元不良は一年留年している   作:アッシュクフォルダー

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第十九話 年末のお買い物

東雲絵名のショッピングに、宍戸真二と門藤一也が行く事になった。

 

「真二くん。一也くん。今日はよろしくね」

 

「よろしくね。絵名ちゃん」

 

「それじゃあ、行きますか!」

 

と、三人がやって来たのは、ショッピングモールである。

 

宍戸真二と門藤一也の役割は、所詮荷物持ちである。

 

「何を買うの?」

 

「絵名ちゃんが欲しいのを、買うみたい」

 

絵名がアパレルショップで、アレコレ買い、

宍戸真二と門藤一也は、荷物を持たされた。

 

だが、二人共、そこまで嫌な表情を出していなかった。

 

その後、三人はケーキのお店にやって来た。

店の中でも食べられるような為、

三人でイチゴと生クリームのショートケーキを食べた。

 

「あっ、真二くん。クリームついているよ?」

 

「あーありがとう。絵名ちゃん」

 

「真二には大切にするべき人、守るべき人がいて、スゲーな」

 

「一也。何を言っているんだ?」

 

「いや、何となく、そう思っただけさ」

 

「それにしても、今年は色々あったな…」

 

「私も真二くんと付き合えれるなんて、思いもよらなかった」

 

「だろうな。一也から見たら、中学時代からの後輩だし」

 

「それ、関係ないだろ?

絵名ちゃんは、真二くんと一緒の方が幸せだし」

 

「そー言えば、一也って料理が得意だったな」

 

「菓子は作れねぇぞ?」

 

「じゃあ、サーモン!」

 

「サーモン…わかった。んじゃ、スーパーでサーモン買って、

刺身をごちそうしてやる!」

 

「その言葉、忘れないでね?」

 

「あぁ」

 

 

後日、12月28日。門藤一也は絵名と真二を招いて、

サーモンパーティーをした。

 

「偶然、俺の誕生日なんだ」

 

「あぁ、真二くん。今日誕生日なんだ!おめでとう!」

 

「それなら、より一層、気合が入るな!」

 

と、門藤一也はサーモン料理を振る舞った。

サーモンの刺身を切って、炊飯器からご飯をよそって、三人分作った。

 

早速、食べた。

 

「いただきます!」

 

と。

 

「美味いぞ!一也!」

 

「美味しいよ?一也くん」

 

「喜んでもらえて、光栄だよ」

 

「一也って、刺身を切ったり、作るのが、

得意なんだな…」

 

「たまたま、上手になっただけだよ」

 

「偶然って感じか…」

 

食べ終えた後、食器は全て、門藤一也が洗って拭いた。

 

「ごちそうさまでした」

 

「じゃあ、また、正月明けかな?」

 

「そうだね」

 

「じゃあ、また会おう!」

 

「おう!」

 

「うん。またね」

 

 

門藤一也は年明けに、アルバイトをするべく、

絶賛、仕事を探している。

 

高校卒業後は、即刻、働くと門藤一也自身は考えている為だ。

 

(仕事、さっさと探したい。早く見つけねぇとな…)

 

と、思わず焦りつつ、探していた。

 

 

 

 

 

 

 

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