フミダイ・リサイクル ~ヘンダーソン氏の福音を 二次創作~   作:舞 麻浦

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※すみません、2022/01/24に前半部分を誤字込みで誤投稿(敗因:寝落ち)してしまっておりました。またどうも寝落ちするときに別タブで読んでいた作品のURLが誤操作(誤タップ?)で貼られていたようです。失礼しました。
誤字報告、感想でご指摘いただいた皆様、ありがとうございました! そして投稿した分に感想を下さった皆様、一旦削除という対応をとってしまい、申し訳ありませんでした……。

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極光の妖精(アウロラ・アールヴ)と電子戦について(独自設定)
大喰らいだけあって非常に強力な妖精だが、同時にこれほど隠密に向かない妖精も居ない。彼ら彼女らが地上に近づくと同時にオーロラが発生するせいだ。一方で高空で電磁波に干渉してくるため、今後、マックスとターニャらが電磁波による長距離通信を実現しようとしたときには、こいつらとどうにか話をつけるなりしないと、送信した電波は喰われるわ、玩具にされて内容はめちゃくちゃになるわで、信頼性も何もあったものじゃないというクソゲー仕様。ターニャの妖精としての位階が上がればあるいは統御できるかも……?

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◆前話
マックス君「私が営業スマイルを振りまいている間に、エーリヒ君のモテの波動が高まっているのを感じる……」
 


15/n 魔導院主催 技巧品評会-1(模範演技(エキシビジョン))※誤投稿削除後加筆再投稿

 

 北海新航路解放記念のパレードは無事に終わった。

 そこで主役に据えられるという大役を果たして、私も肩の荷が下りた。

 これでも多少は緊張していたのだ。

 

 さて、パレードの後は巨大海蛇竜(ヨルムンガンド)の肉をふんだんに使った料理が市井にも振舞われ、また関係者を集めた懇親会でもその肉が大いに評判を呼んだ。

 それでもあの巨体の全ては消費しきれず、残った分は冬の貴重な蛋白源ということで保存用に加工されたものが帝国各所に出荷されていく見込みだとか。

 他にも牙や鱗、骨、腱、脂……と、何から何まで、使い道はあるのだとか。例えば骨は、私も小骨を貰って杖に仕立てているしね。

 

 とりわけ肉は来賓からも『夏頃に倒されたとは思えないほどの鮮度だ』と味の面でも評判が良かった。

 それにより、数か月に渡って巨大海蛇竜(ヨルムンガンド)の鮮度を維持し続けていた死霊術師の流れを汲む落日派の一団── 私が所属するノヴァ教授とバンドゥード卿のグループとはまた別の系列になる── もまた、評判を上げたのではなかろうか。

 ……まあ、彼ら死霊術師にとってみれば死体の鮮度維持など基本中の基本だろうし『その程度の児戯で褒められてもなぁ……』程度に思っているのかもしれないが。

 

 実際、事前打ち合わせや懇親会でチラッと挨拶を交わした鮮度維持の実務担当の魔導師(マギア)の女性は相当若いようだった。私より少し上、成人したて(15歳になったばかり)くらいかな?

 恐らくは死霊術系列のトップの教授から『内容は簡単だけど名は売れるからやってらっしゃい』とお膳立てされて、一番若いのが送り出されたのではなかろうか。

 懇親会で彼女と少し話をしてみたところ、そんな感じで、師匠の教授からしっかり目を掛けられて大事にされているような印象を受けた。

 きっと死霊術師系の彼女は『期待の新人』として教授から寵愛されているのだろう。派閥は異なるものの、ミカ君と同じように。

 

 

 

 

 さてついこの間の年末には私とターニャのお披露目も終わったし、新年になって凱旋パレードという大きな面倒ごとも済んだ。

 

 ……となれば次は、魔導院が主催する技巧品評会だ。

 

 これは魔導院の教授らをはじめとした関係者が、聴講生の魔導の技量を見るために催す競技会のようなもので、毎年恒例の行事である。

 ここで教授や貴人、篤志家らの目に留まれば、パトロンがついて研究費を貰えて一気に研究を進められるようになることもあり得るし、教授から直々に閥に誘われる(スカウトされる)こともあるだろう。

 

 謂わば下剋上の舞台(シンデレラストーリー)……!

 コネがない所とも繋がることのできる、苦学生垂涎のチャンス……!!

 

 そして極度の成果実力主義であるライン三重帝国の気風をよく現したイベントであると言えよう。

 

 

 

§

 

 

 

 繰り返しになるが、魔導院の技巧品評会は、競技会と学会発表を合わせたようなイベントだ。

 

 具体的な様子については、会場の一つである、攻性魔導の評価スペースを見てみよう。

 

 そこは下位等級の実験室の一つで、西暦世界を知る身からすれば、射撃場(シューティングレンジ)を思わせる設備になっている。

 あるいは弓道場のような、と言っても良いだろうか。

 要は(マト)が複数横並びにされており、レーンが区切られ、それに対応する人数が並んで、魔法を投射していくのだ。

 

 遠くの的を正確に射抜けるかという正確性、そしてその破壊力、魔法構築の速さ、緻密さ、洗練度などなど。

 熟練した教授陣の目をもってすれば、一射目からその聴講生の力量は粗方分かろうというものだ。数射も撃てばそれで充分だろう。

 

 技巧品評会に参加する聴講生の数はとても多い。

 そのため、この実験室で開かれる攻性魔導分野の品評会では、参加者を効率的に捌くために、ズラッと数人並べて一斉に投射させていくことになる。

 謂わば予選のようなもの。

 

 投射系の攻性魔法(あるいは攻性魔術)はバリエーションも豊かで見映えもするし、実力が表れやすい。

 技巧品評会にはもってこいの分野と言えるだろう。

 実際、フィールドワークに出るためには必須であるし── 後衛職である魔導師に求められるのは基本的に火力の投射だ──、市井から魔導院の門を叩いた冒険者上がりの魔法使いにとっては得意分野でもある。

 まあつまり、余興としても盛り上がるのだよね。

 

 聴講生らが放つ炎や真空波などが飛び、金属製の仮標的を揺らすが、なかなか破壊には至らない。

 仮標的も相応に頑丈に作られているのだ。

 

 聴講生らの殆どは黙々と魔法を投射するが、ときおり詠唱する者も居る。

 

炎の矢(ファイアボルト)!」

 

 実際のところ詠唱を噛ませた方が『魔法らしい』ので、世界法則を騙して発現する魔導の性質上は、威力が上がる。

 ……まあ一方で、威力や精度の向上のために大仰に詠唱するのは『スマートではない』として、採点官である魔導院の教授らからは、採点票に減点の注記を付けられたりもする。

 採点する側にもその時々のトレンドが現れるということだ。

 

 それら採点結果は纏められ、採点上位の一定人数は、さらに参加人数を絞ったいわば本選に進むことが許される。

 人数が絞られれば、必然的に注目度も上がり、お目当ての教授やパトロンの目にも留まりやすくなる。

 

 一方で、本選に進めない場合でも全くチャンスが無いというわけではない。

 各レーンに固定的に配置された採点官の他にも、スカウトのために訪れた教授や、パトロンの遣いとして派遣されてきた魔法使いたちが、聴講生らの放つ魔法を見て、これは! と思う者に声を掛けたりもするからだ。

 

 一定の基準で採点を行うのは効率的だが、反面、画一的な基準では評価されない項目を見たい者たちも居るということだ。

 あるいは総合力ではなく、一点突破の一芸に秀でた者が欲しい場合もあるだろう。

 そういった者たちは、予選から聴講生らの魔法を見ていくので、予選であっても案外盛況だ。

 

 

 

 マックスは師匠であるノヴァ教授の命により、技巧品評会で名を売ってくるようにと言われている。

 とはいえ、巨大海蛇竜(ヨルムンガンド)を討伐し、北海新航路解放を成した実力者を、一般聴講生と同じ枠で評価するのもまた非効率だ。

 

 であれば、別枠── 模範演技(エキシビジョン)ということにしてしまえばいい。

 

 

「というわけで落日派ベヒトルスハイム閥から、先日のパレードで皆さんも名を聞いたことのあるだろう少年のエントリーです。模範演技(エキシビジョン)を行うのは、マックス・フォン・ミュンヒハウゼン君!」

 

 予選が済み、いよいよ投射系の本選が始まるその前のプログラムとして、司会進行役からマックスの名が呼ばれる。

 マックスは軽く愛想を振りまいてから、シューティングレンジに入った。

 本選だけあって、周囲に設けられた席には観客も多い。……新年の余興として、酒を片手に眺めているグループも多いが。

 

 シューティングレンジには複数の金属製の仮標的が縦に並べられている。

 それ自体が魔導的に強化されたシロモノだ。

 

「海竜殺しの有名人は、果たしてどのような技巧を見せるのか。お手並み拝見です! それではどうぞ!」

 

「はい。では早速いきますね」

 

 司会の声を受けて、マックスは片腕を掲げ、()()()()()()

 

 

 衝撃波増幅転移術式(すばらしきフィンガースナップ)

 

 

 その直後。

 

 縦に並んだ複数の仮標的が少し震えたかと思えば、マックスから()()所から順に、寸分違わず真っ二つになって落下した。

 大仰な光や音を伴うわけではなく、詠唱もなく、ただ指のひと鳴らしで全ての標的が破壊されたのだ。

 しかも、手前の標的を跳び越えて、後ろの標的から破壊されたということは……。

 

「<空間遷移>……?」

「遺失魔法だぞ」

「それをあの歳で、か」

「そして発動速度、術式隠蔽、威力、正確性。全て申し分ない」

「魔導の残渣も最小限。よく効率化されている」

「しかもこのような場で衆目に曝すということは、晒しても惜しくない程度の手札という訳だ」

「構築式の暗号化が甘いようにも思えたが……。いや、それでも将来有望だな、落日派は良い聴講生を抱えている」

 

 流石に観客も目が肥えている。

 マックスが使った魔法は、観客らが囁くとおり、指パッチン(フィンガースナップ)で発生させた衝撃波を増幅した上で空間遷移させたものだ。

 増幅した衝撃波を斬撃状に絞り、それぞれの仮標的の直近から放出することで切断したのだった。

 

 本当はすべて同一タイミングで破壊できたが、衝撃波を飛ばしたのが分かりやすいようにあえて切断のタイミングはずらした。

 まあ、見る側もプロだ。

 わざわざ奥の仮標的から破壊して、分かりやすくする必要はなかったかもしれない。

 

 

 無難にエキシビジョンを終えたマックスは、優雅に魔導師式の立礼── 左手を胸に当て右手は腰の高さで掌を前に見せるようにして右足を引く立礼── を行って、シューティングレンジをそそくさと後にした。

 

 …………実は同様の模範演技(エキシビジョン)の予定が、他の項目でも詰まっているし、本命の『魔導を用いた微視的世界の観察』という課題発表も控えているのだ。

 名を売ってこいと師匠のノヴァ教授は言ったが、これは少しスケジュールが厳しすぎる。

 

 あるいは遅刻しそうなところは、ホムンクルス経由の遠隔操演でもやってみせろということなのだろうか。

 まあやれるが……礼儀的にはちょっとアレだし。それは最終手段かなぁ……。

 

 

 

§

 

 

 

 続いては抗魔導分野の品評会の会場である。

 抗魔導……つまり、魔導の阻害や消去に重点を置いた系統である。

 

 これが重視されるのも当然で、魔導師(マギア)に期待される役目の一つが、敵対的な魔導からの防御、あるいは、敵の魔導的防御の貫通にあるからだ。

 魔導的な防諜と諜報。どちらも技術官僚としての魔導師として熟達しなくてはならない科目だ。

 

 そしてまた魔導師個人としても魔導的防諜は重要な科目である。

 ── 自らの研究成果を盗まれないように守れるのは、最終的に己自身しかあり得ないがゆえに。

 

「というわけで、ここをこうしてこうです。これにより相手の構築を乗っ取り、そのリソースを用いて指数関数的に相手の術式を塗り替えます」

 

 

 封印侵入同化増幅再利用術式(それはやまいがはびこるように)

 

 

 マックスが続いて模範演技(エキシビジョン)にやってきたのは、それぞれに異なる封印結界によって守られた幾つもの箱の中の情報を、限られた時間でどれだけ取得できるかという競技だ。

 封印結界の解除は、無駄なく静かであるほど技術点が高いとされている。一番高評価なのは、封印結界をそのままに情報だけ取得するパターンだ。

 

「……ふむ、相手に気づかせない、という意味では落第だが……」

「そのデメリットを覆して余りある侵略性。大幅に時間を残して、まさか全ての封印を乗っ取るとは」

「気づいたときには終わっている。それもまた一つの解である、か」

 

 そういう意味では、堂々と相手の封印術式を侵略したマックスの手法は、技術点のうち特に隠密性という意味では最低評価になるだろう。

 だが、それを補って余りある速攻性と破壊性は十分に評価に値する。敵のリソースを()()()()()するやり方は、マックスの信仰に基づく適性にもマッチしている。

 

 そして見映えの面でも、あっという間に封印術式が塗り変えられていくのを可視化したことが、観衆によく受けた。

 まー、抗魔導分野は、攻性魔導の方の派手さに比べると、どうしても絵面が地味だからね。

 その中で目立つ真似をしたら耳目を集めるのは当然だが……まあ、エキシビジョンなので、とマックスが空気を読んだ結果でもある。

 

「……その術式、やろうと思えば潜伏させて気づかせずに侵略することも出来たのではないかね?」

 

 採点官の一人の質問に、マックスは頷いて答える。

 

「はい。おっしゃるとおりです。ですがまあ……エキシビジョンでしたので」

 

 実際のところ、埋伏の毒の如く全体に浸透させて隠密裏に箱の中の情報を取得することは出来た。

 ()()()()()()()()()()()()()()()。そう答えてマックスは気まずさから目を伏せた。

 

 ── それに次の予定も詰まっていたので……。

 

 口には出さないが、マックスの方には過密スケジュールの皺寄せが来ていた。

 そのためこの場は速攻で終わらせる必要があったのだ。

 

「ふふん。確かにエキシビジョンに相応しい見世物であったとも。ご苦労、マックス・フォン・ミュンヒハウゼン。下がってよし」

 

「は。失礼します」

 

 

 

§

 

 

 

 次にマックスは魔導の産物をアピールすることを旨とする生産系の会場に来ていた。

 

 造成魔導師志望が魔術で作った精巧な模型を展示していたり、あるいは別の聴講生は新たな理論を試した魔道具の試作品を並べていたりしている。

 聴講生による出品がメインではあるが、文化祭というよりは技術展示会的な雰囲気を感じる。

 

 そこでマックスは、今度はエキシビジョンという訳ではなく、普通に展示を出していた。

 

「あら、おかあさま。コチラに寄ってる時間はあるんですの?」

 

 ……ちなみにテーマは使い魔技術の農産物への応用ということで、品種改良した野菜その他の試食を提供している。

 店員として配された無機質な表情をしたホムンクルスたちに混ざって、可愛らしい制服を着て宙に浮きながら給仕をしていた半妖精のターニャが、マックスに気づいて呼び止めた。

 

「抗魔導系のエキシビジョンを速攻で終わらせてきたからね。様子見がてら顔を出させてもらった」

 

「なるほど。ですが確か、次の発表の時間で、御学友のアシスタントをなさるんでしょう? その御学友のクライスト卿が探してらっしゃいましたよ。時間が前倒しになってるとかで」

 

「おっと。そうなのか。じゃあ早く行かねば」

 

「あ、おかあさま待ってくださいまし。蒸し野菜の一つくらい咥えてから行ってくださいな。せっかくいらしたんですから」

 

「そうだね、そうしよう。じゃあ、ターニャ。いただけるかな?」

 

「はい。……あーん」

 

 ターニャは試食用に並べていた蒸し野菜を一つ串に刺して、漬けダレにディップしてマックスに差し出した。

 

「あーんむぅ」

 

「じゃあいってらっしゃいまし」

 

んむ、んむむ(じゃあ、またあとで)

 

 マックスはごく自然な様子で串野菜を口で受け取ると、手振りで辞去の挨拶をして、アヌーク・フォン・クライスト同期聴講生を探して歩き出す。

 ミカに断られたため、マックスがアヌークのアシスタントをしてやる約束なのだが、残念ながら着替える時間はなさそうだ。

 

 

 性別反転黒兎衣装構築術式(アシスタントといえばバニーでしょ)

 

 

 ── だから時短のためこの場で魔法を使い、歩きながら女性化してさらにバニーガール姿に変化!

 

 ギョッとする周囲の視線を集めつつ、マックスは颯爽と会場を後にした。

 




 
「バニーガール?」 「なぜ兎?」 「肌を見せすぎでは……」 「いやまあ華奢帝の時代の流行よりは大人しいだろ」 「まてそれは比較対象が狂ってるぞ」

近衛猟兵の制服は詰襟なんだし、バニーガールくらい居るでしょ(暴論)。あ、でも兎人のコスプレ扱いになるのか? 獣人種の真似っこするのがどういう扱いか不明ですね。場合によってはバニーガールじゃなくて、際どい格好した黒兎獣人(♀)に変身したことにするかもしれません。
なお伸縮性の素材は石油化学工業が発展してないので、全て魔法チートで再現しています。つまり魔法消去喰らったら脱げ(ry

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◆魔導院の技巧品評会(内容はほぼ独自設定)
実技系として、投射系の競技大会(攻撃系)や、ハッキングコンテスト(抗魔導系)、展示会 or ロボットコンテスト(生産・発明系)と、理論系として学会発表なんかを同時に開くようなものだと想定しました。
きっと系統ごとに会場が分かれてて評価者側は興味のある会場を覗けるようになってたりとか、あるいは予選・本選・決勝戦みたいな感じで審査点数の上位者が勝ち残って注目度が上がっていったりとかするのかもしれません。

◆マックス君の吸血種ルートについて
そういえば慈愛帝ルートについて言及した感想をいただいてたなあ、ということで補足します。マックス君の吸血種ルートはあります。ただし吸血種としての親はマルティン公です。別名:マルティン公のお気に入りルート。私は原作カップリング至上主義なので、マックス君のツェツィーリア嬢ルートはないです。ないんです(鋼の意思)。
まあ要はあまりに便利過ぎる人材なのでマルティン公が手ずから転化させて家来にするルートですね。オラッ、異界の知識、出せ! お前も国家の礎になるんだよォッ!
ヘンダーソンスケール事案でもあり、遠く大団円後のエピローグの可能性のひとつでもあり。

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次回は技巧品評会その2、研究成果発表会パート(アヌーク同期聴講生の写真術式、マックス君の顕微鏡術式)の予定です。
 

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