農家「あなたは農業好きですか?yesか農家で答えてください」   作:寝た奴が悪い

3 / 17
第3話 ご機嫌な朝食 再開

朝5時男は目を覚ました。

外はうっすらと明るくなって来ており、鶏小屋から夜明けを告げる鳴き声が聞こえる。

「ちと早く起きたな。、、、たまには贅沢な朝飯にしよう」

男は敷地内にある家庭菜園に向かいナス、ネギ、大根

次に屋敷裏で育てている原木椎茸を収穫した

最後に鶏小屋から卵を回収し台所に向かい朝食の準備をする。

 

 

30分ほどすると、台所にはナス、ネギ、大根の味噌汁、焼き椎茸、卵焼き、男が少し前に釣ったカレイの煮付け、白米が並んでいた。

「いただきます」

そう言うと黙々と食事を開始する。

 

 

「ごちそうさまでした」

男は食器と調理器具を洗い、身だしなみを整え、洗車したばかりの軽箱に乗り、トレセン学園に向かう。

時刻は9時30分男はトレセン学園に到着した。

「いや~ちょっと早く着きすぎたとは思ったけど、大丈夫だな。トレセン学園ってこんなにデカくて広いとは思わなかったよ。下手に動き回ると迷子になるかも知れないし、、、とりあえず来客者のタグは駐車場で貰ったから事務所に向かうかな」

男は駐車場横に設置してある案内看板を頼りに事務所に向かう。

 

その頃校舎内では校内放送が流れていた。

[生徒の呼び出しをします。シンボリルドルフさん、エアグルーヴさんナリタブライアンさん、ビワハヤヒデさん。以上4名は至急理事長室に来てください。繰り返します、、、]

 

 

男は事務所に到着すると、来客名簿に記入を済ませ理事長室に案内された。

理事長室には1人の女性と1人の少女がいた。

「歓迎!!我がトレセン学園によく来てくれた。我々は君を歓迎する。」

、、、本当に子供が理事長やってるよ。大丈夫かなこの学園

男は心のなかでツッコミをいれた。

 

「初めまして、野澤農産の野澤と申します。」

と男は名刺を理事長に渡す。そしてなぜか理事長は名刺ではなく、名刺のように文字が書いてある扇子を渡してきた。

、、、これは本当に大丈夫じゃないかもしれない。

男は不安で潰れそうになる。

その後秘書の女性(たづなさんと呼ばれていた)に促され応接テーブルの椅子に腰をおろす。

するとたづなさんが理事長には色的にニンジンジュース自分には紅茶を用意してくれた。

「感激!!忙しい中、遠路はるばるトレセン学園への来園感謝するそれで本日君を呼んだ理由は~~、、、」

、、、扇子の文字が変わってるけど、どんなマジックしているんだろうか。気になる。マズイ!!そんな事考えていたら、話聞いてなかったよ。

「返答!!君はやってくれるかね?」

男は話を聞いていなくて返答ができない。理事長にはその姿が踏ん切りがつかないように見えたのかもう一度男に聞く

「懇願!!ウマ娘が卒業後に安定して生活できるように仕事とは、農業とはどんなものかを教えてやってはくれないか。君だけではなく他の職種にも声をかけたり、実際に実習生として受け入れもしている会社もある。我々はすべてのウマ娘に幸福であって欲しいのだ。だから頼まれてはくれないか。」

最後は涙声になりながらも男に思いの丈をぶつけた。

それほどにまでウマ娘を思っているなら、愛しているなら答えは1つだ

「秋山理事長の考え、ウマ娘への思いよくわかりました。この件は~」

男が返答をする前に理事長室の扉をノックする音で遮られた

「遅くなり申し訳ありません。生徒会3名及びビワハヤヒデ到着しました。入室してもよろしいでしょうか」

たづなさんが生徒の対応に向かい、秋山理事長はハンカチで涙を拭いた。その後不安な表情で男を見ている

扉が開くと、4名のウマ娘が入室する。

皇帝シンボリルドルフ

女帝エアグルーヴ

そして、、、

怪物ナリタブライアン

無敵の姉ビワハヤヒデ

男が4名の方を向き頭をさげる。

「ア、、、兄貴!!」

「に、、、兄さん!?」

黒鹿毛と芦毛の少女は同時に男を見て言った。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。