とあるocgプレイヤーの決闘日記《凍結中》   作:花岡隊長

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今回でもう一人のオリキャラが登場します。


主人公のデッキって何故か最後は上手くまとまるよな(一部を除いて)by橘

〇月〇日

 

 

 Guten Tag Sie

 

 なんとかアカデミアの試験に合格することが出来ました。

アカデミアにはそれぞれランクがあって1番上がオベリスクブルー、次にラーイエロー、最後に落ちこぼれとされるオシリスレッドに分けられるのだがなぜオベリスクが1番上なのか疑問でならない。

明らかに社長の趣味になっていると感じられるがおそらく気のせいだろう。

 

えっ? ラーはocgだと効果が微妙だって?

あれはラーじゃなくてヲーだ。いいね。

 

 そんなわけで俺に送られてきたのが黄色の制服なのでおそらくラーイエローだと思われる。

それにたしかアカデミアには色々とぶっ飛んだものがあった記憶があるのできっと世界を越える方法とかあるに違いない! とりあえずそれの捜索を第一に考え動いていこうと思う。

と、目標とこれからの計画はさて置き話は変わるのだが会場でなんか変な人を見たのだがここにその当時の状況を書こうと思う。 

 実は試験終了後そのままアパートへ帰ってもやることないのでその時せっかくだから受験生のデュエルの見学をしていた。

あまり、上手いと素直に言えるような内容はなくスマフォで暇を潰していたらなんか遅れてきた生徒がいた。

その時は「あれ、片方は確か遊城 十代だとしてももう一人はいったい誰だっけ? 」

なんてその時はただそう思っていただけだった。

 

 

 

 「フレイム・ウイングマンで《古代の機械巨人》アンティーク・ギアゴーレムを攻撃! スカイスクレイパーシュート!」

 

「マンマミーア!」

 

(-_-)zzz

(゚д゚)!<ハっ!

俺としたことが不覚にも眠ってしまったらしい。その間に遊城 十代のデュエルは終了していた。

周りの様子から考えて原作通りの流れになったらしい。まぁ俺には関係ないがそうなるとこの後の展開が予測しやすくなりそうだ。

 

 

...にしても主人公って凄いよな。あんな事故りそうなデッキ使ってて勝ってるんだから、正直俺にはまねなんて一生無理だと思う。

まぁ何にせよこれが終わったってことはもう試験はないということだな。そう思い俺はさっさと帰ろうとしたが、

「では次に受験番号109番 遊崎 行人君1番のデュエルコートまでお越し下さい」

 

もう一人の遅刻者のデュエルが始まりそうだったが正直興味がなかったのでそのまま帰ろうとした。

 

「おいおい、デュエルを見ていかないのか?」

突然聞き覚えのある声がした。

こ、この声は!

「もう少し見てった方がいいんじゃないか? 受験番号7番君?」

エ、エアーマンさん! TFシリーズにおいて何故かスタッフからやたらと愛されているエアーマンさんじゃないか?

「...なにかとても腹立たしいことを言われたな気がする」

それはきっと気のせいだ。

後、俺の名前は橘だ。決して受験番号7番君なんていう妙な名ではないぞ受験番号1番。

「おっとそれはすまない。三沢 大地だ。これからよろしく頼む。」

橘 湊斗だ。橘でも湊斗でもミーくんでも好きに呼んでくれ。

「では、よろしく頼む湊斗。」

ミーくんはスルーしたか?

それで三沢よ、一体どうしたんだ? 受験番号110番のデュエルは終わったし、あの受験生じゃクロノス教諭に勝つのは難しいと思うのだが?

「いや、やってみないと分からないぞ。まぁ見てから決めるのもいいと思うが? おっ! 始まるようだ。」

そこまで言うならもう少し見ていこうじゃないか。

ちょうど今始まるようなので結局俺は残ることにしたのであった。

 

 

      「「決闘デュエル」」

 

 

 

「俺のターン! ドロー! 俺は《強欲な壺》を発動。デッキからカードを2枚ドローする。さらに《ゴゴゴ・ゴーレム》を攻撃表示で召喚!」

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

 

受験番号109番は無難な陣で終了したな。ゴーレムが出たとなるとエクシーズが存在しないこの世界だと情報は少ないが恐らくデッキは【岩石族】だろう。

岩石族は魔法・罠によるサポートカードは少ないが《コアキメイル・ガーディアン》や《N-グランモール》など単体で強いカードが揃っていて元の世界だと若干メタビ気味のデッキや悪魔族を混ぜた【ダーク・ガイア】

などのデッキがある種族だ。

これならプレイングによってはいい勝負をするかもしれないと考えた。

 

「私のターンナノーネ! ドロー! 私も手札から《強欲な壺》を発動するノーネ! そして、私は手札からフィールド魔法《歯車街》ギアタウンを発動するぅーノ。このカードはアンティークギアと名の付いたモンスターを召喚する時、生贄を1体少なくすることが出来るノーネ! よって《古代の機械獣》アンティークギアビーストを生贄なしで召喚するぅーノ」

「バトル! 《古代の機械獣》アンティークギアビーストで《ゴゴゴ・ゴーレム》に攻撃するノーネ。プレシャス・ファング! 」

「罠トラップカードはつd」

「無駄なノーネ! 《古代の機械獣》の効果、このカードが攻撃する時相手は魔法・罠カードを発動することが出来ないノーネ!」

「何!」

機械の獣の攻撃により土の体を持ったゴーレムは難なく破壊される。

「くっ!」

 

LP4000→LP3800

 

 

「これで私はターン終了するノーネ」

 

 

 

流石だなクロノス教諭は。序盤の【古代の機械】アンティークギアとしては中々理想的な布陣だ。これを109番はどう突破するか?

 

「やるな先生! だがデュエルはここからだ。俺のターン。ドロー! 俺は《ガガガ・マジシャン》を攻撃表示で召喚!」

 

!?【岩石族】じゃない!

 

「さらに《死者蘇生》を発動! 甦れ《ゴゴゴ・ゴーレム》! そしてこの2体のモンスターでオーバレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

 

          「「「「エクシーズ召喚!!!」」」」

 

え、エクシーズ召喚だとォ!?

 

「現れろナンバーズ39! 希望皇 ホープ!!」

 

なぜエクシーズがこの時代に存在する!?しかもあのデッキは【岩石族】じゃない。

あいつのデッキは【オノマト連携(ペア)】か!

 

「ホープでギアビーストを攻撃! ホープ剣スラッシュ!」

 

LP4000→LP3500

 

「俺はこれでターンエンドだ」

 

 

「中々やるノーネ。でもデュエルアカデミア実技担当最高責任者として負けるわけにはいかないノーネ!」

「私のターン。ドローナノーネ! __来たノーネ」

ん?笑っているということは何かいいカードをドローしたのか。

「私は《大嵐》を発動! フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊するノーネ!」

フィールドで突風が吹き荒れ教諭の《歯車街》と109番の伏せていた《くず鉄のかかし》は破壊された。

ていうか伏せてたカード案山子先生かよ。

 

「ぐっ、でもいいのかい先生のカードまで破壊されちまったぜ」

「甘いノーネ! 破壊された《歯車街》の効果発動ナノーネ! このカードがフィールド上から破壊され、墓地に送られた時、デッキ・手札・墓地から《古代の機械》アンティークギアと名の付いたモンスターを特殊召喚することが出来るノーネ」

「よって、私はデッキから《古代の機械巨竜》アンティークギア・ガジェルドラゴンを特殊召喚するノーネ!」

「いでよ!《古代の機械巨竜》!」

嵐の中から機械でできた体を持つ竜が現れる。その竜は己の力を誇示するように咆哮した。

「さらに私は《古代の機械騎士》アンティークギアナイトを召喚! バトル《古代の機械巨竜》でその金メッキを攻撃するノーネ! ギガントブレス!」

機械の竜の攻撃が金色の戦士を襲おうとする。

「ホープの効果発動!このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除き相手モンスターの攻撃を無効にする。ムーンバリア!」

瞬間、金色の戦士の体から障壁が出現し竜の攻撃を阻んだ。

「むむ、私はカードを3枚伏せてターンエンドナノーネ」

 

「俺のターン。 ドロー! バトルフェイズに入るホープで《古代の機械騎士》に攻撃!」

 

「かかったノーネ。《立ちはだかる強敵》を発動するノーネ!」

「なんだって! 」

「《立ちはだかる強敵》の効果このカードは相手モンスターの攻撃宣言時に発動することが出来るノーネ。自分フィールド上のモンスターを1体選択し相手はそのモンスターに必ず攻撃しなければいけなくなるノーネ」

 

「くっ! でもホープで攻撃! この瞬間ホープの効果発動!」

 

「甘いノーネ。速攻魔法《禁じられた聖杯》を発動するノーネ!」

「何だと! 」

 

「《禁じられた聖杯》の効果によりホープの効果は無効となり攻撃力が400ポイントアップするノーネ。さらに罠発動《ライジング・エナジー》このカードは手札を1枚捨てることでフィールド上のモンスター1体の攻撃力を1500ポイント上げるノーネ!」

 

「ということは!?」

 

「ホープは破壊されるノーネ!」

 

ホープ          古代の機械巨竜

攻撃力2500→2900 戦闘  4500

 

LP3800→LP1200

 

「!? カードを2枚伏せターン終了!」

 

 

 

 

 これで109番の方は一気にピンチになったな。

「ああ。ここからどうするかによって109番君の実力が試されるな」

 

 

 

「ふふん。ドロップアウトボーイもこれで終わりなノーネ。諦めてサレンダーするノーネ。」

「諦める? 誰に言ってるんだ先生まだデュエルは終わってないぜ。俺は最後まで諦めない! 」

「それならこれで終わらせるノーネ。速攻魔法《サイクロン》を発動! 破壊するのは左側のカードナノーネ!」

「ミラーフォースが!」

ああ、やっぱり破壊されてしまう運命なのかミラフォさんは。

俺はそう思いながら見学していた。

 

「ふふふのふーん♪ いいカードを破壊できたノーネ! バトルフェイズ! 行くノーネ。《古代の機械巨竜》ドロップアウトボーイに直接攻撃!」

 

 

「ここだ! 俺は手札の《ガガガ・ガードナー》の効果発動! 相手モンスターの直接攻撃宣言時このカードは手札から特殊召喚することが出来る!」

「ふん、それでも守備力は《古代の機械巨竜》より低いノーネ! そのまま攻撃! そして《古代の機械騎士》で直接攻撃すれば私の勝ちなノーネ!」

「甘いぜ。先生。このカードは攻撃対象に選択された時手札を1枚捨てることでその戦闘では破壊されなくするぜ」

 

「むきーっ! 私はこれでターンエンドナノーネ! 次のターンに決めてやるノーネ」

 

「先生に次はないぜ。」

「何故ならこのターンで俺が勝つからなぁ!」

109番はそう宣言すると周りから「無理に決まってる。」、「どうやったらこんな状況逆転出来るんだよ。」などの声が聞こえた。

元の世界の基準だと手札誘発がない限り耐性の無いモンスターだったら簡単に除去することが出来るがどうする気だなどと思いながら見守る。

「ふん、やれるもんならやってみるノーネ」

「いいぜ。俺のターン。ドロー! ...来た! 」

「行くぜ先生! 俺は罠カード《エクシーズ・リボーン》を発動! このカードは墓地のエクシーズモンスターを対象にして発動できる。選択したモンスターを特殊召喚し、このカードをモンスターのオーバーレイユニットにする。甦れホープ!」

場に再び金色の戦士が現れる。

「そんなモンスター出したところで精々《古代の機械騎士》しか倒せないノーネ!」

「さらに! 魔法《鬼神の連撃》を発動! このカードはフィールド上のエクシーズモンスターを対象にして発動。オーバーレイユニットを全て取り除き、このターン2回攻撃することが出来る」

「そして、ホープに《エクシーズ・ユニット》を装備! このカードはエクシーズモンスターに装備することができ、そのモンスターは自身のランク×200ポイント攻撃力がアップする」

 

「よって、攻撃力は3300! 《ガガガ・ガードナー》を攻撃表示に変更し、バトルフェイズに入る。ホープで《古代の機械騎士》を攻撃!」

 

ホープ          古代の機械騎士

攻撃力3300  戦闘  1800

 

LP3500→LP2800  

 

 

 

「次にホープで《古代の機械巨竜》を攻撃!」

 

(だ、大丈夫ナノーネ。この攻撃を受けてもライフポイントはまだ残るノーネ。次のターン、手札の《地砕き》で破壊してやるノーネ。)

 

「この瞬間ホープの効果発動!」

 

 

「そんな馬鹿な!ホープのオーバーレイユニットはもうないはずナノーネ!」

 

「それはどうかな?」

「《エクシーズ・ユニット》はエクシーズモンスターが効果を発動するときこのカードをオーバーレイユニットの1つとして扱うことが出来る」

 

「だとしてもわざわざ自分の攻撃を無効にするなんて間抜けナノーネ! やっぱりドロップアウトボーイナノーネ」

 

「まぁ見てくれよ先生」

 

「最後に! 攻撃が無効になった瞬間魔法発動! 《ダブル・アップ・チャンス》!」

 

「このカードはモンスターの攻撃が無効になった時そのモンスターを対象にして発動できる。そのモンスターはもう1度だけ攻撃することができ、ダメージステップの間その攻撃力は倍になる」

 

「と言うことーは」

 

「そう攻撃力は...」

 

ホープ

攻撃力2500→5000

 

「5000ポイントだ!」

 

「なんですーと!?」

 

「行け、ホープ! 《古代の機械巨竜》に攻撃! ホープ剣スラッシュ!!」

金色の戦士が機械の竜に向かって剣を振りかざす。

竜は戦士に向かって反撃するが戦士の一撃によりその体は真っ二つに裂けた。

 

ホープ         古代の機械巨竜

攻撃力5000  戦闘   3000

 

LP2800→LP800

 

「わ、私の《古代の機械巨竜》が...」

 

「これで終わりだ! 《ガガガ・ガードナー》でクロノス先生に直接攻撃!」

 

「マンマミーア! ペペロンチーノ!」

 

LP800→LP−700

 

「ありがとうございました!」

 

うぉぉぉぉぉ!!!! そんな歓声が周りから発せられた。

確かに盛り上がるくらいの逆転劇だったであろう。

「すごかったな109番。そして、エクシーズ召喚か。中々興味深い。なぁ橘はどう思う」

そうだな、確かにすごかった。(まるで主人公のように)

取り敢えず疲れたから悪いが俺は先に帰らせてもらうよ。

「そうか、では次はアカデミアで会うことになるだろうからよろしく頼む」

おいおい、まだ合格したわけじゃないのに早すぎないか。

「いや、きっと合格するだろう? 俺もお前も絶対にな」

...そうかじゃあその時は楽しみにしてるよ。ではアカデミアでまた会おう。じゃあな三沢。

俺はそう言いながら会場を立ち去った。

 

この世界に本来存在することがない召喚方法【エクシーズ召喚】これを使う奴が現れたことによりこれからどうなるか分からないが俺は絶対に元の世界に帰って見せる。

その決意を胸に少年は歩くのであった。

 

 

これで役者は揃ったこれから始まるのは悲劇であろうか? 喜劇であろうか?

その詳細はカニの味噌汁じゃなく神のみぞ知る。

 

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