閉ざされた世界の霧の街   作:高機動型讃岐昆布

9 / 9
 前回の話にて序章は終わりこれから本格的に謎や敵に迫っていく流れです進んで生きたいです♥


第一章 集いし英雄
転移の謎と目指す先


 

 僅かの攻防だが、その戦闘の爪痕はツバメ達に確かに残っていた馬車を失った事は仕方が無いと言うのはツバメ達の場合

しかし本郷にとっては世話になっている村の特産品であり馬車も村長の物なのだから彼は時折ムゥと唸るもどうにもならないだろう。

 こうして彼等は本郷が目指していた村に向かうさなか時折モンスターに襲われつつも歩を進める

そんな時に霧の向こうに人影が見え話し声も聞こえてきた。

 

「そろそろアラシさん自分で歩いてはもらえませんか?たのんますわマジで」

 

「おいおい君には自分達を守って名誉の負傷を負った者を労う気持ちなにのかね」

 

「トモヤさんがお疲れでしたら私が変わりましょか?」

 

 声の先に目をやると、少女を背負った少年ともう一人少女の三人組が険悪とは感じは無くとも言い争っていながら歩いていた

向かってきた方向は違えど目指す方向は同じ見えツバメは小走りに近寄り声をかける。

 

「ねぇ学生服を着てるけど兄ちゃんも迷いこんだ系なの?」

 

 三人の中で学ランとなじみ深い服装のトモヤに話しかけると、同行者との話に気をとられ接近に気づけなかったトモヤがその場で体勢を崩し尻もちをつく。

もっとも背負われていたはずのアラシはトモヤから離れ着地している当たりダメージは完全に抜けているのだろう。

 

 「そう言う嬢ちゃんかてセーラー服やけど同じ世界から来たんかも知れへんな?まぁ同じ世界やとしても分からんけどな」

 

「そうかもなの世界中の人を知ってるわけじゃ無いしトモヤは同じクラスの女の子からも認識させてなさそうなの」

 

 そんなツバメの軽口に自然と一人を除いて笑みを浮かべる一同の中に、別集団の中に知った顔を居る者もいた。

 

「あっ誰かと思えば本郷さん?フーリン村からの果実は、みんな楽しみにしてますよってあれ?いつもの馬車は・・・・・・」

 

 この世界に飛ばされ数日のあいだ保護されたフーリン村からの運搬を手伝っていて雫とも顔見知りになってたが徒歩である事に驚かれる

 

「もしわけござらん。あの積み荷を楽しみにしていたのでござろう途中で馬車ごと失ったでござるよ」

 

 雫の問いにムゥと唸る本郷に代わって剣心が、かいつまんだ形で説明をすると、少し残念そうな顔を見せるもこの件についての追求は終えるが

 話題が来訪者の多さに移る現地人の雫に加え他の者より先にいた本郷は自身が出会った者以外の存在に疑念を抱く。

この世界に別の世界の者が迷い込む事自体は不思議と言うほどの事では無いが、ポンポンと気軽に現れる者ではない

それがミストガーデンの常識として考えられていたが、ここに居る本郷以外の者は同刻とまで出ないにしろ同日に加え範囲も狭い中でなのだから前例は無いのだという

 

「まぁ考えても仕方ありません今は私達の村に来ませんか?」

 

 パチンと手を打つと雫からの提案に一同は一考すると同意し二組の集団が一つになり行動を始める。

一番胸をなで下ろしたのは非戦闘員のトモヤだろう武器として先端等に少々細工されただけの棒

それ持った自分は戦闘どころか喧嘩もまともにしたことが無いのだから

 

「そうやな。それに転移が自然現象なら普通とちゃう事かてあるやろ?暖かい冬と梅雨時やのに雨少なかったり」

 

「まぁそうだといいがね」「でござるな」

 

 よほど不安を拭いたいのだろう楽天的なこと行って若干アピール的に笑うと呆れ気味アラシが同意すると剣心も続く様に笑みを見せる。

だがツバメだけが先程とうって変わって難しい表情を見せていた。

 

 

 

 




 間が開いてしましましたが続きが書けました。
ダブル主人公ですが比重はツバメの方が重いですかね
スパロボ風に言うとツバメがプレイヤーが選んだ主人公に対し選択しなかった方の主人公がトモヤ
そんな感じかも知れません
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。