「驚いたな、この子が...」
当然の反応だろう、エルザが目を丸くしていた
エルザだけではない。
屋敷の中にいる者のほとんどが目を丸くしていた
「......これで全てのギルドが揃った」
「話進めるのかよ!!!」
話を進めようとしたのだろう、ジュラが無理やりそう言ったが、グレイにつっこまれていた
「それにしても...」
「こんな大掛かりの作戦に、こんなお子様ひとりを寄越すなんて、化猫の宿はどういうおつもりですのぉ?」
全員が思っているであろう疑問を、シェリーが口にした
「あらぁ、一人じゃないわよ。ケバいお姉さん」
「「「「???」」」」
声がした方向、ウェンディの背中の方向に全員の視線が行く
「?!?!?!?!」
「「「猫?」」」
全員が口を揃える中、ハッピーだけ雷に打たれているような反応をしていた。
そこには、二足歩行で言葉を発している、白毛の猫が居た。
ハッピーと見た目は似ているが、気は強そうだ
「シャルル、付いてきたの?」
「当然よ、貴方一人じゃ不安でしょうがないもの。それに、私だけじゃないわ」
「え、もしかして...」
何かを察したウェンディ。すると...
「おぉい!待てって!シャルル!!」
「そんなに急がなくても、ウェンディは逃げないよ、シャル」
入口の方向から、二つの声がする
「ハァッ、ハァ、速すぎるって、シャルルっ」
「そんなに急がなくても大丈夫だよシャル」
「また増えた!しかも二人!人と猫!!」
長く黒い髪を後ろで結びたなびかせている青年とシャルルのことをシャルと呼ぶ三毛の雄の猫がそこにはいた
「バン!それにクーまで付いてきちゃったの?!」
バンにクー。
ウェンディは青年と三毛猫のことをそう呼んだ
「どんどん増えていくな...」
「まったくですわ」
リオンとシェリーが小さな声でそう口に出す
すると、聞こえていたのか、バンがそちらに振り向き
「いきなりすみません。急遽この作戦に加わることになりました。化猫の宿のバン・ストレイフです。よろしくお願いします」
「同じくクーです」
その言葉に対し、ジュラが口を開く
「そういきなり言われても困るな。そんな簡単に加わることは出来んぞ」
「化猫の宿のマスター、ローバウルからの指令です。この連盟に加われとの」
そう言ってバンは懐から出した書類をジュラに渡した
「これは...うむ、本物に間違いないな。加入を認めよう」
「ありがとございます」
バンは頭を下げた
「バン...説明してくれる?」
すると、ずっとソワソワしていたウェンディが尋ねた
バンはウェンディに向き直り事情を説明し始めた
「えぇっと、僕も最初は付いて来る気はなかったんだけどねぇ...シャルルがちよっとねぇ」
「まったく、シャルめ、いい迷惑だったよ」
話はウェンディがギルドを出発してすぐの所まで遡る...
...難しい!!!
文を考えるのって大変ですねぇ...