ここまで話題になりませんでしたが、馬車の積み荷は本郷が世話になっている村から別の村に運んでいた特産品です。
モンスターの群れの襲撃を受けたツバメ達だったが、撃退に成功し群れを統括していたと思われたジバニャンを完膚なきまでに打ちのめし一件落着となったはずだった
モンスターも居なくなり静けさを取り戻した森に現れた少年に本郷が口を開く。
「むぅお前は・・・・・・まさか天野ケイタ・・・・・・なのか?」
「天野・・・・・・奴はそう名乗っていたのか?ならばさしずめ俺はシャドームーンとでも名乗ろう。あんな輩と一緒にするな下郎」
本郷の問いかけに一考したあたり心当たりは、あるのだろうが否定と共に怒気をまといシャドームーンと名乗り凄まじい覇気を発しエグいオーラを見せつける。
奴も本郷、士と同じような事が出来るのだろう少年の姿からメタリックな仮面ライダーと言うべき姿に彼等同様に変身したのだ。
シャドームーンは手にした紅い刀身の刃を振るい襲いかかってくる。その動きは一瞬で間合いをゼロにし袈裟が剣心を襲う
「速いが、そのような大振りで」
「よし、そのまま押さえていろライダァァパァーンチ」
シャドームーンの速く重い一撃だが剣心は逆刃刀で斬擊を受け止めると1号とディケイドが左右から拳を放つも横薙ぎの一閃で三人を吹き飛ばす。
だが三人が作った振り終わりの隙を見逃すわけが無いと掌に黒い球状のエネルギーを集めてボディーに打ち込む。
「よく分かんないけど重閃弾を食らうの」
「・・・・・・その程度か?では死んでもらおうか」
渾身の一撃がボディーに食い込むもシャドームーンは意にも返さす事無く横薙ぎから同じ軌道で戻ってきた柄の一撃を食らい膝をつく。
突然の転移から理解しがたい状況が続いていたが、思わぬ難敵とくに事情を知らぬツバメと剣心は困惑する中でシャドームーンの持つ剣が不気味な光を放ち一体に重圧がかかり押し潰されそうになる。
絶体絶命の詰んだ状況だ強力な範囲攻撃に誰も動く事すらままならないが、重力の能力を持つツバメだけは多少動けている。
「重力だったら少しは相殺出来るの。みんな近くによって欲しいのだ」
たった一撃だが、その一撃は撤退を決意させるに十分だった圧力に押し潰されるなかで、近い能力を持つツバメだけが能力を相殺し近くに入った者から動いて集まると
大きく振りかぶり放たれようとした大技の一瞬前に跳び上がり窮地から脱出するも爆風で吹き飛ばされる。
爆風で吹き飛ばされた事により上空に投げ出され地上の惨状を見るそこには、こちらを見上げるシャドームーンの姿がある対空を放たれれば終わっていたかも知れないだが奴はこちらを一瞥すると去って行くのであった。
絶体絶命の状況から命を拾った一同は、戦闘の場を離れ湖の畔で一休みをする事に安心はまだ出来ないが
「無事と言って良いのかは、別としてみな命拾いしたでござるな。で本郷殿達は先程の御仁を知っているのか?」
「そうなのあんな化け物うちの学校でも、そうそう居ないの入学式で見た先輩を思い出したのだ」
全員の無事を喜びつつもシャドームーンについて話を聞こうとする剣心に対し化け物じみた強さに同意するツバメだが、化け物じみた強さ持つ先輩の話だ出たことにオロ~とおどける剣心
「奴らについては知ってはいるが、その情報はそうあてにはならないだろう」
「ジバニャンそれに天野ケイタは1号それに2号とV3の三人で倒した。そう聞いていたが、いや奴は天野ではなかったな」
二人の言葉に本郷が答え士もその言葉を紡ぐように話すも彼もまた問いを投げかけた
答えが何も出ずに沈黙の時が流れていると突如として現れた銀色のオーロラの出現にツバメは大太刀の抜くも
「まぁ大体の事は分かってじゃあなまた会おう元気でな」
事態が掴めずにいる面々を放置してオーロラカーテンの向こうに消えていくディケイドにポカーンとなるも仮説に仮説を重ねても意味が無いと本郷が世話になっているという村を目指して移動を始めようとなったが、爆風から脱出したため馬車を失った一行は村に向かって歩き出した。
遂に序章も終わり物語は加速していく予定です
今後も読んでくれたら幸いです。