貴方の病んだ幻想入り   作:回忌

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ぬわああああん疲れたもぉぉおおおん
てな感じで投稿です


紅魔の館

足元に広げられた絨毯によって柔らかな感触が伝わってくる

今は入ってすぐのフロントでこれだから咲夜が言うお嬢の部屋とやらは

かなり豪華なものになっているのだろう。

しかし何故このフロントは壁やら地面やらに切り傷とかがあるんだ?

バタンと後ろで玄関の大きな扉が閉められた後咲夜は「こっちよ」と

貴方をお嬢の部屋へと誘導していく。

ちなみに咲夜に何故フロントがボロボロなのか聞いてみると

そこで霊夢と弾幕ごっこをしたという。

先程から太ももあたりに見えるホルスターに入ったナイフは

もしかして弾幕で用いるのだろうか

貴方にはよくわからない。だって真剣勝負の方が性に合うから。

「だから貴方は幻想郷で暮らし辛いのよ。やけに強いし」とあの

妖怪の賢者は言っていた…今頃マヨヒガの修理に追われているだろう。

なんならc4でもよかった気がする。

まぁ弾幕ごっこができないなんて些細なものだ。

どちらかというと妖怪と対等になれる程であるこの腕前が幻想郷の

人間全てに付与されてほしいものである。

これでも貴方は有名な方…ただし妖怪の方であるが。

あの古来の風習にへばりついて柔軟な考えができない可哀想な老害がいて

人間は勿論、野良妖怪も寄せ付けない排他的な妖怪の山と繋がりがある。

繋がりといってもいつもこき使われている可哀想な白狼天狗の愚痴を

聞きながら酒を飲んだり将棋をしていたりした。

天狗との関わりはこの娘以外にはうざったらしい文屋だけだ。

貴方が主に通っているのは河童のところだ

彼ら…彼女らは無縁塚で拾った武器などを渡すと瞬く間に修復される。

無論のことタダで修理されるわけが無い。これの為にわざわざ胡瓜を

タネから我流で育ててきた。

でも最近はお金だったり物々交換等で胡瓜を大量に渡すことは無くなった。

河童達から武器を得て里の我が家に持って帰る。

これらの武器の一部…刀とか槍とかフランベルジュとかを里の自警団に

渡したしりしているので里人は友好的だ。

それを数年前からやってきたが今は軽く妖怪の山は壊滅まではいかないものの

かなりの痛手を負わせるくらいには武器が集まった。

といっても扱う人がいなければ意味がない

妖怪の山に痛手を負わせるレベルというのも我が家の武器全てを

一人一人が持って大人数ならばってところだ

まぁ今のところ妖怪の山を滅ぼす予定なんて無いしそもそも

今河童がいなくなると物凄く困る。

貴方の剣術は我流で習得したものなので癖がある

それは強すぎることだ…ナマクラの刀なんて持たせて切らせれば

パキンと刀が折れてしまう。

河童達が鍛えてくれているからこそ使えるのだ。

今度この二刀に名前でもつけてやろう。

 

「着きましたよ。御無礼の無いように」

 

ギギギと扉が開く

視界が開けると、そこは教会の様に広い空間だった。

違うところは祭壇が紅の椅子に変わっているのと長椅子が全て

何処にもないということだった

 

「はぁいこんにちは人間。早速だけど貴方には大図書館に向かってもらうわ」

 

スカートの裾を持って優雅に一礼する幼女。

その目はこちらを値踏みするような感情の読めない(胡散臭いよりかは読める)ものだった

モブキャップに赤いリボンがあって青いような紫のような髪色、服はとてもピンクだ

これだけ見たらただの幼女だが背中から生える蝙蝠の翼と口から覗く長い犬歯を見て

即座に人間ではないと知る…妖力の時点でわかっていたけれども。

でもなんの妖怪だろうか見当がつかない

 

「私の種族は何って顔ね、教えてあげるわ」

 

そうしてバッと手を掲げると高らかに言う

 

「私はレミリア・スカーレット。吸血鬼だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

あっそう

 

「え?いや…え?」

 

ん?これで終わり?

 

「ちょっと…全く驚かないのね、美鈴を倒す程なら納得だけれど」

 

帰っていいかな?

 

「まだやってもらいたいことがあるんだけど」

 

帰っていいのか、ありがとう

 

「んぇ?待って!ちょ、人間!」

 

No☆No☆No☆No☆

 

「うー☆咲夜あぁぁぁぁぁああ!」

 

「お嬢様…」

 

 

貴方は彼女が落ち着くまでレミリアをよしよししている咲夜を見ていた

 

 

 

 

 

10秒程で復帰したレミリアは目元をないとキャップで影を作って隠しながら

貴方と会話することにしたようだ

とりあえずご機嫌斜めの様なので話を聞いてあげよう

 

で、要件は

 

「大図書館に行ってほしいの」

 

図書館に行くだけか、ならば簡単だろう

そこで何をするか今はわからないが行けばどうせわかるだろう

 

「そこで少し手伝ってほしいことがあるの…妹の相手よ

 少し気が触れているけど美鈴に勝った貴方ならできるわ」

 

こいつに妹なんていたのか、と貴方は驚いた。

 

「牢に入れていたけれど最近は館内なら自由にしたの

 狂気がなければ里にでも行けたでしょうに」

 

こいつは自分から異変を起こしておいて何を言っているんだ

と言うか部外者に話を漏らしすぎだろう。

もし自分がこんなのの妹だったら狂気で人を傷つけるよりも

変な奴の仲間認定されない為に引きこもるわ、と思った。

まぁここまで言うなら仕方がない引き受けよう

 

 

「ありがとう人間。咲夜、案内よろしくね」

 

最初ここまできた様に咲夜にまた誘導されていった。

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