宣告を告げる亡霊狩り   作:アイン・クロニクル

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ついに登場ですあの機体が




月の名を持つ機体と宿る命

「どうですか?束さん…」

 

「んー、やっぱり限界かな」

 

アインは束にジェダを検査してもらっていた。

 

異変に気づいたのは訓練でのことだった、いつものようにジェダを纏い高速機動訓練をしているとスラスターが急に停止したのだ、その時は訓練を中止し整備員に見てもらったが以上はわからず、次の日の訓練でラウラと近接戦闘をしているとビームサーベルの出力が下がり【オーバーブースト】を使っても出力は上がらなかった。そればかりか機体を上手く動かせないという事態まで発生していた。

 

「部品が劣化したりとかはないから多分…アッ君が強くなりすぎて機体がその操作に耐えられなくなったのかもね…」

 

「そうですか…」

 

アインは自身の力が強くなったことは嬉しいがもう何年も一緒に戦ってきた相棒に乗れなくなることに寂しさを感じていた。

 

俯くアインに束は「仕方ないことだよ」と言いアインを別室に連れて行く。

 

アインは束に別室に何があるのか訪ねると束は「行ったらわかる」と言われ黙って別室につき束が灯りをつけるとアインの前に見たことのない機体が照らされた。

 

「これは!?」

 

アインは目の前の謎の機体を見てあることに気づいた。顔はガンダムのような形だがそこから下の姿には覚えがあった。

 

「束さん!コイツの元ってクラリッサがキリマンジャロで使ってたバルギルじゃないですか!なんでコイツが…」

 

アインの質問に束は答える

 

「クラちゃんが使った機体バルギルは束さんの目から見ても現存するISの最強クラスの機体だったの、それで廃棄にするにはあまりにももったいないと思ったから回収したの。それでいつかはアッ君が使うように新しい機体として作り出したのがこの機体ってこと。」

 

「・・・」

 

「頭部は【n_i_t_r_o】(ナイトロ)が搭載されていたからキリマンジャロで回収した頭部の部品に換装して未完成だった武器を束さんが完成させた物を背中に装備させたの、それ以外の武器はバルギルと同じであとはジェダのコアを入れれば【オーバーブースト】も使用出来るよ。」

 

「ありがとうございます、束さん。」

 

束に礼を言うとアインはジェダを展開しコアを取り外すとコアをその機体に入れた。

 

「うん、問題なく作動したみたい、これで今からこの機体はアッ君の物だよ・・・あとこの機体の名前なんだけどこの顔たしかガンダムって言ったよね、だから背部の武器が三日月に見えるから【ムーンガンダム】て名前でどうかな?」

 

アインは束が考えた自身の新たな機体の名を気に入った。

 

「(ムーンガンダム、いい名だ…戦いで壊すかも知れないがよろしくな相棒)」

 

 

 

 

 

 

「ぐっ、うぐ、ぐえ、うふう、はあはあはあは~あ、急にどうしたの」

 

アインが束のところに言ってる時クラリッサは書類を纏めていると突如激しい嘔吐に襲われた。

 

「これは・・・はぁはぁ、何なんだ?」

 

クラリッサは今までに経験したことない事態に苦しんでいるとそれに気づいた部下達はクラリッサを連れ軍の病院に向かった。

 

病院についたクラリッサは様々な検査を受け医師から検査結果を気かされた。

 

「おめでとうございます、 もう二カ月を過ぎていますね」

 

医師の言葉を聞きクラリッサは自身がアインとの子を身ごもったと理解した。

 

「産みますか?」

 

医師の言葉にクラリッサは考える、たしかに今は亡国企業との戦いが終わっていない状態であり子を産むために軍の仕事を休まなければならないとだがクラリッサは産むことを選んだ誰よりも危険な戦いに身を投じるアインが必ず生きて戻る為に。

 

「はい」

 

「そうですか、では母子手帳を用意しますので、こちらの書類にご記入を」

 

クラリッサは必要書類を記入し医師から今後の話を聞き基地へと戻った。

 

 

「クラリッサ!」

 

基地に戻るとクラリッサが体調が悪く病院に行ったという話を聞いたアインが血相を変えて飛んで来た。

 

「身体は大丈夫か?もう良いのか?」

 

心配してくれるアインにクラリッサは検査の結果を言う。

 

「アイン、私のお腹の中に君との子供が居るんだ「え!?」子供が居るんだ…」

 

「えっ、えええええ――――――!!!!!!!!」

 

 

 

アインの声が基地中に響きわたった。

 

 

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クラリッサの妊娠がわかってから1週間後、幸い亡国企業はテロなどを起こさず久しぶりの平和が続く中シュバルツェスマーケンの隊員達は会議室に集まっていた。何故なら今からそれぞれが考えたアインとクラリッサの子供の名前を発表するからだ。

 

どんな名前が出るか楽しみにしてるなかアインはある人物が気になっていた。その人物は千冬である、基地司令やヘンケン中将ならわかるが千冬はIS学園に居るはずなのに何故かここに居るのだ。

 

「おい、姉貴なんでアンタがここに居るのだ?」

 

アインが千冬に問うと千冬は答える。

 

「ふっ、そんなもん決まっているだろう…大事な弟と義妹の子供つまり私の甥か姪の名を決めようとする時私がいなくてどうする!」

 

堂々と言った千冬にアインは「学園は?」と聞くと千冬は「仕事は・・・わかるだろ?」と言い、その言葉でアインは千冬が山田先生に仕事を押し付けたと理解した。

 

 

「んじゃ、誰が先に発表する?」

 

「はい!」

 

アインの言葉に反応したのはラウラだったラウラは自信ありと言わんばかりの顔でタブレットを操作しモニタ―に名前の候補を出す。

 

「アイン総隊長とクラリッサとの付き合いが長い私の案はこれだ!」

 

「「「「「「!!!!!!」」」」」」

 

モニターに表示された名前千冬以外のメンバーが絶句する。

 

「おい、ラウラ…ロンメル、ヴィットマン、カリウス、ルーデルって全部、第2次大戦のドイツの軍人の名前じゃねぇか!!!」

 

「へぷっ!」

 

アインはラウラの頭に千冬直伝の出席簿アタックを喰らわせた。

 

「総隊長、ならこれはどうですか!」

 

ラウラは再度モニターに案を出すがまたもアイン達は絶句した。

 

「今度は豊作、金義、徹三、三郎、弘って今度は日本じゃねぇか!!!」

 

「へぷっ!」

 

またも出席簿がラウラ襲う。

 

「なら、今度こそ」

 

ラウラは三度目の正直といわんばかりに案を出すがその案に千冬までも絶句した。

 

「だーかーらーなんでまともな名前じゃないんだよ、エイブラムス、チャレンジャー、レオパルト、10式ってなんで今度は世界各国の主力戦車の名前なんだよ!ついには生き物ではなく無機物の名になったよ。」

 

 

「では今度こそ!「もう寝てろ!」へぷっ!」

 

アインはこれ以上ラウラに頼っても駄目だと判断し気絶させた。

 

ラウラが気絶すると今度は千冬がタブレットを操作しモニターに名前の案を出した。

 

「やはり私の案が良いようだ…私の案はこれだ!」

 

モニターに表示された名は【イチカ】だった。すかさずアインが千冬につっこむ。

 

「姉貴正気か?なんで自分の子供に旧名をつけなきゃいけないんだよ!」

 

その後は修羅場だった、千冬はなにがなんでも【イチカ】にしようとするしラウラは復活しゲパルトとかまた無機物の名前出すし、まともだと思ったヘンケン中将は男の子なら【カミーユ】女の子なら【エマ】って名前出すし、それアンタの部下の名前だろ。

 

結果この日は名前は決まらず、後日改めて名前を決めることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか次回は戦闘したいと思います

ヴァルキリーズの登場は?

  • 嬉しい
  • 予想してたよ
  • 他のキャラも出して
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