フミダイ・リサイクル ~ヘンダーソン氏の福音を 二次創作~   作:舞 麻浦

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勢いで行けるとこまで行きます。


Q.ヘンダーソンスケール1.0(=いまだビルド発展途中)のエーリヒ氏と最終形(カンスト)の魔法チート転生者が互角の想定ということは……。

A.気づいてしまわれましたか……。ある程度までは魔法一点伸ばしのエーリヒ君と同じくらいやれると思うんですけどねえ、その他の技能の組み合わせ(シナジー)を考えると、エーリヒ君の拡張性が高すぎるんだよなあ。
たぶん権能くれた上位存在自体の格が違うのもあるし、エーリヒ君の権能の性質的にやろうと思ったら全HS(ヘンダーソンスケール)のエーリヒ君の技能を束ねたスーパーエーリヒ君くらい爆誕するだろうから、それと比べるとどうしてもね……(TRPG者的には全技能最高値って脳死ビルド過ぎるからアレだけど、それはそれで一つのロマン。必要とする熟練度を賄うには人生何回分の時間がかかるか分からないから前提として吸血種とかの非定命になるしかないとして)。

―― なので魔法チート転生者(マックスくん)はエーリヒ君に置いてかれないように積極的に外法に手を染めて人間性を捧げて啓蒙を高めていこうねぇ(オリジナル笑顔(落日派特有の笑み)


◆前話
さあ、デウス・エクス・マキナの時間だぜ!
 


4/n ヒトの証明-2(おやすみ、ヘルガ)

 

 上空から落ちた私は、霜の妖精(ライフアールヴ)の半妖精ヘルガ嬢を庇うように立つ。

 正気を失いつつある彼女は、幻影の中の父と、エーリヒとの区別がついていない。

 というか、私とも区別がついていない。私とエーリヒ君を見比べて「おとうさまがふたり……?」とか言うのはやめたまえ。やめたまえ。私にはもう別に娘が居るのだ……その娘(ターニャ)は私のことを母と呼ぶけど。

 

「……急患の前ゆえ略儀にて失礼」

 

 私はヘルガ嬢にかける魔法を準備しながら、銀髪の長命種(アグリッピナ女史)に腰を折った。

 貴種相手だから本来は膝をつくべきだが切羽詰まった状況の緊急回避が成り立つだろうし立礼で勘弁な。

 あと礼儀すら欠かすと即座に無礼討ちされかねんから、こんなことしてる場合じゃないように思えても大事なプロセスだ。

 

「構わないわ。落日派の誰かさん。……その肉体の魔導の波長は見覚えがあるけれど、乗っ取ったのかしら? 確かに魔力だけは大したものだったものねえ」

 

 ぷかぷかと煙管(キセル)から煙をくゆらせるアグリッピナ女史は、豪奢な馬車に腰かけて足を組んで揺らしている。

 そしてその感想はだいたい正解。やはりアグリッピナ女史の青と緑のヘテロクロミアは、余人には見えないものが見えているようだ。

 

 

「助かるべき命が散らされようとしているのが見えたので介入させていただいた。ここは弁舌の場にあらずして――」

 

「はいはい。分かった分かった。魔導師(マギア)に実践は欠かせないし、貴方もフィールドワーク中ということかしら。()()()()の半妖精を助けられるというならどうぞご自由に」

 

 ―― まあ無駄だと思うけれど。

 泰然とあるいは傲然と見下して、アグリッピナ女史は興味なさげに視線を切った。

 

 邪魔して来ないだけありがたい。

 

 

 その間にも施術(オペ)の準備は進めている。

 まずは状況を悪化させない布石を。

 これからこの場を、一流の悲劇ではなく、三流の喜劇にしようじゃないか。

 

 

 

 敵意緩和友愛術式(ギャグじくうてんかい)

 

 

 

 いきなり金髪碧眼が2人に増えてオロオロしているヘルガ嬢に。

 一気にいろんなことが起こりすぎて容量(キャパ)オーバーしたエーリヒ君。

 弱った彼女と彼に術式を通すのはそれほど難しくはなかった。

 

 風の妖精と夜闇の妖精には術式は通らないだろうが―― あっ、うちの極光の妖精(ターニャ)が、私の髪で織られた貫頭衣と眼玉の宝石付きの腰紐を自慢して煽り倒してる……。

 もっと仲良くしなさい。主にあとで流れ弾(「私も欲しい!」)が行くだろうエーリヒ君がかわいそうなことになるから。

 

「さて、剣士の君」

 

「アッハイ」

 

 これはあれだな、HUNTER×HUNTERの会長の初登場シーンみたいだなとか思ってる顔かな。

 絶賛混乱中という感じだ。

 でもこのあいだ魔法チート転生者(昔のマックス)から君を助けたのも、唐突に表れた魔導師(アグリッピナ女史)だったろう?

 2回目(テンドン)なんだから慣れたまえよ。

 

 では自己紹介といこう。

 

「私は落日派の魔導師―― 見習いの、あー、マックスと言う」

 

 マックスなんて良くある名前だから師弟で名前被りなんてふつーふつー。

 決して考えるのが面倒なわけじゃないぞ?

 

「はあ。マックス……さん? あ、私はケーニヒスシュトゥール荘のヨハネスが第四子、エーリヒと申します」

 

「ご丁寧にどうも。ところで我が所属派閥たる落日派は、精神と肉体に造詣が深く、治癒の術に優れている。つまり、医者だ」

 

 嘘ではない。

 治癒よりも肉体改造が有名なだけで。

 医術よりカルトとして有名なだけで。

 

「それに私の身内にも半妖精がいる。それもあって私は―― そこの彼女を助けにやってきたんだ」

 

「あ……じゃあ、ヘルガは、ヘルガは助かるのですか……?」

 

 殺す覚悟が途切れて安堵するエーリヒ君はかわいいなあ!

 魔導師(マギア)というものの畜生具合がどういうものかよくよく知っていれば、こんな反応にならないだろうから、今限定の素直さだな、きっと。

 

 チラリとアグリッピナ女史を見るが『ご自由に』というのは本当のようだ。

 普通の長命種であれば『落日派はむしろ彼女をそんな有様にした張本人たちのはずだけど? さっきの霜柱のローブの人形見たでしょう? あれ落日派よきっと。 そこの半妖精のトラウマ直撃よ?』とか言って惑わせるだろうからな。

 一応少しは、この丁稚(エーリヒ)に寄り添おうとしているのだろう。この場では素直にありがたい。

 

「もちろんだとも、彼女は助かる。……ただ」

 

「…………!」

 

 少し言い淀んだ私に、エーリヒ君が身構える。

 大金を要求されると思っているならブラックジャックの読み過ぎだぞ。

 別に今回はお金など要求しないよ。

 

 真っ当に、ヘルガ嬢に安心を与えてほしいだけだ。

 

「―― ただ、彼女を、抱きしめてあげてほしい」

 

「……それだけ、ですか」

 

「ああ。ただし、何があっても、だ」

 

「何が、あっても」

 

「そうだ。()()()()()()、だ。……たとえ腕がちぎれようとも。あるいは、心臓を凍らされようとも。彼女を離してはいけない、彼女を不安にさせてはいけない」

 

 そう念押ししながら、ヘルガ嬢を見る。

 相変わらず私とエーリヒ君を見比べては、どっちに駆け寄ろうかとオロオロしている。

 全身を覆う呪符と、切り裂かれた首筋が、一見コミカルな動作を、凄惨な印象に仕立てている。

 

 そんな彼女は、腕の一振りで引き起こす魔法で、エーリヒを骨の髄まで凍り付かせることができるのだ。

 

「……」 ゴクリ

 

「心配は要らないよ。君も彼女も、()()()()()()()()()、私が死なせないから」

 

 

 殺す覚悟は要らない。

 

 だから、生かす覚悟をしてくれたまえ。

 

 きっと君はそれができるのだろう? 主人公。

 

 

「抱きしめながら子守歌でも歌ってやると良い。彼女にはまず、まっとうな休息が必要だ」

 

 彼女(ヘルガ)は病人で、怪我人で、心に傷を負った幼子だ。

 だから、壊れた半妖精としてなどではなく、きちんとそのように扱ってあげるべきだ。

 これはただそれだけの、まずはそこから始めるべき話なんだよ。

 

 

 

§

 

 

 

 エーリヒが武器を捨て、迎え入れるように手を広げながら霜の妖精ヘルガへと近づく。

 ヘルガは、近づくことで殴られやしないかびくつきながら、しかし受け入れられることを期待しておずおずと近づいていく。

 

 じゃあ彼が彼の仕事をするように、私は私の仕事をしよう。

 

 彼女(ヘルガ)がエーリヒに気を取られている間に、私は懐から『漆黒の結晶』を取り出す。

 ヘルガは今もなお魔素を(こぼ)しながら、存在を(こぼ)れさせ続けている。

 その流出を止めるには、魔素を遮断するこの結晶を素材とするのが適当だ。

 

 魔素を通さない素材といえど、加工する方法は既に魔法チートの権能が見つけている。

 正確には、これそのものを操作するのではなく、結晶を触媒に中間物質を作成し、形態を整えてからさらに変性させて魔素遮断素材に変化させるという方法で、自在に形を変えた『漆黒の結晶』を作ることができる。

 

 だから例えば―― 糸の形に、そして布にすることも可能だということ。

 

 

 

 強制脱衣武装解除術式(またつまらぬものをきってしまった)

 

 

 魔素遮断物質形成術式(シュバルツァ・コーコン/くろいまゆ)

 

 

 

「きゃっ」

 

 ヘルガ嬢の身体を覆っていた悍ましい呪符を、首枷を、手枷を、出力任せに、しかし柔肌には一切傷をつけずに切り裂く。

 直後に魔素遮断物質で作ったシュラウドが繭か寝袋のように彼女の体を覆い、それ以上の存在の毀損を抑える。

 

 ……で、彼女はそんな状態で歩けるわけもないのだから、転んでしまうわけだが。

 

「大丈夫かい? ヘルガ」

 

「おとうさま……」

 

 それを受け止める程度は、魔法剣士にとっては造作もないことだろうさ。

 横抱きにしたヘルガ嬢と見つめ合うエーリヒ。

 

 そうだ、いいぞもっとやれ!

 

 じゃなくて、今のうちに次の段階だ。

 

 魔素の漏洩を抑えたら(止血したら)、次の手順は減った魔力の補充(輸血すること)だ。

 

 予備の魔導炉は既に黒い繭(シュバルツァ・コーコン)を着せるときに内側に仕込んである。

 あらかじめ魔力波長も調律済みだ(アグリッピナ氏との問答中にやってたのだ)。

 

 きっとヘルガ嬢は、エーリヒ君に抱きしめられた途端に胸に温かいもの(まりょく)が溢れてくるのを感じているはずだ。

 

「あたたかい……おとうさま、ああ……」

 

 よし、グッド!

 エーリヒに抱きしめられる=安心・安堵という図式が重要なのだ!

 

 そしてここからが正念場だ。

 魔力が回復したということは、霜の権能も再び強まるということ。

 

「…………ッ」

 

 そして冷気がエーリヒ君を蝕むということ。

 黒い繭(シュバルツァ・コーコン)は魔素は遮断しても、冷気は遮断しないしね。

 

 霜の権能は、容赦なく体温を奪い、体表に霜を降ろし、血を凍らせ、肉を()む霜柱を成長させる。

 

 だがエーリヒはその一切を顔に出さない。

 

「あ……ごめんなさい、ごめンなサイ、ゴメンナサイ……」

 

 霜を見て顔を青ざめさせるヘルガ嬢。

 きっと、かつての変貌した父親を思い出してしまったのだろう。

 さらに魔力が暴走し、エーリヒの背中を突き破って大きな赤い血混じりの氷柱が生えた!

 

 通常なら致命傷。

 それどころか心臓から直接発生したのだから即死だ。

 ()()()()

 

 でも、私は彼を死なせてあげない。

 

 落日派にとって、心臓が内側から貫かれたくらいは、死因になりえない。

 特に魔晶を心臓近傍に有する魔種でもないヒト種(メンシュ)にとっては、事前に準備しておけば克服可能な程度だ。

 私はエーリヒ君に施した術式へ送る魔力を強め、強力に賦活させる。脳内麻薬の分泌にも作用するタイプの総合術式は落日派の面目躍如というところ。

 

 しかしそれでも痛みは相当のハズ。

 それを耐えるとは、流石だね。

 

 やらかしてしまって折檻を恐れて身を縮めるヘルガに、エーリヒは身体の痛みによるものではない辛そうな顔を一瞬見せ、それを覆い隠して安心させるような笑みを浮かべ、さらに抱きしめる腕に力を込めた。

 

「大丈夫だよ、ヘルガ」

 

「ああっ」

 

「大丈夫、大丈夫だよ。こんなくらいで放したりなんてしない」

 

 肉を抉る霜柱に耐えるエーリヒ君に見惚れてる場合ではない。

 慌てて私は、エーリヒ君にさらなる賦活術式と持続回復術式をかける。

 え? 生かさず殺さず? そんなことは言ってはいけないよ?

 

 さらにぎゅっとヘルガ嬢を抱きしめるエーリヒくんの動きに合わせて、私はヘルガ嬢の黒い繭(シュバルツァ・コーコン)の内側の魔導炉に搭載された制御用副脳経由で、彼女のための治癒術式を発動させる。

 

 

 

 精神麻酔肉体修復術式(ありしひのおもいでをきみに)

 

 

 

 ふふ、うちの極光の妖精(アウロラ・アールヴ)の身体を(いじく)った経験が生きたな。

 半妖精の傷を治すには、肉体と精神の両面に作用する術式が必要なのだ。そうでないと聖痕のように傷が浮かび上がってしまうからね。

 だから記憶の中の幸せな記憶を増幅し、つらい記憶を押し込めさせる作用の魔法に、強力な治癒の魔法をかけ合わせたものを施す。抗鬱術式と言っても良いかもしれない。

 

 霜の妖精(ヘルガ嬢)の魔力が回復するごとにこちらの魔力が通りずらくなっているから、こちらもヘルガ嬢の魔導炉と自分の魔導炉を共鳴させてゴリ押ししている。

 恐らくは最後まで問題はないはずだ。

 

 ヘルガ嬢の半ばまで切り裂かれた首がつながり、傷が消える。

 魔力頼りのゴリ押しに、銀髪妖瞳の長命種(アグリッピナ女史)が『無様(ブザマ)な術式』と口を動かしたのを認識するが、平常心、平常心……。いつかぎゃふんと言わせてやる……いや、集中しろ。

 

 治癒術式がヘルガ嬢の体中の傷を治し、強力な魔導が足りない栄養素を空気中や地面から補填する。

 ヘルガ嬢の痩せて血色の悪い体に血が通った。

 

 

 あとは寝かせるだけ。

 妖精とヒト種(メンシュ)の相のバランスが肝なので、まだ安心はできないが。

 常にとは言わないが、定期的な経過観察が必要だろう。

 

 

 

 ふ、と霜が降りるような寒さが緩んだ。

 

 春の訪れだ。

 

 上空を見れば、極光の妖精(我が娘ターニャ)が、北辺に残っていた春告精を雷の速さでかき集めてきてくれたようだ。

 ……代価に私がターニャに金髪で編んであげた貫頭衣がだいぶ(むし)られてしまっているようだが……。涙目だ。

 うん、あとで新しい服を買ったり作ったりしてあげるから……。

 

 

「おとうさま……ねむくなってきたの……」

 

 冬を告げる霜を眠らせる春の到来により、ヘルガ嬢(霜の妖精)が徐々に呼吸をゆったりとしたものに変えていく。

 

「ねえおとうさま、おうたをうたってちょうだい……こもりうたを……」

 

 ヘルガ嬢のおねだりを受けたエーリヒ君が、一瞬私に目配せをしてきた。

 任せたまえよ。だから君はただ一心にヘルガ嬢のために歌えばいい。

 その喉に、特別の加護をかけてあげよう。

 

 

 

 安眠導入付与術式(ねむるよいこはやすらかに)

 

 

 

 

 優しく囁くような金の剣士の歌声に包まれて、彼女は寝息を立て始めた……。

 

 

 今は眠れ幼い子よ。

 

 かつてのことを思い出し魘されることもあるだろう。

 

 だが君は今は、妖精ではない。きっと立ち直れる日が来る。

 

 なぜなら君が憧れ生まれ変わったヒトの身には、()()という恩寵があるのだから。

 

 

 

 心的外傷糊塗術式(いまはまだおもいだすべきときではない)

 

 

 

 それでもなおいつの日か、強い心とそれを支える絆を養えたのであれば。

 将来、辛い思い出の何倍もの楽しい記憶が積み上がったのであれば。

 

 傷に向き合って乗り越えられる日も来るのだろう。

 

 だからその時を迎えるために、まずはよく眠れ、美しい霜の娘よ。

 




 
◆魔導炉(半分独自設定)
魔力を産生するための構造体。魔法チート転生者(マックスくん)が内蔵しているのは、亜空間に魔素構造体のみで構成された本体を納めることで基底現実でのサイズを極限まで抑えたタイプ。電磁気力のみでプラズマを一定空間内に捉え続けるタイプのトマカク型核融合炉みたいなもので、常に魔法チートで制御しないと安定稼働できないくらいシビアな代物。制御用の副脳つきで、始動に要する魔力も過大なので、現状ではマックスしか作成できないと思われるオーパーツ。ターニャが食べて吸収したのもこのタイプ。
一方、現在帝国魔導院の一部では閉鎖魔導循環炉とかいう高速増殖炉じみた代物を計画中だとかで、漏出魔力の制御や魔導的密閉の維持のために、高性能な魔素遮断物質は喉から手が出るほど欲しかったりするらしい。

◆忘却
非定命には忘却という作用がないものも多い。彼らは時に、能天気なほどに忘れることができる定命たちを羨む。

◆心の傷
落日派にとっては魂が失われない限りは全ての傷はかすり傷である。それは肉体のみならず心の傷であってもきっと。()(やす)

◆魔法チート(補足)
この権能が提供するのはあくまで術式そのもののみであり、しかも総覧的に見られるわけでもないため体系的な知識を得るのは困難。検索窓ひとつだけ、結果出力欄ひとつだけの非常に使い勝手の悪いデータベースのようなもの。出力された術式はそのままでも動くのは動くが初期環境以外で動かすとどんなバグがあるか分からないから、解析は自前でやらなければならない。また、検索窓に入力するワードをより正確に専門的にすることで、さらに高度な術式を吐き出してくれるようになる。マックス君が魔導院で学ぶ知識は、魔法チートの精度を上げ、そこから吐き出された術式を用いた応用を可能にするだろう。

===

主演男優:エーリヒ。演出:魔法チート転生者(マックス)

止血して輸血しつつ傷を塞いで点滴して抱きしめて寝かしつける。基本は大事。
今後のリハビリやカウンセリングもつらく大変ではあろうが、ヘルガ嬢ならきっと乗り越えられるだろう。
え、リハビリとか社会復帰の面倒を見るのは誰かって? そんだけの世話を焼ける経済的余裕があって、世話を引き受ける動機としてそのような強い生命の在りようを礼賛する主義に浸かってる人(死霊?)といえば……ええまあ、はい、きっとあの人です。(氷属性も得意みたいだしね)

魔法チート転生者(マックスくん)の今後についてですが、帝都編で気軽にこき使えるヒーラーが居たら、きっとエーリヒ君はもっと無茶すると思うんですよ(ゲス顔)
 
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