今週はがんばります
システム【n_i_t_r_o】(ナイトロ)によって強化されたTR-5フライルーとの戦闘が始まり既に一時間がたったがアイン達は未だ有効な攻撃を当てられないでいた。
「くそ、またか!」
TR-5フライルーはアイン達の攻撃をシールドバインダーで防ぎ接近戦をしようとすると変形し高速で動き回りメガ粒子砲とブレードライフルで攻撃する、この戦法にアイン達は苦戦していた。
「アイン、このままでは此方が不利だ。それに早くしないとあの機体のパイロットは」
「わかっている!」
アインは焦っていた。TR-5フライルーの攻撃もそうだが何よりその機体の中にいるパイロットの安否が心配なのだ。
「(ギャプランは元々強化人間が乗る為に作られた機体だ、確かにリミッターを掛ければ一般のパイロットでも扱えるが今は【n_i_t_r_o】(ナイトロ)システムでリミッターなんかない暴走状態のうえに二次移行してTR-5フライルーに性能強化されたからパイロットに掛かる負担は尋常じゃない、一刻も早く止めなければ。)」
尚も攻撃を仕掛けてくるTR-5フライルーの攻撃を耐えるアインに1つの策が閃くがその策は博打に近いものだったがパイロットの安否を考えると時間はもう残されていなくアインはその策を実行することにした。
「クラリッサ、お前に頼みがある。」
アインはクラリッサに自身が考えた策を伝えるとラウラとベアトリクスにも策を伝える
「「!!!」」
アインの策に衝撃を受けた2人はアインに「無謀だ」と言うが最後にはアインのこれまでの勘を信じTR-5を足止めする。
「やるしかない・・・な」
クラリッサはアインから伝えられた策を実行するため後方に下がり再びメガ・ビームランチャーを肩とコネクタに接続し頭部のセンサーを起動させ、普段は使用しない
越界の瞳(ヴォーダン・オージェ)までも使いTR-5フライルーをロックオンすると銃口にエネルギーを収束させる。
アインから伝えられた策は今一番火力を出せるクラリッサがメガ・ビームランチャーに全てのエネルギーを収束させ一気に放ち一撃でTR-5フライルーを撃墜するというものでありエネルギーの収束中はろくに動けずしかも1発限りというものだった為冷静なクラリッサも落ち着きがない。
「1発、たった1発だ。外せばあの機体のパイロットは助からない、私のこの一撃に全てが・・・」
クラリッサは何とか冷静になろうとするがなかなか落ち着けないでいるとTR-5フライルーがクラリッサに攻撃してきた。
「(避けれない)」
被弾を覚悟するが攻撃はクラリッサに当たらなかった。
「アイン!」
アインはシールドでクラリッサに向けられた攻撃を防ぐとビームライフルを連射しTR-5フライルーを追い返しラウラ達も攻撃を仕掛ける。
「クラリッサ!攻撃は俺が防ぐ。もう撃たせねぇよ、だからお前はその一撃に集中してくれ!」
アインの言葉にクラリッサは冷静を取り戻しメガ・ビームランチャーの収束を続けTR-5フライルーをロックオンし続ける。
「よし、収束率80%あと少しで・・・!」
クラリッサは自身に近づいてきた気配を察知し僅かに姿勢を屈むと先程まで頭があった場所をブレードが通り過ぎるのを見るとそのブレードを振り下ろした人物に驚愕する。
「篠ノ之箒・・・」
その人物は束によって無力化された箒だった。
「(機能の全てを攻撃に集中したせいで気づかなかったか。だが何故コイツがここに?」
いるはずがない、箒がISおそらく打鉄を纏いいることに疑問を抱いていると箒はブレードを掴み握り締めクラリッサに攻撃を仕掛けてくる。
「貴様、なんのつもりだ今は重要な作戦中だぞ!」
クラリッサが箒に邪魔をするなと言うが箒は攻撃の手を止めずクラリッサを攻撃し続ける。
「そんなこと知ったことか!お前さえいなければお前さえいなければ!」
さすがのクラリッサも避けきれず攻撃が命中する。
「くっ、」
その光景を見たアインに束から連絡が入った。
「ごめん、アッ君あいつ気づいたら居なくて教員用の機体を使ってそっちに行ったみたい。」
束の連絡にアインは箒への怒りを露にするとアインはラウラ達にTR-5フライルーを任せるとクラリッサの援護に向かう。
「そろそろ死ね―--!!!」
箒がブレードを上げ振り下ろすがアインが間に合い箒のブレードをシールドで防ぐ。
「大丈夫か?クラリッサ」
「アイン・・・」
「一夏・・・何故邪魔をする?私はお前と私の敵を倒そうとしただけだぞ?」
箒が濁った目でアインに問いかけるがアインは自分の妻に刃を振り下ろした箒に向かって言葉ではなく物理で答える。アインはシールドの先端でブレードを弾き飛ばすと箒に0距離でグレネードを叩き込む。
「がぁっぎゃぁ!」
グレネードをくらい海に落ちた箒は何とか上昇額しようとするがその瞬間「ギャアアア」ベアトリクスがウミヘビを海に射出し放たれた電撃が箒を襲い箒は気を失う。
「でかしたベアトリクス。」
「クラリッサ、いけるか?」
アインがエネルギーの収束を問うとクラリッサは「問題ない」と言いアインはクラリッサがエネルギーの収束を終えるまで再度TR-5フライルーを足止めする。
「よし、エネルギー収束率100%準備完了」
クラリッサはTR-5フライルーに銃口を向けトリガーに指をかけいつでも撃てる準備をすると、アイン達と戦闘中だったTR-5フライルーがクラリッサに気付き変形しクラリッサの向けて加速する。
「!来た・・・くっ、狙いが」
クラリッサはTR-5フライルーを撃とうとするがTR-5フライルーは更に加速し回避起動を行いクラリッサに撃たせないようにし近づく。
「止めろ!」
アインはクラリッサにTR-5フライルーを近づけさせない為ラウラ達と共にビームライフル、レールガンを撃つがTR-5フライルーには当たらずどんどんクラリッサに迫る。
「くそ、こうなったら一か八かやるしかないな。」
アインは【オーバーブースト】でスラスターを強化し加速し更に他のエネルギーも使い更に加速する。
「間に合え・・・」
クラリッサに接近したTR-5フライルーはメガ粒子砲とブレードライフルからビームをクラリッサに向けて発射する。
「アイン!!!」
クラリッサに当たる直前アインがビームとクラリッサの間に入りビームを正面から受け止める。
「クラリッサは・・・やらせねぇー--!!!」
「!!!」
「へっ、妻を守るのは夫の役目だろ・・・がぁ!!!」
シールドが砕けビームをもろに喰らったアインは黒煙をあげながら落下する。
落下するなかアインはクラリッサに「撃て・・・」と言い放ちクラリッサは我に帰りトリガーを引き収束させたエネルギーをTR-5フライルー目掛けて発射した。
「狙い撃つ!!!」
発射されたビームはTR-5フライルーに向けて進み躱そうとするがラウラとベアトリクスがビームライフルでTR-5フライルーを足止めし、命中した。
「!!!」
ビームを喰らったTR-5フライルーは機能を停止させ機体が解除されパイロットが現れ海に落ちていくがベアトリクスが受け止めパイロットを保護する。
「ハァハァハァ・・・アインは!?」
クラリッサは落下したアインを探すと既にラウラがアインを抱え、ピースをするアインにクラリッサは安堵した。
その後はラウラがアインをクラリッサに任せ気絶した箒を回収すると上空で待機させてたドダイ改に乗り千冬達が待つ旅館への帰路についた。
だがその姿を見ている影にアイン達は気づかなかった。
「どう?十分なデータは取れた?」
「ああ、あいつらの戦いはアイザックが全てを見ていた。」
「なら、撤退させて」
「わかった・・・兄さん今度は私が遊んであげるよ。ふふふ」
--------------------------
旅館に戻ったアイン達は保護したパイロットと気絶している箒を千冬達に渡すと千冬から「ゆっくり休め」と言われそれぞれが休息に入った。
数時間後アインとクラリッサは汗を流し浴衣に着替えると自分達の部屋に戻り酒を飲んでいるとクラリッサがいきなりアインを押し倒した。
「クラリッサ!?」
驚くアインにクラリッサは顔を近づけると口を開いた。
「アイン、私がTR-5フライルーから攻撃を受けようとした時私を庇ってくれたのは嬉しかったがあんな危険な真似はもう止めてくれ。」
「だがっ「ん!」あっはい」
反論しようとしたがクラリッサが怒りそうだったので頷くしかかなった。
「(まあ、確かに今回は無茶しすぎたな。)悪かったなクラリッサ、じゃなんか償いをさせてくれ。」
そう言うとクラリッサは笑顔を浮かべ浴衣の飫肥を緩めるとアインに迫り耳元で呟く。
「それじゃ、今晩は私を愛して安心させてくれ。」
クラリッサの言葉にアインは「ああ、わかった」とかえし2人はその後夫婦としての幸せな時間を過ごした。
翌日アイン達がIS学園に帰る時保護したパイロット、ナターシャ・フェイルスにお礼を言われアイン達はIS学園への帰路についた。
学園につくと箒は今回のことが決め手となり警察に身柄を引き渡されアインに助けを求めたがアインが「自業自得だ」と言うと箒はアインに襲い掛かるがクラリッサが取り押さえそのまま意識を刈り取り箒はそのまま警察に連れていかれた。
その後は問題は起こらず1学期が終わり夏休みに入りアインはクラリッサ、ラウラを連れドイツへと戻って行った。
いかがでしょうか。
次回はちょっと束の発明で・・・
ヴァルキリーズの登場は?
-
嬉しい
-
予想してたよ
-
他のキャラも出して