喫茶ステラ ―異邦人と蝶の残滓―   作:コクーン√

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オナ病み相d……お悩み相談室です。




第69話:恋のお悩み相談室……?

 

 

「昨日はご心配をおかけしました」

 

「いいよいいよ。それより、今日も平気なの?」

 

「はい、元通りになったので大丈夫です!」

 

「ならよし。病み上がりなんだから無茶だけはしないように」

 

「わかりました」

 

「それじゃあ、早速取り掛かろうか」

 

昨日とは違い、すっかりと元気になった高嶺の様子を見ながら朝の支度を進めて行く。

 

「おはようございます」

 

「ッッ!?」

 

「おはよー。栞那さん」

 

明月さんが厨房に挨拶しに入って来たのを見て、高嶺が明らかに動揺する。

 

「おっ、はっよう、明月さん」

 

作業してた手が止まり、声も震え言葉に詰まった様子で返事をしている。

 

「おっはよっう……ごじゃりましゅ……」

 

うん、二人とも昨日の事を大分引きずっていたご様子で……。

 

「……コホン、おはようございます。高嶺さん」

 

「あ、ああ。おはよう」

 

……今更取り繕ってもなぁ。

 

「おーい、こうせーい?手が止まってるよ?」

 

「え?ああ、すみません」

 

「高嶺さん……変な妄想してませんか?」

 

「ハハッ。馬鹿な」

 

「なんて胡散臭い」

 

「いや、だって昨日の今日だぞ。仕方ないだろ?」

 

「そんなに意識しないで下さいよ。なんか、私まで意識しちゃうじゃないですか……」

 

「って言われてもなぁ……言われれば言われるほど、気になってくるだろ」

 

「まぁ……その気持ちは、わかりますけど……」

 

「………」

 

そう言って互いに顔を赤くして無言になる。

 

「……ジー……」

 

その様子を涼音さんが呆れた表情で見ている。

 

「あの……何見てるんですか?」

 

「いーや。昨日何かあったのかなってさ。意識しちゃうとか言ってるし」

 

「涼音さん……若い男女がお見舞いと称して意識してしまう様な出来事なんて限られてますよ?」

 

「なるほど。今日は赤飯炊かなくちゃいけないね」

 

「そんなことしてませんよ!私はあくまで普通のお見舞いをっ、普通に行って来ただけです!」

 

「え゛!?アレが、普通……なのか?俺、あんなの初めて……ポッ///」

 

「怒りますよっ?」

 

「ははっ、悪い悪い。冗談が過ぎた。いつもされてる側だから、たまにはな」

 

「もうっ……タチが悪いですよ……」

 

「……涼音さん。何か甘くないデザートとかありませんか?」

 

「そうだねぇ……、ガトーショコラかなぁ?苦みたっぷりで」

 

「それで中和出来れば良いんですが……」

 

 

 

 

 

 

「……ん?あれは高嶺君?」

 

大学へ着くと、話し合ってる高嶺君を発見する。もう体調は良くなったのだろうか?

 

「今日は、頭の調子が悪いのか?」

 

「あー……違わなくもないかもな。けど、昨日の体調不良とは別件。それは元に戻った」

 

「ふーん。なら、よかった」

 

「うわっ!?び、びっくりしたっ……」

 

話していた二人の会話に急に入ってしまったから驚かせてしまった。

 

「四季さん?いつからそこに?」

 

「ついさっきね。体調が戻ったみたいでなにより」

 

「ご心配をおかけしました」

 

「それよりも、今日はなに?どうしたの?何か困りごと?」

 

「困りごとという程でもないんだけど……、あー……なんて言うか」

 

「なんだよ、ハッキリしないな」

 

何だか言いにくい話なのだろうか……?

 

「その……好きな子が、出来た」

 

「へー!誰?誰?」

 

遂に高嶺君に好きな人が……!?

 

「四季さんもこういう事に結構食いつくのな」

 

「あ、聞きたいけど……もうすぐ講義が……。後でちゃんと話を聞くから、集合ね?」

 

「そうだな。昂晴の話を聞くならもう少し落ち着いた場所と時間が良いよな」

 

「いや、俺講義が終わったらバイトに戻らないと……」

 

「その前に少しくらい時間は作れるでしょ?連絡はワタシが入れておくから」

 

これは重要な話。これなら明月さんや澤田君は特に嫌な顔はせずに了承してくれるはず。

 

それに、他の人のそう言った話を聞いて、何か参考に出来るかもしれないし……ね?

 

 

 

 

 

「それで、好きな人って?ワタシも知ってる人?」

 

講義が終わり、高嶺君を連れて食堂までやって来た。

 

「まあな」

 

「ふ~ん。なるほど。とすると……明月さんでしょ」

 

「気づいていたのか?」

 

「まぁね」

 

本人からの言質も取れた。どうやったか分からないけど、澤田君は上手いこと進めたみたい。

 

「明月さんって、スマホを買いに行った子だよな?まあ、あんだけ可愛ければ……そういう気持ちにもなるよなぁ」

 

「………、っ~~~~~っ!!」

 

わっ、高嶺君が急に悶え始めた……。

 

「何を急に身悶えてるんだよ」

 

「相手の事を考えたら、こうなんか……胸がドキドキするんだよ……」

 

……何だか、理解出来てしまう。

 

「気持ち悪いな。お前」

 

「………」

 

うっ!?……や、やっぱり気持ち悪いのかな……?いや、人前ではしてないしセーフだよね?

 

「仕方ないだろ、こんな気持ちになるのは初めてなんだから……」

 

「高嶺君が乙女に……」

 

「頬赤らめても可愛くねーぞ」

 

「自分が一番驚いてるよ。まさかマンガみたいに自分を抑えられなくなるなんて……。それだけ、本気の恋なんだと……思う」

 

なんだか、聞いてるこっちが恥ずかしくなるようなセリフ……でも共感してしまう自分になんかムカつく。

 

「昂晴……。うわっ、なんか恥ずかしい事言い出した!背中痒っ!?」

 

「うるさいっ」

 

「茶化さない、それだけ本気で好きってことなんでしょう」

 

「んで?告白すんのか?」

 

「いや、流石にそれは先走りし過ぎと思うから……」

 

「けど、何か動いた方がいいんじゃないか?野中君だって頑張ったぞ」

 

「……それは、けど……今後の店の営業も無関係ではないし……」

 

「理解は出来るが、そこを気にしちゃ始まらんだろ。言い訳ばっかりしていたら本当にそのままだ。あんだけ可愛い子だ。その内他の人も言い寄ってくるに決まってる」

 

「それは……そうなんだが……」

 

……澤田君も、そうなんだろうか?いやでも、彼……恋人作る気はないって言ってたような……。いや待って、それは確か事情を知っていない人の場合の気が……。

 

「いきなり告白よりも、まずは二人で出かけるとかしてみたら?」

 

「それだ!クリスマスにでかければいいじゃん!」

 

「そうね。流石に24と25は無理だけど、明日ならいいんじゃない?定休日だしね」

 

「ん、んんー……」

 

「なんだよ?煮え切らないな」

 

「いや、いきなりそう言われても……プランとか立てる時間がないだろ?」

 

「クリスマスシーズンだから、イルミネーションを見るだけでもデートっぽくなると思うけど?」

 

「だな。でも、グダグダにしない様にはある程度考えておくのも大事だな。折角のクリスマスだしさ」

 

「因みにだけど……四季さんならどうしたい?」

 

「ワタシ……?」

 

「そうそう。ここは女性からの意見も聞きたくて」

 

「……んー、別に特別な事とかは求めて無いかなぁ?ゆったりしたり楽しく過ごせればそれで満足……かも?」

 

「家デートってこと?」

 

「そんな感じかな」

 

「宏人は?」

 

「俺か?そうだな……しょうがない」

 

「自分でやろうと思ってたけど、とっておきのプランを伝授してやる」

 

「おお!それは助かる」

 

「やっぱりロマンティックは重要だ。そしてサプライズも大事だ」

 

「ふんふん」

 

「そしてクリスマスと言えば……!そう、クリスマスプレゼント!アクセサリーを贈るのさ!」

 

真面目に聞いている高嶺君には悪いけど、嫌な予感しかしてこない……。

 

「おっと、待て待て慌てるな。分かってる。普通のプレゼントじゃあ相手の心は動かない。重要なのはそのアクセサリーで自分の気持ちを伝えること」

 

「具体的には?」

 

……プレゼントかぁ。やっぱり何か渡した方が良いよね?あくまで日頃のお礼……として。あ、そういえばまだ向こうの予定とか聞いてなかった……。勝手に問題無いって思ってたけど、もしかしたら用事があるかもしれないし。

 

男の人が喜ぶのってなんだろ?でもなぁ……澤田君って一般的の人の感性とかない様な気がするし……、例え変な物とか上げても喜びそうな気がする……って流石にこれは失礼か。

 

今日あたりにでも目星付けておかないとなぁ……邪魔にならないかつ普段から使えそうなものが無難かなぁ?

 

「今のサプライズプレゼントって四季さん的にどうなの?」

 

「え……?あ、ごめん。話を聞いてなかった」

 

「聞く価値すら無いってさ」

 

「そんなっ!?」

 

「ちょっと考え事をしててね。気にせず続けて」

 

「ならっ、夜景はどうよ、夜景は!」

 

「イルミネーションを見て歩くのも悪くないけど、オシャレした女の子の場合、スニーカーを履いてないから足が疲れると思うんだ」

 

「それは確かにあるかもね」

 

「だから高級ホテルの部屋を予約しておくんだ。2人きりの部屋で街の夜景を見下ろしながら彼女をそっと後ろから抱きしめる」

 

「……なんで付き合う前なのにホテルを予約してるの?」

 

え、聞いてない話に何か重要なことでもあったの?

 

「トドメの一言『この街の夜景に僕らの愛を見せつけてやろうぜ』」

 

「素直に気持ち悪い」

 

いや、聞かなくて正解だった。

 

「はいきたこれ!どうっ!?」

 

「だから気持ち悪いっ!なんでそんな気持ち悪いことを堂々と言えるわけっ!?」

 

「他の男とは違うオシャレさんだってアピールしたいじゃん!」

 

「オシャレと奇をてらうは全然ちがう!空回りしてるから!ブレーキ踏んで!大事故起こしてるからっ」

 

「宏人……お前がモテない理由を垣間見た気がする……」

 

「なんだとっ!?」

 

「高嶺君も。もっとまともなアドバイスをしてくれる人を見つけて」

 

「……そうだな。宏人じゃなくて澤田さんとかに聞いてみるよ」

 

「ひでぇな……。でも、あの人か。確かに色々とアドバイスしてくれそうだな」

 

「そうね、参考になる意見は出してくれるんじゃない?たまに……結構な割合でふざけたことも言うけどね」

 

「あ~……、確かに。割と冗談いう事多いよな」

 

「けど、的確というか、核心を突くようなことも言って来るから。高嶺君にとってプラスになるはず」

 

「今日辺りにでも話してみるよ」

 

……って言ってるけど、人にアドバイスしてるほど余裕はないんだけどね……。

 

 

 

 

 

「お疲れ様です。今、戻りました」

 

「おつかれー」

 

「おつかれさん」

 

「何かあります?」

 

「パンケーキを2皿分、今から焼くとこ」

 

「高嶺も来たとこですし、涼音さん先に休憩に行ってきていいですよ」

 

「そう?じゃあ……お言葉に甘えさせてもらおうかね。何かあったら呼んで」

 

「了解です」

 

涼音さんが厨房を出て行くと、高嶺がこっそりと話しかけてくる。

 

「澤田さん、今いいですか?」

 

「……どうした?もしかして恋のお悩みでも聞いて欲しいのか?」

 

「……四季さんから聞きました?」

 

「連絡来ててさ。困ってるみたいだから協力してって」

 

「そうでしたか。一応、その用件です」

 

「了解。あとで話そうか」

 

「わかりました」

 

……高嶺の件でメッセージ来ていたのは確認したけど、それともう一件……四季さんからメッセージがあった。

 

「……うーむ」

 

明日のお誘いだ。何かあるのだろうが……わざわざ休日まで消費してなんだろうか?明日は高嶺と明月さんの遊園地デートの日だし特にすること無いから平気だけど。……もしかして、これは俺もデートのお誘いをっ!?

 

いや、四季さんに限って無いな。こういった浮かれたイベント好きじゃないし。人が多いタイミングで誘うわけがないか。

 

普通に考えれば高嶺が明月さんを好きと公言したことで次の話を聞いておきたいのだろう。今日は高嶺の相談に乗るって知ってるから気を遣って明日にとかそんな感じ。

 

「………」

 

ちょっと期待した自分がいたのは許してほしい。だって!高嶺と明月さんは遊園地デートだよ!?そのことを考えてるときにそんな誘いが来れば……誰だって期待する!しない方がおかしい!

 

あっ、そろそろクリスマスだし、ついでに明日は何か買いに行こうかね。どうせ24と25は暇ないし丁度良いな。だが……何を買おうか?原作だと高嶺は柑橘系のクリームとか買ってたな。けど同じのもなんか面白くないしなぁ……。既存を買うよりかは自分で買ってその反応を楽しみたいってのが俺個人としての矜持。

 

 

 

 

 

「……はぁ」

 

仕事が終わり、着替えようと部屋に入るや高嶺がため息を吐く。

 

「どうした?まるで、今日明月さんをデートに誘おうとしたけど結局出来なかった自分に嫌気がさした様なため息は?」

 

「……まるわかりでしたか?」

 

「まぁな。あからさまに明月さんと対面した時だけ言葉が詰まってた」

 

「いやー、誘おうとしていたんですが、中々勇気が出なくて……」

 

「気持ちは分かるけどな。まだ時間はある。まだチャンスはあるって後に送っていたら終わってしまった……って」

 

「凄いですね。まんまその通りですよ」

 

「ははっ、想像通り。若干明月さんも不審に……いや、心配そうにしてたな」

 

「うわぁ……申し訳ないことをしたなぁ」

 

「それで?相談ってヤツを聞こうじゃないか」

 

「大丈夫ですか?」

 

「ああ、今くらいしかタイミングないしな」

 

「四季さんから聞いてるとは思うんですけど……明日定休日ですし、どこかへ誘ってみようかなと考えていて」

 

「問題はどうやったら相手を退屈させずに喜んでもらえるか……ってとこだな?」

 

「はい、どうしたものかと。それで何か参考になる話が聞ければいいなと」

 

「……そうだなぁ、俺の想像と、考えになるけど聞く?」

 

「っ!はいっ、お願いします!」

 

「高嶺がどういったプランを考えてるか分からないから……俺としては、明月さんなら割と何でも喜んでもらえると思うぞ?」

 

「……と、言いますと?」

 

「あの人は最近までスマホすら持っていなかった人だ。仕事で人との関わりをまともにもったことすらなかった。そんな人が最近こうやってお店で働いたり、スマホを買ったり、皆で焼肉を行ったり……。どれも初めての体験だったはず」

 

「確かに、そう言ってましたね」

 

「その時の明月さんって、楽しそうにしてただろ?」

 

「……っ!?なるほど……」

 

「だからあまり一般的な考えが当てはまるとは考えにくいんだよなぁ……。だから高嶺の方でも考えるのはいいけど、なるべく明月さんの意見とかも取り入れられるような場所を選んだりとかが良いのかなと俺は思った」

 

「場所だけ決めて、時間には余裕持って行った方が良いかもな。もしかしたら向こうが食べたい物とか行きたい場所かとあるかもだし」

 

「澤田さんは、どこが良いとかありますか?」

 

「俺?……そうだなぁ、娯楽施設……遊園地、とか?遊べるアトラクションとか選択肢多いし」

 

「……ありがとうございます。参考にします」

 

「参考になった?」

 

「はいっ、かなり。一般的なことではなくて、明月さんにとっての喜ぶ方法を考えてみます」

 

「その意気だ。頑張れよ?」

 

「……ですが、まずは頑張って誘わないといけないですね」

 

「そういえばそうだったな」

 

「どうしよう……」

 

「ふふん、そこら辺も任せな。シチュエーションは作ってやる」

 

「え?どうやってですか?」

 

「まぁ、見てな。あ、高嶺はそのままそこで待機な?」

 

「え、はい……」

 

着替えを終え、部屋から出る。フロアには……四季さんだけか。

 

「明月さん、ちょっといいか……?」

 

「……?どうかしましたか?」

 

一応、他の人に聞こえない様に小声で話す。

 

「気が付いてるとは思うけど、今日高嶺の様子がおかしかったよな?」

 

「やっぱりそうでしたか。なんだかいつもと違いましたよね?」

 

「魂が、とかではないとは思うけど……様子を見て来てくれないか?何だか悩みっぽかった」

 

「分かりました。少し様子を見てきます」

 

「ああ。よろしく頼む」

 

心配そうに高嶺の方へ向かう。……よし。

 

「ナイスファインプレー」

 

横を見ると、面白そうなものを見た様な表情で俺を見ていた。

 

「だろ?これなら流石の高嶺も言わざるを得ない。なんせラストチャンスだからな」

 

「澤田君もがんばってるねぇ……。もっと自分の方にも目を向けた方が良いんじゃないの?」

 

「向こうが無事に終わったらな。それから考えてみるよ」

 

「それだとクリスマス過ぎてるけど……?」

 

「特に過ごす相手も居ないしな。って、自分で言ってて悲しくなってくるから」

 

「そうなんだぁ……?」

 

「おいまて、人の不幸を聞いて嬉しそうな顔をしないでくれっ」

 

「べっつにー、そんなこと考えていませんが?」

 

「俺の事は良いんだよ、向こうが無事に幸せになってくれれば万々歳なんだから……」

 

「そ。幸せにと願うのはあの二人だけ?」

 

「無論っ、四季さんのもな!そのためなら靴だって舐めて見せようじゃないか」

 

「それだとワタシが靴を舐めているのを見て喜ぶ人になるでしょうが……馬鹿なの?」

 

ん~!良い感じの蔑むような視線。ありがとうございます!

 

「冗談冗談。何かあったらいつでも言ってくれ。喜んで手伝うからさ」

 

「……ありがと。じゃあ、さっそくだけど……明日は暇?」

 

「ん?さっきの件か?そうだなそのくらいなら暇だと思うぞ?」

 

「それならお店に来てもらってもいい?」

 

「そのくらいなら全然……あ、そっちが大学終わってすぐは難しい」

 

「大丈夫。ワタシも準備とかあるからそんな直ぐにってわけじゃないから……」

 

「了解。それなら連絡してもらえれば直ぐに向かうよ」

 

「う、うん……りょうかい……」

 

明日は高嶺達のデートでお店を待ち合わせにしていたはず。ついでにブルーマウンテンを飲んでたから少し間を空けていた方が良いだろう。

 

「そ、それじゃあ、ワタシは先に帰る……」

 

「おっけー、そんじゃあ、また明日」

 

「うん、またあしたね……」

 

「うーむ」

 

てっきり、この後に二人のことを聞いたりするのかと思ったが……先に帰ったな。

 

「俺も支度して帰るか……」

 

店を出て、夜風に当てられながら帰路に着こうとすると、『うおおおぉぉっ!めっちゃ嬉しい!!』と叫ぶ声が聞こえた。それを聞いて無事成功したと把握しながら家へ向かった。

 

 

 

 

 





クリスマス……うぅ、頭が……っ!?

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