フミダイ・リサイクル ~ヘンダーソン氏の福音を 二次創作~   作:舞 麻浦

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感想いただきましてありがとう存じます。

◆前話
転生者(マックス)、死亡確認!(5話ぶり2回目)
電光に のーかん されたら半妖精の娘ができたよ! なお転生者(マックス)は母胎側。
 


3/n 極光の妖精(タチヤーナ)-3(コンゴトモヨロシク)

 

 何とか頭じゃなくて、予備の魔導炉の在庫で勘弁してもらいました……。

 お腹がすいても喉が渇いても、私の顔はあげられないのよ。

 私は憔悴して溜息をついた。

 

 え? 魔法チートで妖精をどうにか出来ないのかって?

 あのね、妖精ってのは意思持つ現象そのものであって、概念存在なのよね……。

 その妖精が司る現象に限っては、神の奇跡と同等に世界法則に則って正規に威力を発揮するから、世界法則を歪める側である魔法とは相性が悪い。

 つまり可愛らしい容姿と裏腹に、妖精ってのは魔法チートでも覆し難いほどに格上なのだ。無理とは言わないが、雑魚を狩るのとはリスクがダンチだ。死にたくないって目標を立てたばかりだし。

 

 強固に隙のない術式ならともかく、少しでも綻びがある術式は妖精が操る力で上書きされたりする。もし妖精と戦うときは、その妖精にとどまらず、世界そのものを相手にしてると考えなきゃ正確な認識にならない。

 ……私だって身体を丸ごとオーロラ(電離気体)だったことにされて、ごく自然に霧散する羽目になるなんてごめんだから、こうしてご機嫌取りしてるってわけさ。

 幸い、完全敵対状態ではなかったからね。

 

 あと自分の血肉を分けて(リサイクルして)生まれた子だから不思議と愛着が湧いてしまった……というのもあるのかもしれないね。

 

 一方、極光の妖精(アウロラ・アールヴ)が受肉した彼女は、魔導炉をたらふく喰って満足そうだ。

 もともとは私の頭蓋の上半分を素材というか卵代わりにしたせいでそれ相応に小さかった彼女だが、今はヒト種(メンシュ)の10歳程度には成長している。

 魔導炉と一緒に出した素体を材料に、既に彼女を旅の道連れにするつもりになっていた私は、彼女の身体を作り替えさせてもらったのだ。

 

 まだ肉体としての相が安定していないからこそできる荒業だったが、うまくいった。

 流石に手乗りサイズでは、半妖精として扱うのも難しいからな。

 珍しすぎて間違いなく検体一直線だっただろう。普通の半妖精に見えれば、まだやりようがある。

 

 冷静に考えると私は何かとんでもないものをこの世に産み出そうとしている気がするが、こまけぇことはきにすんな!!

 はっ、私はこの子が世に生まれるための()()()だった……!? 踏み台転生者の(ロール)からは逃れられないというのか……!

 ……まあ頼りになる仲間が出来たのは喜ばしいからいいとしよう。

 

 

 

「……良さそうだな。安定したか。服は済まないがとりあえずはそれで頼むよ」

 

 検査術式で診てみるが異状はなさそうだ。

 一応、虚空の箱庭のシミュレータで予測演算してるから問題はないはずだが。

 半妖精は不安定だと聞いていたからな。おそらくは受肉時に取り込まれた恒常性維持術式が良い方向に作用しているのだろう。

 

 ちなみに彼女の服は、私の今の()()を魔法で増殖させたものを同じく魔法で編んで貫頭衣に仕立てたものを着せている。

 ……私にセンスを期待しないでほしい。魔法チートでもできないことは……ある。

 腰を結わえる紐も、金髪を増殖させて()ったものだ。

 

 ……私が自分の毛皮を着させるような倒錯的な生命礼賛主義者(ロリ・ショタコン)だというわけではないぞ!

 断じて違う!

 これは彼女のリクエストだ!

 

「ええ悪くはないわ、いとしいひと」

 

 そして貫頭衣に腰ひもだけだというのにやけに上機嫌だ。

 “総天然物には劣るけど、魔導による養殖ものでも、これはこれで。”ということらしい。

 受肉したとはいえ彼女は妖精。

 やはり金髪には目がないらしい。

 

「ねえ、そのきれいな碧い眼もいただけないかしら。魔法で宝石にして腰ひもの留め飾りにするの。きっと素敵よ?」

 

「……ひとつだけだ」

 

「まあ! ダメもとでも言ってみるものね!」

 

 ダメもとだったんかーい!!

 ……くっ、受肉したから前みたいに脳髄に直接現れたりはできなくなったが、それでも強力な妖精であることに変わりないし、何なら追加の魔導炉でさらに強化されている。手管は分析済みだから勝てないとは言わないが、対策はまだ完璧ではないので約束を破って敵対したくはない。あとこういう存在との約束を破ると呪いとかそういう方面のペナルティが酷そうだ。

 

 まあファーストコンタクトがアレだったこともあり、早くも尻に敷かれ始めた自覚はあるよ?

 

 

 痛覚遮断摘出術式(きゅぽッとぬいて)

 

 宝石化術式(きらきらカチカチ)

 

 研磨穿孔術式(ひもをとおそう)

 

 

 

「ほらどうぞ、お姫様」 刳り貫いて宝石化して腰ひもに通せるように加工した左目を差し出す。

 

「ありがとう、()()()()()!」 くるくると回って喜ぶ半妖精。早速腰ひもに付けようとし始める。

 

「お互いの年恰好もあるのだから、せめて『お兄様』と呼んでくれ……」

 

 どうにも突き放せないのは、こうやって彼女が私を慕ってくるためだ。

 私の脳髄と頭蓋を母胎に半妖精として受肉した彼女にとって、私は母とも呼べる者なのだとか。

 聞く者に混乱を巻き起こすので、兄と呼ぶよう都度都度矯正しているが、聞き入れてはもらえていない。

 

 

 治癒再生術式(またみえるように)

 

 

 刳り貫いてプレゼントした左目の代わりを、治癒再生術式で生やす。

 治癒再生術式もだいぶ慣れてきたな。これも脳髄ごと再生した経験のお陰か。

 嫌な慣れ方だ……。この方面も魔導院についたら基礎から修め直したい。私の中の魔導師の魂が生前所属していたという『落日派』はその手の生体操作に強いらしいからちょうどいいだろう。

 

 異世界人の魂が『“テセウスの船”って知ってるか』とか言ってるが無視だ。*1

 あえて応えるなら『我思う故に我在り(コギト・エルゴ・スム)』がその答えだ。

 

 

 

 碧眼の宝石を飾り石として付けて上機嫌の半妖精がこちらに微笑みかける。

 

 ちなみに場所は先ほどの洞窟だが、造成魔法で改修してある。

 この子が『もっとおひさまが見えた方が良いと思いますの』とか言ってオーロラの羽を伸ばして天井を刳り貫いて一瞬で吹き抜けにしたときは真顔になったが。その羽、プラズマカッター的な何かなの?

 

 

「ねえ、いとしいひと。わたくしに名前を付けていただける?」

 

「……名前?」

 

「ええ。本当だったら自分というものに目覚めたときに女王様に付けてもらうのですけれど、ほら、わたくしってずっとあの小さな檻(漆黒の結晶)に入れられていたでしょう? 貰えていなくって」

 

「それは私が与えても良いのか?」

 

「だってヒト種(メンシュ)の名付けは親がするものでしょう? おかあさま」

 

 なるほど。一分(いちぶ)の隙も無い完璧な理論だ。

 

 だが名付けか……。

 名付けが持つ魔術的な意味を理解しているのだろうか。

 

「……」(わくわく、そわそわ)

 

 半妖精の顔色をうかがうが、期待の色しか見えない。

 まあ妖精が名付けについて理解していないこともあるまい。

 名付けという原初的にして強力な“(しゅ)”をこちらに委ねるということは……そういうことなのだろう。

 

 彼女の信頼と親愛と覚悟に応えないのは、魔導師を志すものとしての矜持に(もと)る。

 

 

 ……だが、それと上手い名前が思い浮かぶかどうかは別の問題だ!

 

 

「……」(そわそわ)

 

 ああ、あまり時間をかけすぎると彼女が不安を覚えかねない。

 何かいいアイディアが湧けばいいのだが……。

 

 

 そのとき、私の中の異世界人の魂が『ターニャ、というのはどうか?』と囁いた。

 

 ……ふむ。良さそうに聞こえる。

 愛称がターニャであれば、真の名はタチヤーナであろうか。

 

 ちなみに由来は?

 …………『羽があまりに月光蝶だったから、ターニャ(ターンA)』……?

 うん、よく分からんが異世界ネタなんだな?

 

 まあこれ以上にいい案も思い浮かばないから提案してみよう。

 

 

 

「ターニャ、というのはどうだろうか。タチヤーナの愛称で、ターニャだ」

 

「タチヤーナ。ターニャ……」

 

「普段はターニャと呼ぶよ。タチヤーナの名は秘めておくといい」

 

「ええ。ええ。ええ! 気に入りましたわ! いとしいひと……檻から出してくれた恩人にして、わたくしを孕んで生んでくれた魔法使い……」

 

 目に爛々とした執着を上らせて、彼女は―― ターニャは世界に宣言した。

 

「今からわたくしは、極光の妖精(アウロラ・アールヴ)のタチヤーナ。

 そしてマックスの娘、ターニャですの!」

 

「そこは娘ではなく妹としといてくれ……」

 

「いやですわ、おかあさま♪」

 

 ここに名付けの呪は結ばれた。

 これを以って、彼女(ターニャ)(マックス)に従属し、(マックス)彼女(ターニャ)の庇護者となった。

 強い、何よりも強い絆が結ばれたのだ。

 

 

 

「ちなみにターニャさんや。肉体変容術式を使っても、黒髪に戻らないし青年形態にもなれないのだが、心当たりは?」

 

いま(金髪碧眼)の方がわたくし好みでよろしくってよ?」

 

 ……コレだから妖精(アールヴ)ってやつぁ……!

 

 

 

「それより新しい名前をみんなに自慢しにいきましょう!」

 

 オーロラの羽を生やしたターニャが、私の手を掴んで浮かび上がる。

 

 話を逸らすな……って、いやあの、どこへ行くので? 嫌な予感しかしないのですが。

 

「うふふ。青い(そら)と黒い(そら)のさかい。極光の妖精(アウロラ・アールヴ)の踊場へ!」

 

 それに薄暮(はくぼ)の丘で女王様にもご挨拶しないと! とかも言ってるけど、それ私が帰って来れなくなるやつぅ!!

 

「さあ行きますわよ!」

 

 はーなーしーてぇーーー!!

 

 

 

 

§

 

 

 

 

 ひどい目に遭った。

 

 

 結論から言うと、帰っては来られた。

 

 

「ねえ、おかあさま。いとしいひと。薄暮の丘のみんなもまた来てほしいって」

 

 二度と行かねえ。

 

「ずっと居てなんて言わないわ。ただ、その、ね?」

 

 二度と行かねえ……。

 

「ほら。動かなくなった()()()()()に、新しい体を作ってくれたでしょう? しばらくしたらまた来てくれたら、って、みんなが」

 

 薄暮の丘に囚われてた子供たちの魂を入れる新しい肉体を提供してやった件だな?

 妖精の身体にされるときに馴染めなかった子たちというのも、どうしても出てくるみたいだから。

 

「そうそう。出会ったあの頃のおともだちとまた遊べるって、もっとずっと遊べそうだってすごい評判なんだから」

 

 絶対行かねえ……。

 

「ごめんなさいおかあさま、やっぱり怖かったわよね……」

 

 くっ、しゅんとした態度に騙されたりしねえよ……?

 

 

 

 

 さて、私が何をして薄暮の丘から生還するという偉業を成したのか説明すると、だ。

 

 薄暮の丘は、妖精たちの住むこの世ではない彼方の世界なんだが、妖精たちは気に入った子供たちを自分のホームであるそこに誘うわけだな。遊びにおいでよ! って。

 でまあ、そこは異界で時の流れもこの基底現実世界とは違うし、妖精の時間概念とか生活習慣とかがヒト種(メンシュ)と合うわけもなくて、な。

 そこに囚われた子供たちは帰って来られなくなるわけだよ。神隠しだな。

 肉体が朽ちても魂は世界に還らず、魂だけになっても、あるいは肉体ごと妖精になってしまって薄暮の丘で永遠に妖精と遊ぶ羽目になるって訳だ。必ずしも全員が妖精になれるかというと、そうでもないみたいで、積み重なったその例外の子たちもいた。

 

 

 それで私もそういうルートに乗りそうだったんだが、そこは魔法チートの面目躍如というか。

 まずは精神恒常性維持術式で、妖精の誘惑を跳ね除けて。

 ただそのままでは放してくれなさそうだったので、代わりを用意しようと思い立って。

 

 妖精になりきれずに薄暮の丘に囚われていた魂(霊視で見ても揃いも揃って金髪の美少年美少女だ)と、彼ら彼女らの朽ちた肉体から因果を辿って。

 その魂に合うように人造人間を手持ちから出して生前の肉体情報に合うように改造しては魂を突っ込んで賦活して復活させて(精密に再現しないと霊魂と肉体の齟齬で発狂する)。

 追って来ようとする妖精たちにそのおともだちを差し出して身代わりにして―― 子供たちは妖精の誘惑に逆らえるはずもないので妖精との遊びを断るという思考自体に思い当たらず喜んで妖精たちと踊り始めた――、あとは私はターニャに手引きしてもらって逃げてきたのだ。

 人造人間(ホムンクルス)の素体の在庫もすっからかんだよ……。

 

 ちなみに虚空の箱庭に逃げるのは、ふしぎなちからで阻止されたことを添えておく。精神恒常性術式のような体内へ作用するタイプならまだしも、外界への作用はハードルが高かったようだ。虚空の箱庭から素体を引き込むのは上手く行ったから、出るのだけが禁じられた一方通行だったらしい。

 魔法チートさんでも妖精女王のホームではいかんともしがたかったらしい。……いつか突破してやる……。

 

 こんな感じでひどい目に遭ったから、二度と行かねえし、そもそも二度も同じことがやれるとも思えない……。

 初回だからリサイクルできる子供たちの魂が潤沢だったおかげで逃げ切れたが、二回目以降は交換条件にできる子供たちの囚われの魂が足りなくなるだろうし。

 

 

 まあ、一度行ったから、二度目は薄暮の丘に張られてる転移阻害のセキュリティを突破して、空間遷移で逃げられるようにできるようにはしたいと思う。

 魔法チートに同じ技は二度通用しない! とか言ってみたいので。

 

 なおターニャ嬢対策も虚空の箱庭の方で並列意思を割いて進行中だ。

 

 初手で障壁抜かれたのは結構ショックだったのよ……。

 薄暮の丘に行く前に、上空でオーロラ作って遊んだときも、他の極光の妖精(アウロラ・アールヴ)にちょっかい出されて危なかったし……。

 

 そして最悪の場合(完全に死が避けられない場合)に備えて、魔法チート肉体と内蔵魔導炉の全魔力を瞬時に放出して掌握し、最高の死霊(レイス)として存在固着してバトンタッチするための術式も開発中だ。

 

 開発術式名は<魔導炉最終暴走死霊化術式(おれはマツナガダンジョーだ!)>である。放出魔力の掌握に失敗するとライン三重帝国が消し飛ぶかもしれんが、死なば諸共、という言葉もあるし、多少はね? ……ま、まあ死ななきゃいいんだよ。死ななきゃ。

 

 

「それよりも、だ。ターニャ。魔導院にもついてくるってことで良いんだな?」

 

「もちろんでしょう? いとしいひと」

 

 ターニャも私の脳髄を基盤にしたのと、名付けによる絆を結んだこともあり、彼女自身の権能の掌握くらいは既に出来ているから、私と同じ聴講生身分としてなら直ぐに魔導院に入れるだろう。

 必須教養の宮廷語なんかは、私の中の魔導師の魂や邪神信仰者の魂がそれなりに詳しいから何とかなるはず。既にターニャも割りと流暢に宮廷語を話してるから心配いらないだろう。

 お金もまあ当面は二人分でも何とかなる。

 

「となるとあとは、どこかで2人分の臣籍か、魔導院への紹介状を出してくれる後ろ盾を調達しないとな」

 

「ヒトの社会って面倒なのねえ」

 

 そうだよ(憤怒)。社会相手に戦うには一個人のチートなんて些細なものだよマジで。

 好き勝手できる権力が、死なずに生き残るための権力が欲しい……! 魔導師の称号を得られればそれに近づくはずだ。

 

 あと人造人間とか魔導炉とかの予備パーツの在庫(=残機)が減ったからそれも補充したい。

 野盗狩りもまたしよう。

 

「いとしいひと。それでどうするの?」

 

「方針としては『困ってる有力者に恩を売ってどうにかしてもらう』だな」

 

 賊に困らされてるどっかの荘の名主とかが居れば、適当(適切にして順当)だな。

 それか身内が大けがしてるけど高名な癒者にかかるほどの金はない、みたいな家とかも取り入るのに都合がいいな。

 

 

 

 条件指定占見術式(ふこうなひとたんさくはんてい)

 

 

 

「ん。反応アリだ。あっちだな」

 

「あらずいぶん都合よく見つかりますのねえ」

 

「世に悪の種は尽きまじ、だ。妹のターニャよ。悲劇の種もな」

 

「妹ではなく娘ですわ、マックスおかあさま」

 

「人前では兄と呼んでくれ。行くぞ」

 

「はぁい」

 

 直後、マックスは占見術式が示したあたりに空間遷移を使って跳び、ターニャはそれを追って自らの身体を極光と化して光速で飛んだ。

 あとに残されたのは、電光に大気が焼けたツンとした匂い(オゾンのにおい)だけだった。

 

*1
テセウスの船:少しずつ修理して元のパーツが一つもなくなった船は、果たして同じ船なのか? という同一性に関する問題。




 
薄暮(はくぼ)の丘
つまりは妖精郷。永遠の薄暮の中で彼女たちは楽しく踊っている。

◆死霊、レイス
上位の幽霊(ガイスト)。例えば魔導師の幽霊など。今後産み出すはずだった魔力のすべてを宿して現世に固着するため非常に強力な死霊(レイス)が誕生することがある。魔導院の払暁派のとある閥の長などがそれ。

◆落日派
『深淵にこそ誉れあり』を標語にする、魔導院の大派閥のうちの一つ。精神、肉体に関する魔法に造詣が深く、この派閥に属する者たちは魔導の研鑽の果てに、より上位の存在に進化することを目標としている。非常識人ぞろいの魔導院の中でも異端中の異端とされるカルト派閥。
おそらく現時点のマックスの肉体改造術式や、ターニャの脳内電気信号干渉による精神干渉の腕などを披露すれば、臣籍や紹介状などなくても学習意欲と向上心だけで普通に聴講生レベルでなら受け入れてくれる可能性は高い気がする。
 

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