元不良は一年留年している   作:アッシュクフォルダー

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第十七話 新たな戦いの始まり

11月に入り、一年も終わろうとしていた。

 

そんな中、都立 神山高校の全日制では、

生徒総会が開かれていた。

 

「それでは、これより、第二十三回。

神山高校生徒総会を開催します」

 

生徒会長が、宣言する。

 

「まず初めに、校内の取り締まりについてだ」

 

と、副会長が、言及した。

 

「うちの不良達が、他校の生徒や暴走族、

果てにはチンピラと戦っていると」

 

「特に一年生と二年生が被害が多いですね」

 

と、風紀委員たちが言いだす。

 

「因縁を付けられて、抗争が何度も起きている。

夜間定時制の方も、例外じゃないし…」

 

「縄張り争いも、絶えないって言われていますし…」

 

「向こうから、ケンカを吹っかけられて、

勝手に騒動を起こす不良達にも非はありますし…」

 

「取り締まろうとしても、追いつきませんね…」

 

と、桜木会長と大村副会長。

 

二人の三年生が、共通して頭を悩ませていた問題、

それが、長きに渡る、他の勢力との抗争である。

 

この二人は、いつも対立ばかりしているが、

不良たちの問題については、意見はある程度合う様だ。

 

「抗争を終結させるには、うちの学校の不良共に、

ケンカを売ったり、暴力行為は控えろと、

何度も言ってはいるが」

 

「言う事を聞く奴もいれば、聞かない奴もいますし」

 

「そういえば、夜間定時制の生徒達が、暴走族と喧嘩していたぞ」

 

「全日制も被害にあっていますし…」

 

「それに、近年はカラーギャングやチーマー集団との戦いが多いです」

 

「昔、うちの学校にカチコミをする奴等だっていたが、

だが、何がともあれ、暴力だけは止めて欲しい」

 

と、副会長が生徒会役員や学級委員長達に通達するのだった。

 

 

後日。会長と副会長が何者かに襲撃されてしまう!

風紀委員会の調べによると、

実行犯は、都内で暴れている暴徒達だと断定した。

 

風紀委員会は、会議を開いていた。

 

「さて、桜井会長と大村副会長が襲撃された件だが…」

 

「恐らく、この中の、どれかが怪しいですね」

 

リストには、カラーギャングや徒歩暴走族、チンピラ集団の名前に、

ヤクザの四次団体の組まで書かれていた。

 

「この中だと、どれが怪しい?」

 

「恐らく、暴走族の連中だろう」

 

「うちの学校の不良達が、よく暴走族と喧嘩していましたし、

それに、報復と言う可能性があり」

 

「先生たちにお願いしてもらって、見張りを付けましょう。

それと、生徒たちの安全が最優先だ」

 

「わかった。後、不良達には、刺激や攻撃をするなと、

よく伝えておけ」

 

と、風紀委員長で三年生の遠山が、生徒達に注意を呼び掛けるのだった。

 

神山高校の治安はどちらかと言うと悪い方らしい。

 

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