轟姓になりたくないのでヒーローになりました 作:紅ヶ霞 夢涯
※ちょっとアンケートなかったことにさせて下さい。
二年になったので、仮免許を取得を目指すことになった。その流れで、必殺技の考案と習得とがやるべきことに浮上する。
「必殺技………必殺技ですか」
ON○ PI○CEの青○ジと、血○戦線のスティー○ンの技から仕上げるか。技のイメージもしやすいし派手だし、出来るようになれば凄い強いよね。多分。
(闇雲に手を出しても仕方ないし、優先順位を決めよう)
①氷河時代
広範囲に渡っての拘束、及び海上等での足場造りに最適。
②アイス塊“
普通に氷を飛ばすよりもヒーローっぽいし、中遠距離での攻撃に使える。
③絶対零度シリーズ
近接戦闘の要。
簡単にまとめたが、実際にはそう簡単にはいかないだろう。必殺技と言えるレベルでの発生速度に仕上げなければならないし、戦闘中に意図したタイミングで自在に扱えなければ意味がない。
「流石に氷河時代は………皆さんに迷惑を掛けますし、無理ですね。一先ず絶対零度から始めましょう」
という訳で、現在はロボット相手に格闘戦縛りで戦っている。やや大振りな動作が目立つが、ロボットには痛覚が設定されていないので攻めが苛烈だ。
適当に攻撃を避け、蹴りを入れて足から個性を発動する。
「
ロボットの内部から氷を形成し、内側からズタズタにする。当然、内側からの攻撃など防げる筈もなく、ロボットは見るも無惨な形に壊れた。
(うわー………これは、封印安定かなぁ。殺傷力が高すぎ。あ、いやでも障害物の除去とかには使えるかも)
そんな日が、数日続いた。必殺技もいくつか形になり、完成度が高まっていることは実感している。しかし、ロボットのみが相手ということもあり、どこか物足りないものがある。
という訳、で。
ある日の放課後、轟炎司を連れてグラウンドβにやって来た。根津先生はモニタールームに居てくれていて、適当にアドバイスをくれるらしい。
「それでは事前に決めた通り、お互い一個ずつ必殺技を披露する形でやりましょう。余裕があれば、戦闘訓練も行うということで」
「フリーランニングはしないのか」
「まだコンクリートの上でやれる程、貴方は上手くありませんから」
その段階でコンクリ上でのフリーランニングを強行して、万が一にも怪我をしてしまったら大事だ。しばらくは、瀬古杜岳での訓練に限定した方がいいだろう。
「それでは、そろそろ始めましょうか」
〈side轟炎司〉
氷叢の後ろを歩きながら、携帯をそっと開き連絡先の画面を見る。そこの上の方に表示されているのは、今さっき氷叢から貰ったばかりの電話番号ともう一つ。
それは学生時代に氷叢と特に仲の良かった、クラスメートの一人のものだ。急な連絡にも関わらず、相談に乗ってくれて非常に助かった。いや、本当に。今度また何か礼をしなければ。
(………しかし普通、普通か。変だと思われるよりもマシだが)
今日の服装も、相談の結果の一つ。恐らくは俺の勧誘に対する返答がなされるだろうからと、真面目にスーツで行くつもりだということを言って良かった。
「そうでなければ、俺は………」
かつてと同じような失敗をしていたかもしれない。
「何か言いましたか?」
「いや、何も。それより、この後はどうするんだ?」
「どうせ、今日一日は暇なんですよね?なら、とことん付き合って貰います」
具体的な予定を言わない氷叢の後を、俺は大人しく追う。どうせ今日一日は、彼女が言うように暇なのだ。
どこにだって、付き合ってやる。
主人公はエンデヴァー事務所への勧誘を………
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①すぐ受ける
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②事務所としての成果を見てから受ける
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③副所長でないなら受ける
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④あくまでチームアップのお得意先
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⑤受けない