貴方の病んだ幻想入り   作:回忌

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モンスター3本ラッパ飲みで連投です
カフェインで眠れない夜がある


狂気

「ほらほらほらー!」

フランの凄まじい弾幕が視界を覆う

二つの刀でなんとか切り裂きながら接近する

本棚の角や側面で勢いをつけながら

切れない弾幕は避けていく

避けた弾幕は本棚にぶち当たり紙吹雪をあげる

どこからともなく司書の悲鳴が聞こえたが気の性だろう

そうやって近づくとフランの笑みが深まる

 

禁忌『レーヴァテイン』

 

いきなりフランの手にねじれた針のようなものが現れる

その両端からものすごい長さの熱でできた刃が出て来たかと思うと

今度はそれを凄まじい速度で回し始める

斜め。横。縦。

それのおかげで貴方は一旦フランから離れなければならなくなった

舌打ちをしてバックステップ。

先程いたところを熱の刃が焦がす。

よく見るとあの刃にも弾幕がある

時たまこちらに飛んでくる弾幕を弾きながら相手の様子をよく見た

見たところ攻撃で全てねじ伏せる戦い方だ。

生半可な策であれば簡単に燃え尽きる

白くなるどころか、黒い灰になってしまうだろう

一応隙を生み出す高火力の攻撃はあるがこちらも好きが生まれる

弾幕に安置でもあれば話は別なのだが。

 

「貴方がコンティニューできないのさ!」

 

ようやく終わったかと思えば弾幕が飛んでくる

最初とは違って円状ではなくこちらに全てが向かってくるパターンだ

今度は本棚の残骸を盾にしながら…すぐに吹き飛ぶけれど。

 

ああ。

 

これだ

 

この弾幕だ

 

今までのやつとは違って殺意がある

 

そこらへんの雑魚妖怪や妖精とは全く違う

 

ははは

 

楽しくなってきた。

 

 

左手の刀を収納。

瞬時に霊力を集めてp90を創る

足に力を込めて蹴る。周りの景色が流れていく

迫る弾幕を刀で弾いて、もしくはp90で撃ち落として

フランまではあと少しだ。

と思った瞬間にp90は弾が切れる。

貴方はそれをフランに投げて牽制、同時に刀を鞘から抜く

フランに向かって行ったp90はフランが瞳の前で手を握ると共に爆散

爆炎を通り抜けてバッテン印に剣を切り裂く

フランの胸にX型の切り傷が生まれる

やったか、と貴方は思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

禁忌『カゴメカゴメ』

 

緑の弾幕が四角形を何度も重ねたようにはられる

次の瞬間ある辺は斜めに。ある辺は縦に

あそこの辺はどこかへと飛んでいく

その複雑な弾幕を避け切れるわけもなく被弾。

体が思い切り吹き飛ばされて本棚に穴を開ける

 

「グリモワールがぁぁぁぁぁああああ!?」

 

尻が床に食い込んで危うく出られなくなるところだったが

気合と大和魂によって立ち上がる

慧音先生が大和魂は弾幕を跳ね返す上にとてつもないスピードで

動けると言っていた。先生に間違いは無い

少しフランを見て思ったが今なら隙を生み出せるんじゃないか?

今のところカゴメカゴメに集中している

ならば。

 

無縁塚で見つけたロストテクノロジーを使うときだ

 

主砲四十六三機九門

 

目の前に莫大な霊力が集まっていく

 

かつて帝国によって作られ、世界最強と言われた船。

 

しかし、時の流れは既に変わっていた

 

今の技術では再現不可能。

 

それは今、目の前に再び現れた。

 

無縁塚で瓦礫の一部となろうともレミリアより威厳を保っていた

 

今は河童にほぼ全てのパーツが回収された

 

でも貴方は幻想郷生まれだから知らない。

 

その船の名前は

 

 

 

 

大和型一番艦 大和。

 

 

その主砲が再び現世に現れた。

 

 

貴方は静かな声で、それでもって遠く離れたフランに聞こえる声で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砲符『三式弾』

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、全てを振るわせる轟音が“幻想郷中“に響き渡る

その轟音は取材に忙しいブン屋を衝撃で落とし

船で寝ぼけていた死神を強制的に現実に戻させて

趣味に没頭する河童を驚かせ

里を軽い大混乱に陥らせ

フラワーマスターにうるさいなぁと思わし

自宅で人形を作っていた魔法使いが弾みで針を指に刺したり

本を読んでいた本屋の少女の手から本が滑り落ちて

繋がっていないはずの冥界も震わせ

覚りの少女の自作小説の執筆を邪魔したり

鬼には地上何してんだよと言わせ

天界では一つの浮島が地上に落ちていくほどだった。

 

室内でこれなら屋外どうなるんだ…

 

その砲弾はフランの目の前で破裂し、まるで流星の尾のよな弾幕がはられる…弾幕だと貴方は信じている

目の前には大図書館のように煙をあげるフランが倒れている貴方はそれに近づいて…

彼女をうつ伏せから仰向けにさせる

ふと、彼女の腕が目に移動させられる

ゆっくりとした動きで。

何をしているのかわからなかったが次の瞬間貴方は驚いた

 

いつの間にか本棚に吹き飛ばされ、血まみれなのだ

 

「あはは!壊れない!一回で壊れないイィい!あはははハはハハ!」

 

いつの間にか立ち上がったフランがこちらを見ながら狂ったように笑っている

足から少し離れたところに二刀が突き刺さっている

左手を伸ばして取ろうとしたがなぜか痛い

見てみるとあらぬ方向に腕が曲がっている

 

「じゃあね!バイバイ!」

 

そうやってまた瞳の前で拳を握ろうとした途端に

フランが前のめりに倒れる

その後ろには見慣れた姿があった

大幣を持っている人物といえばアイツ以外居ない

 

 

ずいぶんと遅かったじゃないか

 

「仕方ないじゃない。吸血鬼が手強すぎたのよ」

 

霊夢は血まみれの貴方に手を伸ばす

貴方はそれを握って立ち上がる

 

「その腕じゃ当分は仕事は無理かしら?」

 

そんなことはないだろう

 

そうやって笑いながら会話している2人を物陰から見ていたパチュリーとレミリア。

それに加えて小悪魔と咲夜が壁ぴょこで見ていた

 

「何よあれ…」

 

「私の本が…」

 

「職場が…」

 

「修理費が…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談だが、貴方の放った三式弾のうち一つが天井を貫通。

しかも運の悪いことにとある悪戯好きの妖精メイドが集めていた

黒火薬の溜め込まれていた部屋に砲弾が入り込んだ上信管が作動。

紅魔館の一部分の風通しが死ぬ程良くなった

…これから冬だけど。

 

 

 

 

 

 

 




Haha ... was it all a lie?
All the words so far?
Haha… I'll kill you
... This is a referee
Discuss your sins
Die



慧音ェ…大和魂の意味間違えとるゥ…
四十六㌢砲が入る大図書館ってどれだけ広いんですかねェ…
紅魔館なら爆破がないとおかしいよね()
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