貴方の病んだ幻想入り 作:回忌
私は藁人形に釘刺しています
こういうとき優しい言葉を掛けてながら耳かきしてくれる
犬〇いちごさんの東方asmrは良いぞ
声優が違う!〇ね!っていう人は聞かない事をオススメする
博麗神社からバックれてから貴方はこれからを考えた
この異変(現象)には元凶がいない。
だから偽りの元凶を探す必要がある
貴方は霊夢に謝ることも考えたが、それだと何か負けた気がする。
ともかく今は謝りたくない気持ちなのでどうにかしよう
何事においても初めにする事がある。
戦いでも勉強でも買い物でも。
そう、情報収集である。
そんなこんなで貴方は人里に訪れた。
ここには自分の家に戻ったりする時や買い物の時に来ている
八百屋のおっさんは時にオマケしてくれる。ありがたい
まずは慧音を探そう。
人里に住んでいるのが一番長い彼女なら何か知っている筈
それなら里の中心にある慧音の家を目指そう。
貴方は目的地を決めると進んだ。
時たま人里の人がこちらに顔を向けて誰か認識すると
こちらに挨拶をしてきた。
一応名のある退治屋として活動しているのでほとんどの人に
貴方の顔と名前は知れ渡っている
知らないのは赤さんくらいだ。
「こんにちは──さん」
こんにちは
「今日はどちらへ?」
慧音の所に
「依頼ですか?」
いや、用があるだけだ。
「なるほど、お気をつけて」
貴方は軽く手を振るとまた歩き出す
何故か今日の足が重い気がする。
あの時の事がまだ頭から離れないのだ。
心が空っぽになるというのはこういう事か。
和服と袴を履いていて通気性は抜群の筈なのに汗が出る
先程から刀同士が当たり合う音が妙に響く
と何も考えずに歩いていると目的地に到着する
見ると貴方の家くらいの大きな木造建築だ
履いている袴を締めている帯を弄りながら扉の前に立っていると
後ろから話しかけられる
「どうした?──。私に何か用か?」
振り返ると慧音が居た
どうやら今帰宅したところなのだろう
手に下げている袋の中に野菜等の食料が見える。
貴方は慧音に用があると言った
「そうか、話は中で聞こうか」
そういうと門を開けて中に入って行った。
門に囲われた屋敷に向かって歩く慧音について行った
やけに静かに感じたが、どうやら今日は寺子屋は無いらしい
いつもこの時間にはチルノやルーミアが騒いでたりしていたが。
ともかく今はいなくて良いと思える
「ほら、座りなさい」
机を挟んで対面している
さて、何から話そうか
まずはどうしてここに来たのかを貴方は言うことにした
この花が咲き狂う状況は一体何なのかということ
すると慧音が苦笑した。
「成程、そういうことか」
どういうことなんです?
貴方は此処で育ったので、無論寺子屋に通っていたので
彼女に対しては敬意を払って敬語にしている
にしても何故頷きながらこちらを見ている
どうしてだろうか
「多分これが異変だのどうの言って霊夢と喧嘩したのだろう?」
…おっしゃる通りです
深々と頭を下げる
何だかこうしているのがみっともなく思えた
何秒かそうしていると慧音が顔を上げるように言った
貴方は言われた通りに顔を上げた
「まぁ、なんだ…その」
物凄く歯切れ悪い
次の言葉が出てこないようだ
閑話休題
「それで、この現象だったか」
いったい何なんです?
「説明すると長くなるが…」
さて、慧音が言う通りに長かったので要約しよう
まとめてみれば三途の川にいる死神の仕事が追いついていないらしい。
外で大きな災害…もしくは戦争が起きてその時の死者が
結界の裂け目からなだれ込むように入るという
それで仕事が多すぎて処理が追いつかなくなる訳だが
その時に暇を持て余した霊が幻想郷各地に広がり
色んな花に取り憑いてそれを咲かせる
よく考えれば季節違いの花は勿論のことこの季節の花にも
それらは混じっていることになる。
現在の幻想郷を見る限りかなりの人数が死んだようだ
一応黙祷はしておこう。
では、死神がそれに追いついたら
「あぁ、これは終わるさ」
むぅ
「まぁまぁ、家宝は寝て待てというだろう」
…分かりました
貴方は立ち上がるととある場所へ向かうことにした
恩師の言葉を守りたい気持ちもあるが、もう知らん
幻想郷で今、見た感じ怪しいのは何処だろうか
彼岸や三途の川等は行く必要は無い
ならば、年中向日葵が咲いている彼処が怪しい
確かそこに住んでいたのは花を操る能力持ちが居た
この異変だと思っていない霊夢は直行しているだろう
もししていたら謝っておこう
花屋に言って適当な花を探す
すると、シンプルな花があった
白の花弁の何処にでもありそうな花
名前はカモミールという花らしい
金を払った後太陽の畑へと向かう。
空を飛んでいる最中にある奴と出会った
ちょうどいい、霊夢の行方を聞こうか
「こんにちは──さん!どこへ?」
文、霊夢を知らないか?
「対価が欲しいです」
何が欲しい
「久しぶりに貴方と戦いたいのです」
こっちは花を持っているんだが
「一種のハンデですよ、貴方強いですし」
仕方無い
「…ハッ!」
文の紅葉型扇が風を切り裂く音が開戦の合図だった
行動がしにくいが、どうにかしてやる!
さぁ、空の王者を叩き落とそう!
さて、花を貴方は守れるかな?
私次第なんですけど()