箒との戦いから1週間が過ぎアインは幸せな時間を過ごしていた、何故なら自分の目の前に最愛の妻と生まれたばかりの子供がいるからだ、軍人として生き、戦争の亡霊を狩ると使命を遂行するため進んできた為手に入らないと思ってた妻と子がいるそれだけでアインは幸せだった。
そんな幸せな中、アインの目の前ではクラリッサが娘カサネに授乳をし終えていた。
「けぷっ」
「上手くげっぷが出たな、えらいぞカサネ」
上手くげっぷをしたカサネをクラリッサは撫でながら褒めカサネはクラリッサに笑顔でかえした。
そんな2人の様子を見ていたアインはクラリッサにカサネを抱かせてほしいと言いクラリッサはカサネをアインに渡すとアインはカサネを抱き寄せ指を近づけるとカサネは小さな手でアインの指を掴みアインが指を離そうとすると必死に掴んで離さない、そんな娘を見てアインはクラリッサに自身の思ってたことを暴露した。
「じつはな俺、不安だったんだ…子供をもつことが…俺は幼い頃両者は事故で亡くなって姉貴から育ててもらったから父親としてどう接してやればいいかわからなくてな、でも昔の仲間からの助言と姉貴達からの応援でそれっぽくしてるけど正直まだ不安だよ…」
うつむくアインにクラリッサは「大丈夫だ」と言いさらに言い放つ。
「君は既に私とカサネを守ってくれた父親として…だから心配しなくていい君は今のままで十分やってくれているよ…」
クラリッサの言葉にアインは「ありがとう」と呟いた。
だがそんな幸せな時間は長くは続かなかった、アインは急遽束から呼び出され基地に向かい束の研究室を訪れるとクロエが出迎えてくれて束の元に行くと束はモニターに写真を何枚か表示した。どれも宇宙の写真だった。
「束さん、なんの写真ですか?」
質問するアインに束は「ここだよ、ここ」と言って写真をズームさせるとそこには明らかに人工物があったのだ、しかもかなり巨大な。
「束さん!?コイツは、どこで撮ったものですか!」
「落ち着いてアッ君、この写真は月の裏側。地球からは丁度見えないようになってみたい、束さんもまさか亡国企業が宇宙にいるなんて思ってなかったから見逃していたよ…」
「そうですか、すいません声あげてしまって…」
「いいよ、いいよ、それでアッ君このデカイのわかる?」
束から写真に写ってるデカイなにかを聞かれたがアインにはその正体はわからなかった。
「(モビルアーマーだと思うが…ビグ・ラングやノイエ・ジールとは明らかに違うからな、どうしたもんか…やはりアイツに聞くしかないか)」
アインは立ち上がると束から写真のデータを自分の端末に送ってもらうとある場所へ向かうことにした。束が何処に行くのかと質問するとアインは「IS学園、ベアトリクスに会って来ます」と言い研究室をあとにするとその日のうちに日本行きの飛行機に乗りIS学園へと向かった。
IS学園についたアインは事前に連絡していた千冬に連れられ会議室に向かった、中に入るとベアトリクスが紅茶を飲みながら待っておりアインは彼女の前に腰を下ろすとベアトリクスが口を開いた。
「久しぶりね、貴方と会うのは貴方がここを去って以来ね…それで今日はなにかしら…」
「ベアトリクス、この写真に写ってる物がなにかわかるか?元ティターンズのお前ならわかると思ってな…」
アインはそう言うと写真をベアトリクスに渡した。しばらくベアトリクスは考えるように写真を眺めていると突如目を見開き「まさかね…」と呟くとアインにその正体を話した。
「これ、かなりヤバイわね…この写真に写っているのはテラ・スオーノという名のモビルアーマーよ」
「テラ・スオーノ?」
「ティターンズがUC87年グリプス戦役が始まる頃傘下のライプチヒ研究室が広域マインドコントロールシステム【システムセイレーネ】を用いてティターンズの力を全宇宙に知らしめようとした【プロジェクトセイレーネ】の為の機体よ」
初めて聞く機体とプロジェクトにアインは驚愕しているとさらにベアトリクスは【プロジェクトセイレーネ】の内容を説明する。
「NT能力のあるパイロットが操作して感応波であるサイコウェーブを増幅させ、その影響を受けた人間を戦わせるのよ…理性を奪い取り最後の1人になるまで殺しあいをさせる…しかも、質が悪いのがパイロットが味方と認識した人間は対象外というんだから恐ろしいものよ」
「・・・」
アインはベアトリクスからプロジェクトセイレーネの内容を聞き想像してしまった、仲間がわからなくてなり自らの手でその人達を殺してしまう地獄絵図を…アインはそんなことだけはなんとしても阻止すると決意しベアトリクスに「対策が決まったら連絡する」と言いこの情報をもってドイツへの帰路についた。
「以上がベアトリクスからの情報です」
「洗脳して殺しあいをさせる【プロジェクトセイレーネ】その計画の為の機体【テラ・スオーノ】…まさか宇宙でそんな計画が進んでいたなんてね…」
「それで、どうします?束さん…奴らは宇宙です。阻止するにしても数機だけ宇宙にあげても勝てる見込みはありません」
悩みうつむくアインに束は「そのことなら大丈夫だよ」と言いアインが「え?」と疑問に思ってるとある資料をアインに見せ、その資料を見た瞬間アインは「マジですか…」と呟いた。
アインが見た資料には束が極秘で建造していた宇宙艦の資料が載っておりその艦名は【ラー・カイラム】だった。
予測していなかったにしても宇宙艦を建造していたことに驚き呆れ、束の顔を見ると束はピースしていた。
不幸中の幸いというべきか宇宙に向かいテラ・スオーノを破壊しプロジェクトセイレーネを阻止することが可能になったアインは各所に連絡し人員を選び訓練しついに出発の日を迎えた。
次回はアイン対マドカやりたいと思っています、そしてあのまま機体が無双します
ヴァルキリーズの登場は?
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嬉しい
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予想してたよ
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他のキャラも出して