった君にはまた、AKBに戻ってきてもらって、この役回りをお願いしたいんだが』

 

 

 

「え?」

 

 

 

思考が停止する。

この人は今何といった?俺にまた浦川みのりとしてあるいみAKBに在籍させるとともにVをしろといったのか?

たしかに”浦川”は、おれ”浦山”が、クラスメイトで、助けてもらった吉永をAKBのセンターにするため作られた、〖現実に存在しない〗人物だ。

ただそのことを知っているのはメンバーの一部と、卒業公演に来てくれた250人ほどのファンの人たちだけなのだ。

 

 

 

「ま、待ってください、俺がまたAKBにって、それだと、あの時黙ってくれたファンに申し訳が立たないっすよ。第一俺みたいな男がですよ!?百歩譲って名前の使用許可ぐらいで電話したならわかりますが、さすがにやってくれはやばいですって!!」

 

 

 

たしかに、何度も戻りたいと思うときもあった。でもそれは今まで黙ってくれたファンを裏切るかもしれないと思うし、何より今度は前みたいにうまくいく気が知れない...今度こそ本当にAKBのみんなに迷惑をかけ取り返しのつかないことが起こる可能性があるかもしれない、その不安がないわけではなかったのだから。

 

 

 

『何を言っている、浦川みのりはみんなの心の中にいる。少なくとも浦川を知っているメンバーやファンはそう思ってるんじゃないかと私は思うがね。そして、その残っている浦川の魂は君じゃないか。ほかの誰でもない、常に漢気があって、何事にもチャレンジしていく根性、だから少なくとも君じゃなければだめだと私は思うがね。まぁ言ってももう後の祭りだがね。』

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

また思考が停止したが、その瞬間にインターホンが鳴り現実に戻された。

「すいませーん!!宅配便でーす!!」

 

 

 

「あ、はーい今行きます!!じゃ、なんか宅配来たので切りま『まぁ通話はこのままで取りに行きなさい』...わかりました。ちょっと行ってきます。」

 

 

 

そう言ってスマホを置いて玄関に荷物を取りに行った。

 

 

「浦山さんで間違いないですかね?」

「はいそうです」

「じゃあこちらにハンコお願いします。」「ありがとうございました~」

 

 

 

受け取った荷物の差出人を見ておれは絶句した... AKB48劇場 そう書かれていたのだ。

そしてこの瞬間、ぐちゃぐちゃになっていたピースがきれいに並べられ全てが合致した。

その瞬間受け取った荷物を玄関に置き一目散に電話していたスマホを取り思いっきり叫んだ。

 

 

 

「やってくれたな秋Pィィィィィィィィィィィィ!!!!」

 

 

 

『はっはっは、逃げ道をなくせば君は必然的にやってくれると思ったからね。何、気にするな何かあれば私が全力で対応するし、サポートもする。』

 

 

 

「いやいや、仮にやるとしても、今のメンバーは納得してるんですか!?」

 

 

 

『それに関してはすでに了承済みだ。もっとも君を知らないメンバーだけだがね。』

 

 

 

「一番大切なところに話付けてないんっすか!?え、なんで!?」

 

 

 

『なに、私から娘たちへのサプライズだよ。たしかに、みんな今も頑張っているさ、ただみんな浦川の穴を埋めるように死に物狂いにやってるからね、そんなことが続いていたらいつか壊れてしまうかもしれない、そうならないように、浦川をヴァーチャルの中で動かせば、ある意味彼女たちも少しは肩の荷が下りるってものじゃないかな、私はそう考えてこうしているのだ。』

 

 

 

”死に物狂い”

その言葉にはおれも秋Pと同じ考えだった「神崩し」を成し遂げた浦川、その影響力は先輩達、同期、さらには後輩たちにも影響力は絶大だった。

しかし、浦川が抜けてからは空いた穴を埋めるため必死にやっているのをテレビで映った際などは感じており、心配でしかなかったというのも事実だ。

 

 

 

「た、たしかにそうかもしれませんが...」

 

 

 

『ここはひとつ私たちの契約としてお願いできないだろうか?』

 

 

 

ここまで言われて、嫌ですとなればそれこそ後味が悪いというものか...

それに、浦川に戻りたいと思っていたこともあるにはある、そんな中でこのチャンスがあるのだ。

まぁ、少しはやってみるかと思った。

 

 

 

「はぁ...わかりました。わかりました。そこまで言われたら浦山実、いいえ浦川みのり頑張らせていただきます!!」

 

 

 

『ではAKBプロデューサーとして通達します。浦川みのり、AKBVTuberプロジェクト一期生の任を命ずる。っと堅い話はこれだけで、やる内容としたら、普通にUTubeで配信をしたり、プロモーションをしてもらうだけだから、そんな劇場に来てたまにはリアルでとかは考えなくていいから、そこらへんは気にしないでくれ。あとマネージャーをつけるから今後はその人と打ち合わせなんかをするように、それじゃあまた。』

 

 

 

「ええ、やれるところまではやってみます。よろしくお願いします。では」

 

 

 

そう言って通話をおとし、ベッドに倒れ込む、そしてうつ伏せになって枕で顔を埋めてから思いっきり自分の感情をぶつけて叫んだ。

 

 

 

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

浦川みのり、VTuberになります。

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