プロローグ
人にとっての人生の転換期とはいつだろか?
新しい学校に入学した時? 恋人ができた時? 結婚した時?
まぁどれも当てはまることである。人は生きている間に何か衝撃的な体験を経て成長していく。
それがいいことであれ、悪いことであれ、人には何らかの変化がもたらされる。
「だからって、こうなるとは誰も想像つかないだろう」
昼時、公園に少年は一人で佇んでいた。
大体年齢は15、6歳位であろうか? まだ幼さが残る顔立ちをしており、
何とも表現に困る表情をしていた。
そんな少年は周りを何度も見まわして溜息をついた後こう呟いた。
「なんか世界がいきなり
〇月〇日
皆さんこんにちは
何か朝起きてニュースを見ようと思いテレビをつけたら謀社長の高笑いしてる姿が見えた。
その時はまだ寝ぼけていると思い気にしなかったのだが、気分転換のため散歩をしていたらなんか見覚えのあるモンスターの姿が見え、そのシーンがあるアニメと重なってようやくここが俺の住んでいた世界じゃないと気付いたのであった。
当初そのことに気づいた時は大変慌てた。
そりゃあもう周りにいた人がドン引きしてたくらいに慌てた。
なんか体も縮んでたし
こうなったのもドン・サウザンドの仕業に違いないと考えた。
おのれドン・サウザンド許せん!!
とまぁ冗談はこれくらいにしてこれから元の世界に帰るために何とかしなければならない。
具体的な目途はないがまず今日から日記をつけようと思う。
最初にここが前俺がいた世界とは違う点を挙げるとしよう。
第1にここは俺のいた世界よりも過去である。
技術などは進んだものも見られるが年号を確認したら大体8、9年くらい前だった。
第2に一部俺のいた世界とは違う名称のものがある。
いやこれは驚いた。会社とか商品の名前とか微妙に違っていたから最初見た時はパチモンか!
と思ったくらいである。
最後にこれが最も重要な項目だが世界中で遊戯王もといいデュエルモンスターズが流行っているのである。
どれくらいの規模でかというと前の世界の野球、サッカー以上に流行っている。
プロリーグがあるのは当たり前で経済にも影響を与え、大抵のことは、
「おい、デュエルしろよ」
で解決できるくらいである。皆
散歩していた時公園でデュエルしていた子供たちにそれとなく聞いたところによるとこの世界にシンクロやエクシーズ、ペンデュラムは存在せずルールは前の世界でいうマスタールール2のようである。
唯一の幸運なことはスマフォはなぜか手元に存在しており、なんと電波が通じてるではないか!
それを知った俺は大変歓喜した。
早速前の世界でのこの世界の年代の禁止制限をチェックし、この世界と照らし合わせた結果一部前の世界では無かったカードが存在してるが特に変わりはなかったので早速家に帰ってデッキを組んでみることにした。
これからどうなるか分からないが早く元の世界に帰れたらいいと思う。
先行きは不安だがなんとかなるだろう。
そう思いながら、新しいデッキ内容を思案するのであった。