貴方の病んだ幻想入り   作:回忌

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身体で1番嫌いなもの

無意識の小指


守矢神社での戦い。逃走

「着きましたよ!」

 

早苗の元気な声と共に雲で隠されていた視界が

クリアになる…かなり豪華な神社だな

彼女が移動中に教えてくれたがたしか名前は

守矢神社だったか。

兎も角さっさと境内に入って隠れてしまおう

 

「よいしょ」

 

「おー早苗ー帰ったのー?」

 

境内で2人で着地すると同時に誰かから声が掛けられる

見ると帽子にギョロ目が付いた幼女がこちらを見ていた。

 

「ん?そいつは誰?」

 

「この人は──さんですよ!」

 

早苗はこちらを指さしながら言う

幼女はこちらを見ると目を薄めながら言う

 

「よろしく──。私の名前は知っているね?」

 

当たり前だ…先程移動中に早苗からこの幼女…

洩矢諏訪子の魅力(?)をPRされたところだ

 

『ええそうですよ!諏訪子様は私を小さい頃から

 とても大切に育ててくれてしかも私を手助け

 してくれた上に信仰をとても多いんです!

 外の世界でもまだ信仰が続いているようですし

 やはり諏訪子様は最高で素晴らしいのです!

 んん?その顔信じていませんね!?ならば

 仕方がありません!証明してあけましょう!

 どれだけ諏訪子様が偉大なのかを!(以下略)』

 

なお、以下略の所を書き記すと軽く小説が

出来るレベルで長かったのだ。

知りたい人の為に言うと…Suwako is God

この一言で事足りる。

中盤辺りから無意識にナイフに手が伸びていた…

もしあれ以上話していたら武力行使してでも止めた

…気を逸らした傘の妖怪。ありがとう

 そして安らかに眠れ

大幣の杖で往復ビンタの後、右ストレートで飛んだ

まぁ妖怪だし心配無用だろう。

が、妖怪が吹き飛ばされた後も話を続けようと

していたのでそろそろ飛ばしてやろうかと

青筋を立てていた時に神社が見えたのだ

とりあえず名前は言っておこう

 

「いい名前。それじゃあ私は戻るから」

 

諏訪子は境内から飛んでどこかへ行ってしまった

 

「何かが用事があるのでしょうか」

 

早苗が知らなかったら私が知るわけ無いだろう

コホンと咳をした後早苗は

 

「取り敢えず中に入りましょう」

 

と言った後御本殿に入って行った。着いていくか

にしても新しい神社だ、某紅白巫女の神社より綺麗だ。

確か外でも信仰が続いているのだったか

…殺気を感じた気がするが、気のせいだろう。

貴方は早苗について行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、今貴方達は机を囲んでいる。

目の前にしめ縄の円が背中にある女性…いや神だな

早苗は貴方の隣に居る

沈黙を破ったのは女性だった

 

「…取り敢えず名前は名乗っておく。──よ

 八坂神奈子。神だ」

 

んなもん見りゃ分かるだろう。しめ縄が中に浮く訳が無い

名前は既に早苗が伝えているので言う必要は無い

先程沈黙していたのは早苗が貴方を保護すると

言い出した時だ。…多分神奈子には知られている

ハッキリ言って家に帰りたい。

名乗った後はまた沈黙だ

早苗がもの凄く気まずそうな顔をしている

貴方は取り敢えず壁の木目を数える事にした…

 

87…88…89…⑨…

さて、あれから何分掛かっだろう

軽く1時間は過ぎている気がする。

そして、瞑っていた目を開き言葉を放つ

 

「…すまないがここで保護する事は出来ない」

 

「え?なんでですか!?」

 

早苗が食いつく様に言う。

 

「彼がここにいると不味いんだよ早苗」

 

どこからかふらりと現れる諏訪子。

そして彼女は貴方にある事を耳打ちした

 

彼女達が動き出しているぞ、と

 

貴方は今すぐここから脱出する必要があると

本能的に感じた。

荷物はウエストバックに入っている物とナイフだ

これらがあればサバイバルは何とかできる

後は自宅に帰って迷いの竹林の様に迷う術を

我が家に掛けてしまえばいい。

 

「そうなんですか…残念です」

 

ガックシと肩を落とす早苗。

貴方は暇な時に来れれば来ると言った

 

「暇があればですね!よろしくお願いします!」

 

早苗は残念そうな顔から笑顔に戻った

取り敢えず脱出しようここに長居したら不味い

霊夢が来るか、文が来るかだ。

ところが貴方の予想を神は裏切った

 

「ここに──さんは居ますか!?」

 

ガタンと戸が乱暴に開けられる。椛だ

脱出すると言い神社から出る

 

「早く脱出しましょう!何処へ行き…」

 

が、目の前に現れた妖怪によって言葉は遮られる

紅葉の形をした扇子を持って古臭い天狗の衣装とは

違い現代のカッターシャツ。しかし彼女は天狗だ

その姿を見て貴方は即座にナイフを構え、椛は

大剣と盾を構える。

 

「さて、私の物を返してもらいますよ!椛!」

 

戦闘開始。

まず、もの凄いスピードで突っ込んで貴方の腕を

掴もうとする。貴方は横へスライドして避ける

隙が出来た所に椛が大剣を振るが避ける

扇子を大きく振ると竜巻が発生する

椛は飛んで避け、貴方は霊力を纏わせた

斬撃型の弾幕で竜巻を切り裂く

ナイフの刃渡りでは竜巻を完全に斬ることは無理だ

せめて愛刀があれば…あ、忘れちまった。

まぁいい、無理をすればナイフで文を無力化出来る

ナイフを振った後の硬直を無理やり無くし跳ぶ

文が見えたので牽制として弾幕を張る

すると彼女も撃ち返してきた。

そのスピードを活かしてあらゆる方向から弾幕が放たれる。

椛は弾幕ごっこに慣れているからかサクサクと

避けていくが貴方はごっこなんて久しぶりだ

この頃は殺し合いしかしていない気がする

 

「援護します!1発やってください!」

 

椛は後ろから弾幕を張って文を動きにくくする

その隙に貴方はナイフを振る

 

 

…が腐っても幻想郷最速。避けること避けること

Missという文字が10回見えたところで文の蹴りが

貴方の腹に当たる

口からカエルが潰れたような声が出る

貴方はそれに堪えて文に飛んでいく

この頃幻想郷の住民に肉弾戦はあまり無かった筈だ、

今の感覚が鈍っている時なら無力化はやり易い。

まず、扇子を蹴り飛ばす。

 

「っ!」

 

文は後ろに下がった後、弾幕を展開。

貴方はウエストバックから拳銃を握り、撃つ

乾いた音が5回、それの後に何かが弾かれる音が5回聞こえた

 

「本当に底がありませんねぇ…そのバックッ!」

 

それが文が弾丸を蹴ったという事は即座に判断出来た

この化け物が。

貴方は弾切れになって用無しの拳銃を文に投げる

文は風を操って拳銃をこちらに飛ばしてくる

ナイフで拳銃を切り裂いて文に突撃する

 

「させませんよ!」

 

文は拳を放つが、下からの弾幕に邪魔される

 

「今です!──さん!」

 

貴方は全身全霊の一撃を文に放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境内に降り立つ3つの影。

結論から言ってしまえば文を斬ることに成功した

…だからと言って無力化に成功した訳では無い。

 

「アタタタ…痛いじゃないですかーーさん」

 

これ以上の戦闘は不可能に近い

先程の全身全霊の攻撃は僅かに外れたのだ

霊力はほとんど切れた…がまだ使えるだろう

気絶する事を頭に入れておく

さてどうしようか…と貴方が悩んでいる時にそれは来た

 

「さて帰りましょう?──?」

 

それは上からかけられた

見てみればあの時と同じような表情の霊夢が居た

見たくない顔だ…だから貴方は立ちくらみがした

その時、あの3人が貴方と椛の前に躍り出た

神奈子、諏訪子、早苗の3人だ

早苗はこちらを振り返って言う…いや、叫ぶ

 

「早く行ってください!」

 

「──さん!後方は任せて下さい!」

椛は貴方の後ろに着く。

貴方は鳥居を抜けて、我が家へと飛び出した。





さぁ、クソッタレを斬り殺そう!


貴方の口調 ○○じゃないか…とかはワザと
ではなくちゃんとした物です。

ヤンデレ?これは戦闘ものだよ()
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