東雲絵名のショッピングに、宍戸真二と門藤一也が行く事になった。
「真二くん。一也くん。今日はよろしくね」
「よろしくね。絵名ちゃん」
「それじゃあ、行きますか!」
と、三人がやって来たのは、ショッピングモールである。
宍戸真二と門藤一也の役割は、所詮荷物持ちである。
「何を買うの?」
「絵名ちゃんが欲しいのを、買うみたい」
絵名がアパレルショップで、アレコレ買い、
宍戸真二と門藤一也は、荷物を持たされた。
だが、二人共、そこまで嫌な表情を出していなかった。
その後、三人はケーキのお店にやって来た。
店の中でも食べられるような為、
三人でイチゴと生クリームのショートケーキを食べた。
「あっ、真二くん。クリームついているよ?」
「あーありがとう。絵名ちゃん」
「真二には大切にするべき人、守るべき人がいて、スゲーな」
「一也。何を言っているんだ?」
「いや、何となく、そう思っただけさ」
「それにしても、今年は色々あったな…」
「私も真二くんと付き合えれるなんて、思いもよらなかった」
「だろうな。一也から見たら、中学時代からの後輩だし」
「それ、関係ないだろ?
絵名ちゃんは、真二くんと一緒の方が幸せだし」
「そー言えば、一也って料理が得意だったな」
「菓子は作れねぇぞ?」
「じゃあ、サーモン!」
「サーモン…わかった。んじゃ、スーパーでサーモン買って、
刺身をごちそうしてやる!」
「その言葉、忘れないでね?」
「あぁ」
後日、12月28日。門藤一也は絵名と真二を招いて、
サーモンパーティーをした。
「偶然、俺の誕生日なんだ」
「あぁ、真二くん。今日誕生日なんだ!おめでとう!」
「それなら、より一層、気合が入るな!」
と、門藤一也はサーモン料理を振る舞った。
サーモンの刺身を切って、炊飯器からご飯をよそって、三人分作った。
早速、食べた。
「いただきます!」
と。
「美味いぞ!一也!」
「美味しいよ?一也くん」
「喜んでもらえて、光栄だよ」
「一也って、刺身を切ったり、作るのが、
得意なんだな…」
「たまたま、上手になっただけだよ」
「偶然って感じか…」
食べ終えた後、食器は全て、門藤一也が洗って拭いた。
「ごちそうさまでした」
「じゃあ、また、正月明けかな?」
「そうだね」
「じゃあ、また会おう!」
「おう!」
「うん。またね」
門藤一也は年明けに、アルバイトをするべく、
絶賛、仕事を探している。
高校卒業後は、即刻、働くと門藤一也自身は考えている為だ。
(仕事、さっさと探したい。早く見つけねぇとな…)
と、思わず焦りつつ、探していた。