僕と兄貴と銀河天使と   作:HIGU.V

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第六話 エンジェルに成りたいのですが……男ですけど

ついに……ついに来た!! この時を待ち続けて苦節14年!! 雨の日は家の中で読書をして、風の日はちょっと厚着で出かけて、ダイゴの爺ちゃんの駄菓子屋に駄菓子を買いに行った。あの楽しかった日々ともおさらばだ!

そういえば、爺ちゃん元気かな?僕が子供の頃から外見全く変わってないから、多分未だに元気だな。

 

少し前にESP能力者に頼んで、僕の表層心理を読んでもらおうとしたけど、失敗に終わった。思考の展開が独特でで良くわからないらしい。フフフ、なんと言うご都合主義!! これで、懸念されていたミントへの対策もばっちりだ!!

さあ、始めようか! ギャラクシーエンジェルを

 

 

 

 

 

────────

 

 

 

ラクレットはようやく自分が原作ヒロイン達と合間見えることに感動に満たされ興奮していた。彼にとって、ラクレットとしての人生は、とにかく自分の好きなことをするということだけを追求してきたのである。

 

彼は元々自身を投影した物語を妄想することを趣味としていた。いわゆる一種の中二病疾患者である。転生(厳密には死んでいないのだが)してからは、完全に自重を辞めて痛い台詞や、格好をしている事からみても自覚はあるようだ。当然のように、包帯やら眼帯やら俺に近づくなやら沈まれやらは普通にやっていた。なにせ選ばれし者でチート主人公なのだ、彼の主観では。

ともかく、自分に酔っている典型的な『主人公願望を持つ』(逆説的に主人公ではない)少年だったのである。そのために彼が、オリ主にふさわしい能力を持ちさらに原作に介入できるというのは、自分の夢をそのまま形にしたようなものであり、しかもその対象が自分が二次元、ひいては美少女ゲームにはまった原因である作品のギャラクシーエンジェルだというのも、彼の願望の深い部分を再現していたのである。

とまあ、いろいろな言葉で言ってみたが結局は

 

 

「僕は、登場人物達と仲良くなる!! 」

 

 

こういうことであった。しかしながらラクレット・ヴァルター 前世を含めれば、NEUE世界出身でもないのに立派な魔法使いである。前世で5歳の時から、彼女はおろか、異性と手をつないだことなどない。経験ゼロのチキンハートの持ち主であった。つまりは口では何でも言えるが、実際にどうなるかは察してもらおうか。

そもそも、格好もキングオブヘタレリスペクトであるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少し遡る、ラクレットが、エルシオールのシャトル置き場に着艦準備を行なっている時。エンジェル隊のメンバーは、一度エルシオールに戻った後、ブリッジに報告に行こうとしていた。しかしその時、新しく配属された司令官タクト・マイヤーズがこちらに向かっているとの報告を受けてその場で待機していた。

 

全員の顔には、一応作戦が成功したという形で終わったものの、自分達の力ではない手段で片がついたという事実があり、少々暗い。彼女達は、ここまで一日の大半を警戒態勢で過ごすか、実際に戦闘をしていたのだ。正直あまりテンションが高かったわけではなく、全力の力が出せたというわけでもない。疲労がたまっており戦闘後の高揚感が消えれば睡魔に苛まれるのはもはや日常の1ページであるし、撤退が精一杯の遭遇戦も続いていた。

しかしながら現実として、先ほどの戦闘では、敗北という未来が一時的とはいえ見えてしまったのである。濃厚な敗北ムードに気づかないように懸命に宇宙を翔ていた彼女たちだからこそ思う所はあるのだ。

 

エンジェル隊の隊長フォルテ・シュトーレンは、自分の部下四人の複雑そうな顔を見て、どうにか変えようと話を振る事にした。こういう所で、最年長でもある彼女は気を回す。事実唯一の叩き上げでもある彼女は部下のフォローとケアも手慣れたものだ。そして、それが彼女達の円滑なコミュニケーションを助けるので結果的に戦力の上昇に繋がるのである。

 

 

「それにしても、この数時間でいろいろ起き過ぎだね。新司令官を迎えにいくわ、その司令官が就任して、その直後に戦闘。さらには、別の紋章機が戦闘に介入してくると来た。今までも大概密度は高かったけど、今日はすごいね」

 

 

フォルテのその言葉に、一同の注目が集まる。その中で、心を読むことの出来るのが原因で隊員の中では下から二番目に若いが、精神的にはかなり大人のミント・ブラマンシュがフォルテの心境を読んだのかそれに賛同するように続く。

 

 

「本当ですわ。特に先ほどの紋章機を操縦してたのは誰なんでしょうね?ランファさんは何かご存知で?」

 

 

ミントのその問には、メンバーの中でもっとも優れた運動神経と近接戦闘能力を持つチャイナドレスの美少女、蘭花(ランファ)・フランボワーズが答える。

 

 

「まさか、全然知らないわよ。そもそも通信だってエルシオールとしかしてないんでしょ? それにアタシよりヴァニラのほうが戦闘を良く見てたはずでしょ? アンタ何か知ってる?」

 

「いえ……私もセンサーで捕らえただけで、実際に映像を見てません。大きめの小惑星で死角になっていましたので」

 

 

メンバー中最年少で、ナノマシンによる治療や、修理が得意であるヴァニラ・Hはランファの問いに対して、あまり表情を変えずしかしながら親しい彼女達から見たらやや申し訳なさそうな顔をして答えた。

そんなヴァニラに大輪のような笑顔を浮かべて、ミルフィーユ・桜葉が話しかける。

 

 

「私も補給に戻ってたけど、何も見てないよ、ランファ」

 

 

彼女達5人が白き月の聖母シャトヤーンの近衛隊『ムーンエンジェル隊』である。彼女達は軍人ではあるので階級は持っているものの、態度や完全に改造している制服などから、とても軍人には思えないような少女(1名二十歳越え)達である。

そんな彼女達の会話の渦中にいるのは、先ほど戦場に介入してきた一機の中型戦闘機、しかも紋章機と同じで『クロノストリングエンジン』を搭載している物だ。

特別扱いされているエンジェル隊。彼女達の繰る紋章機の性能が他の兵器より優れているが、性能がパイロットのテンションによって変動する。『クロノストリングエンジン』と『H.A.L.Oシステム』を搭載しているからだ。

 

もともと『クロノストリングエンジン』は戦闘機に詰めるようなものではない、なぜなら全く持って出力が安定せず、さっきまでは全開だったが次の瞬間から供給エネルギーが0に成るなどざらにあるのだ。高いエネルギーを供給するが、安定性などない。それが『クロノストリング』だ

故に戦艦などは膨大な数の『クロノストリングエンジン』を搭載することで擬似的に安定した出力を出しているのだ。1%で壊れるなら二つ用意すれば1万分の1になるといった、アポロ計画の話と同じ考えである。

 

そんな『クロノストリングエンジン』を活用する為に『H.A.L.Oシステム(Human-brain and Artificial-brain Linking Organization System)』が紋章機に搭載されているのだ。『H.A.L.Oシステム』は簡単に言うとオペレーティングシステムの1つであり、搭乗者の脳と人工脳を繋げ多次元処理を可能とするものだ。これにより高度な演算が可能になると同時に、使用者は確率に干渉する、未来を見る事ができるといった神に近づく『天使』のような存在にまでなることができる。事実展開中は搭乗者の頭上に光り輝く輪が展開するのである。これによって、『クロノストリングエンジン』の放出確率に干渉できるのだ。

 

つまりは戦艦クラスのエネルギーを使える戦闘機という化け物じみたものになるのである。

閑話休題、つまりは戦場に介入してきた戦闘機のパイロットは『H.A.L.Oシステム』を動かすことが出来る適正のある数少ない人物の一人になるのだ。

 

 

「それにしてもパイロットはどんな人なんでしょうね?フォルテさんはどう思います?」

 

「そうだね、通信の声すら聞いてないからわからないけど、他の方面軍の軍人か誰かだと思う。敵の旗艦を沈めたんだ、それなりに腕利きなんだろうね。そういうミルフィーはどう思うのさ?」

 

「私ですか?う~ん……」

 

 

ミルフィーユは、フォルテに話を振った後に自分で考え込んでしまった。

その様子を横目に見つつ、フォルテはランファに自分の意見を言うように態度で示す。それに気付いたランファは一瞬考える素振りをすると自分の意見を答える。

 

 

「やっぱり、女の人じゃないんですか? 私達の紋章機だって、男の人は全体的に『H.A.L.Oシステム』の適正値も低かったんですし」

 

「確率で言えばそうでしょうけど、決め付けるのは早計ですわよランファさん。ちなみに私はむしろ男性だと思います」

 

 

ミントは30cm以上背の高いランファを見上げながらそう呟く。もっともランファが以上に高いのではなく、ミントが120cm台という小柄な身長の持ち主であるのが原因なのであるが。ミントが続いたことにより3人の視線はヴァニラへと向く。ちなみにミルフィーユは未だに考え中である。

 

 

「私は………若い人だと思います。根拠はありませんが」

 

「あ! 私もそう思います。もしかしたら私よりも年下かも」

 

 

ヴァニラが答えたタイミングでミルフィーユは自分の考えが纏まったのか、彼女に続いた。

 

 

「まあ、手がかりもないんだがら、実際に会うまでは解らないけどね」

 

 

フォルテはそう締めくくると、全員の顔をみる。彼女達は先程までの微妙な表情から一転して何時も通りの表情に戻っていた。

 

 

「あ、それにしてもさっきのタクトさんの指揮すごかったねーランファ」

 

「そーね、悪くはなかったんじゃない?」

 

 

いつもどおりのテンションに戻ったミルフィーは、士官学校時代から同期で隊の中でも最も付き合いの長いランファに話を振る。話題は先ほどの戦闘を指揮していたタクトのことで、内容としては彼の指揮にやや感心しているといったところか。

 

 

「ええ、私達への指示のタイミングも内容も的確で、特に不自然な機動をしなくても戦闘を円滑に実行できました」

 

「まあ、最初はこんなもんかね」

 

「はい。私の修理を要請する間隔も過不足なく行われてました」

 

 

先ほどの戦闘が正史よりも激しいものになったからなのかは知らないが、エンジェル隊のタクトに対する評価は少し高かった。正史だと正直頼りないといわれていたような時期ではあったが、今現在の評価は悪くはないといったところか。

 

 

「やあ、皆お疲れさま。さっきの戦闘機のパイロットがこの船に来るから会いに行こうと思って。君たちもついて来てくれ」

 

────了解

 

 

彼女達がそのように雑談をしていると格納庫に、タクトが現れた。彼は簡単に彼女達をねぎらうと、そのままシャトル置き場へ向かう。エンジェル隊のメンバーはそんなタクトの後に続くのであった。

 

 

「クレータ班長、どう、その戦闘機の様子は?」

 

「あ、司令!! 」

 

 

タクトはエルシオールの整備班長である、クレータ・ビスキュイの姿を認めて話しかけた。彼女はちょうど着艦作業が終わって入ってきた、『エタニティーソード』の様子を確認していたのだが、タクトの声に気付き彼に歩み寄る。その様子は新しいおもちゃを与えられた子供のように目が輝いていた。

彼女は自身の紋章機の整備に対して誇りを持っているのだ。そんな彼女の前に自分の知らない新たな紋章機が現れたのならばメカニックとしては興味が出ない訳が無いのであろうが。

 

 

「司令! この機体は何なんですか!? さっきの戦闘では映像を見てる余裕は無かったんです!! 音声は聞いてましたけど」

 

「ああ、落ち着いて、俺も詳しくは解らない。それを含めてパイロットに今から聞こうと思ってる。幸い敵意は無いみたいだしね。っと出てくるよ」

 

 

タクトがそう言って皆を促すと、コックピットに当たる部分が開き、黒いロープがたれてきた。そのロープを伝って、一人の少年が降りてきた。ちなみに、『エタニティーソード』の全高は12mほどで、これは、紋章機の5分の3程度しかない。これは、一般的な中型戦闘機と同程度の大きさである『エタニティーソード』と、大型戦闘機に分類される紋章機の差である。

 

 

「はじめまして、僕の名前はラクレット・ヴァルターです。先ほどは失礼しました」

 

「エルシオール艦長のタクト・マイヤーズだ。さっきは助かったよ」

 

「いえ、アレはあくまで自己防衛ですよ?」

 

「そういうことになるね。それじゃあ、早速で悪いけど君の事を聞かせてもらおうか。艦長オフィスまで来てもらうよ」

 

「わかりました。あ、壊さなければ別に見ていただいて結構ですから」

 

 

降りてきたラクレットの外見は、黒っぽい青のツンツンはねた髪、学生服の上から白い羽織を羽織っている様相と、170cmというトランスバール皇国の14歳の少年の平均より少々高い身長で、彼を見たエンジェル隊やタクト、整備班は彼をやや実際の年齢よりも少し年上に思った。

 

それでも、戦場に介入してきて旗艦を落とすなどということをする技量を持っているパイロット、という観点で見れば十分に若いのだが。ただ、彼にとって残念ながら、彼に見ほれた者はいなかった。タクトと簡単に挨拶程度の言葉を交わし、そのまま艦長オフィスに移動することになったラクレットは、そわそわしているクレータに向かって、自分の紋章機を調べることを許可した。

 

まだエオニアにつく前に次兄であるカマンベールに見てもらっているが、別に特別な改造をしているわけではないのだ。彼自身の目的はここに留まる事なので、いくら見られても問題はないのである。

 

 

「あ、はい、それじゃあお言葉に甘えて」

 

 

その言葉を聞いたクレータは、急ぎ足で『エタニティーソード』に向かう。整備班の面々も、自身の担当する機体がすでに終わっているものなどがそれに続いた。

 

 

「エンジェル隊の皆、お疲れさま。とりあえずは解散にするから、しばらく休んでくれ」

 

────了解!!

 

 

エンジェル隊は、ラクレットの姿を確認できただけでとりあえずいいのかその言葉を聞くと、そのまま格納庫をあとにした。疲労感もピークに達していたのであろう。

 

 

「それじゃあ、付いて来てくれるかな?」

 

「わかりました。………えと……了解です!!」

 

 

タクトのその言葉にラクレットは若干テンションがハイになりつつも、返事をし後に続くのであった。そんな彼の心の中は希望と喜びで溢れていたのであった。

 

 

 

(フフハハハ、エンジェル隊は、皆美人ぞろいだったぜ………ククク、ああ、楽しみだ)

 

 

それと、自己陶酔と欲望に。

 

 

「なるほど、君がどのような経緯でアレを入手して、此処までに来たのかはよくわかった。じゃがどうしてわざわざ通信をいれずに、戦闘に介入したのか?」

 

 

ラクレットは現在エルシオール艦長オフィスで、ルフト、レスター、タクトというエルシオール首脳陣に囲まれている。彼が、タクトに付いて行くとそこにレスターとルフトがいたのだ。彼は心の中でレスターの左目の眼帯って何のためだったっけ? と考えている間に、二人の簡単な自己紹介が終わったので、そのまま自分も名乗り、ココに来た経緯と、自分がどうして紋章機を所持しているかを説明した。

その間にトラブルもなく、彼が先ほど出していた、シャトヤーンの許可証もあってか比較的スムーズに行われた。そして、現在ルフトがこのような質問を投げかけてきたのである。

 

 

「はい、えと、とりあえず敵を見かけたんで……それと、言い訳がましいですが、通信を入れるという事をすっかり忘れていたというか。何分今まで一人ででしか、動かしてなかったので通信機能を使ったのも先ほどが初めてで………」

 

 

若干しどろもどろになりながらもラクレットは当たり障りなさそうな理由を答えた。彼の本当の理由は、その方が、格好のよい登場になるであろうから。なのだが。

 

 

「なるほど。それじゃあ、コレが本題なのじゃが、正直この艦エルシオールの現状はあまりよくない。最高の性能を誇る紋章機が5機もあるが、敵の数も膨大での」

 

「ルフト准将、まさか……」

 

「そうじゃ、レスター、ラクレット君、君は皇国のために戦ってくれないかのう?」

 

 

ルフトは、現状が如何に厳しいかをよく理解していた。先ほどの戦闘も目の前にいる少年がいなければ正直危なかったのだ。しかも、その少年はこちらに協力的で、将来的には、エンジェル隊とまでは行かなくとも白き月の近衛軍に入ることを考えている。身元もしっかりとしているみたいだし、シャトヤーン様のお墨付きでもある。そのため彼を一時的に戦闘機乗り扱いでエルシオールに欲しいと感じたのである。

対して、レスターはその意見に反対であった。なぜなら彼は民間人で、自分は軍人だ。軍人は、力を持つ代わりに、戦う職業であり、市民階級出身である彼は、その辺をきちんと理解している。彼の視点では一般市民のラクレットを戦わせることに抵抗があるのだ。

 

 

「レスター、ここは本人の意思次第だと思うよ。俺的には賛成だ。だってこいつは悪い奴じゃなさそうだって俺の勘が言ってるんだ」

 

「おい、タクト、だが彼は民間人であってだな!」

 

「いいですよ、僕は。臨時階級を貰って一時的に軍属にしてくれるなら」

 

 

タクトはこの時点で、目の前の少年に対して、特に何か思うことはなかった。14歳だというのに、アレだけすごい技術を持ってるのならば、味方になれば心強いなあ程度にしか。彼のよく当たるという定評のある直感も、害意がある風には思えなかったからだ。

 

そして、この展開にラクレットは思った。

 

 

(なんというオリ主補正!! 最高だぜご都合主義!!)

 

 

「落ち着けレスター、この艦の司令はタクトで、司令と本人が了承しているのじゃ」

 

「っ!! そうですね。失礼しました」

 

「うむ、タクト、わしの権限で臨時少尉にするから、エルシオール戦闘機部隊を新設し、そこの所属にでもするがよい」

 

「了解。それじゃあ、俺はエンジェル隊の皆に会ってくるから、レスター後よろしく」

 

 

ルフトのとりなしによりレスターは納得はしてないものの表面上は、受け入れた。その様子に満足したのか、タクトはルフトから言われたことをそのままに、エンジェル隊に会いに向かうのであった。すでに彼女達と親睦を深めることで精神的な支えとなり、テンションをあげるという事を知らされていて、大義名分のある彼は、喜び勇んで部屋から出て行ったのだ。

 

 

そんなタクトの事を、いつものことだと諦めながら、レスターはラクレットに手続きを促すのであった。それをルフトは少々にやけながら見つめていた。

 

そしてラクレットは

 

 

(エンジェル隊じゃないのかよ!!)

 

 

と心の中で叫ぶのであった。

 

 


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