農家「あなたは農業好きですか?yesか農家で答えてください」 作:寝た奴が悪い
色々ありまして休んでいました。
男の屋敷からの帰り道ランは自分の行動に自問自答していた。
流石にやり過ぎか・・・
いや、あそこまでやっても私のキモチはわからないんじゃないか。
何を焦っているの?
焦ってない。焦ってないけど・・・
卑しいウマ娘と思われたかもね・・・
・・・・・・・
「はぁ~・・・強がってみるものじゃないよね。」
今さら考えても時間が戻る訳でもなく。モヤモヤした心も静まる事はなく。自宅兼職場にたどり着いた。
男は考えていた。
(何でもする)とは言ったものの、自分でも謝罪について考えなければならないと。
「う~ん・・・謝罪。スジとケジメ。責任。反省。」
様々な答えが浮かんでは消えていく
「男の責任か・・・」
男は立ち上がると車に乗りとある場所に向かった。
時刻は夕方
ランは再び男の屋敷にやって来た。
玄関前には男が待っており、ランに気がつくと玄関を開け2人で屋敷に入って行った。
客間に入り先に口を開いたのは男だった。
「ランさん。朝は本当に申し訳なかった。すみませんでした。」
深く頭を下げながら男は謝罪をする。
「いや。カズちゃんは悪くないよ。私が悪かったんだよ。あんな事までして。」
ランも頭を下げ謝罪する
「・・・朝ランさんに何でもすると言ったけど、自分のできる最大のできる事。男の責任の取り方がこれしか思い浮かばなかった。」
男は1つの封筒をランに手渡した。
ランが封筒の中身を確認する。入っていたのは1枚の書類
「これって・・・なんで?どういう意味?」
書類を見た瞬間フリーズするラン。
入っていたのは婚約届だった。
「自分頭回らないからさ・・・男の責任の取り方はこれしかないと思って。」
「・・・ちょっと・・・待ってよ・・・カズちゃん」
ランは少しづつ話し続ける
「昨日の夜は一緒にお布団で寝たよ。何でもするってカズちゃんが言ったよ。カズちゃん頭回らないのも少しはわかるよ。だけど・・・だけど・・・」
ここで言葉が詰まった。
しかし
「ふざけるのもいい加減にしてよね!!」
次にランからでてきたのは怒りの言葉だった
「私カズちゃんの事大好きだよ。大好きで大好きで本当に大好きだよ。だけどカズちゃんは私のキモチに気づいてくれない。だから昨日あんな事したんだよ。それでも気付かないって本当に何なの!!」
「・・・私帰るから。・・・カズちゃんの事なんてもう知らない・・・」
自身の怒りを男にぶつけると、ランは立ち上がり客間を出で行く。
男は残された客間で目元を押さえながら呟く
「・・・やっぱり最低だな、俺は。ランさんの気持ちに何1つ気づいていないや。」
「これだとあの頃と同じだよ」
男の声は震えていた。