貴方の病んだ幻想入り 作:回忌
彼岸へと続く道を進んでいると見えてきた
時たま骨が浮いていたりする三途の川だ
ここに来るのは初めてだ、というか後1回だけであってほしい
ともかくここに来るというのは死んだように感じるので早く帰りたい
と言っても閻魔を見つけないといけないから意味は無いけれど
三途の川は真っ黒だった。
阿求がまとめる長い名前の本にあったがここには死神が居るはず
ソイツに会ってまずは話を聞いてみよう
にしても船が忙しなく行き交っているところを見ると本当に霊が溢れているらしい
勝手に飛んでどこかに行く奴も居るし。
一部は尻尾を掴んで近くの死神に投げた
そして貴方は見つけた、資料通りの奴が居た
本で見た通りグータラ寝ている。
豊かな胸が見えそうなこの女性の名前を低く呟く。
…小野塚小町
「ひっ!?映姫さま!これは!その!」
起きたかと思えばこちらに土下座してきやがった
それ程までにコイツはサボりの常習犯なのだ。
少し嘲笑しておくか…
死神もこれか…
「…うん?あ?な…!」
ソイツは鎌を持つとえへんと言わんばかりに言う
「アタイは死神の小野塚小町、何か用があるのかい?」
映姫に合わせてくれ
「それは…それは…」
それを聞いた途端目が変わった
こちらの顔を見ると軽く笑った
「成程、この現象について聞く気かい?」
一応それもある…
貴方はそう言うと刀を抜いた
小町は鎌を構えた
「さて、死神の力を見せ…ぎゃあああああ!?」
瞬間小町が七色の光に飲み込まれ吹っ飛ばされた
そして綺麗に飛んだ後三途の川に落ちた
…確か三途の川って落ちたら上がれないって
「せん」
その声が聞こえた
振り返ると全身に衝撃があった
弾幕が着弾した痛みでは無く柔らかい痛み
貴方は霊夢に抱きつかれていた
思わず引き剥がそうとしたがその顔を見て止めた
顔を赤くして、目から涙を流すその姿を見て
「うぅ…私…私せんに酷い事を…」
貴方は優しく頭を撫でた。
もう怒っていないから安心しろと
すると霊夢はこちらを見た
「許して…くれる…の?」
貴方はこくりと頷いた
霊夢はさらに力強く抱き締めてきたのだった。
〇
「ええ確かに兄弟の仲直りは素晴らしいものですがこれとそれではものが違うのですよ分かりますか?
ん?分からない?それなら押してえてあげましょうか〇〇〇〇と博麗霊夢
まず初めに貴方達がこれを異変だと思わずに冷静慧音や阿求に聞けば自然に解決していました
なのに貴方達は自分達の意見を譲らずに言い合って結果的にはた迷惑を食らっている奴もいるのですよ?
え?私の説教の方が迷惑ですって?
言いましたね?貴方言いましね?せんよ、貴方は簡単に転生できると思わない方がよろしいでしょう。
まず貴方は妖怪を殺しすぎているのですよ
今までの博麗の裏は殺りすぎていましたが貴方はその中でも殺した数ではダントツで1位になれるくらいですよ?
何?これが役目だからだって?
御役目ならばしかたありませんが私は平等に裁く閻魔なので貴方がどれだけ強かろうとそこらの人間と変わらないのですよ?
博麗霊夢!寝ようとしてないで話を聞きなさい!
私は貴方とせんが抱き合っているのを5分ずっと見ていたのですよ?」
…そろそろ本題に入りたいのだが?
三途の川の硬い地面の上で星座をさせられ早5分。
当初のこの現象について聞くとい事が出来なかった
いやそれだけでなく慧音の授業より眠くなる事で有名な
お説教をされているのだ、眠気が来ていない貴方は凄い
そして貴方言葉でようやくお説教モードから戻ったようだ
「そうでしたね、さてこの現象について言いましょうか」
さて、ここからはようやくさせてもらおう
じゃないと「中略」となってしまうからだ
聞く限りでは慧音の話を長く細かくしたものだった
何故クソほど長くなるのかと言うと説教が混じるからである
聞く限り10言葉を発したら100説教が混じる
面倒だった
「さて、博麗霊夢。貴方は怠惰すぎる」
「ふーんだからなんなの?」
「少しお灸を据えようと思います…逃げないでくれませんか?」
…
軽く舌打ちすると映姫に向き直った
「来なさい、博麗の裏表」
「やってやるわ」
なれない弾幕を放つのは…
「援護して、よろしく」
〇
斬撃をせんが援護として飛ばしてくれる
彼の力は弾幕ごっこ向きじゃないから
「ふんっ!」
「随分と荒いですね、大幣を武器にするなんて」
「その棒で防ぐあんたも大概だわ」
「それが貴方の罪です」
映姫は悔悟の棒を思い切り振った
すると張られていた弾幕が消えた
しかし霊夢は驚くこと無く聞いた
「…それがアンタの能力?」
「そう、私の能力は白黒ハッキリつける程度の能力。」
…厄介だ
これだといくら弾幕を張っても無かった事になる。
それは不味い。貴方は左手で刀を抜いて飛んだ
そして切りつけたが映姫はそれに対して片手で棒を構えた
刀は棒に切傷を生んだだけだった
そのまま弾幕を生成されて引かざるを得なくなる
「く…」
このままではジリ貧だ
どうにかして接近しなければならない。
左手の刀を仕舞ってグロックを作ると撃つ。
そのまま弾幕を相殺し、近づく
しかし現実そう甘く無かった
「行かせないよ!」
いきなり目の前に小町が現れたかと思うと鎌を振ってきた
面倒くさい。神なら治るだろうと思い
両足を斬って地面に倒すと何かを言わせる前に仕舞っていた
刀で顔面を貫いた
貫いた刀には目もくれずに映姫と接近する
「審判「ラストジャッジメント」」
悔悟棒をこちらに向けたかと思うとビームが発射される
数本のビームが霊夢を牽制、それに加え悔悟棒と弾幕が数個飛んでくる
いや、そんなことはどうでもいい
閻魔なら斬られても問題無い。
貴方はビームを霊力で切り裂きながら最後の1発をお見舞した…
〇
異変解決数日後
「今日から人里で有難いお話をすることにしましたので」
帰れ、お前のせいで人が全く居ない
「ん?お話を所望のようですね?」
厄日だ
やはりヤマザトゥの話は長くなければ
忘れているかもしれないですがこれヤンデレ作品です
作者自身戦闘モノだと思っていました
次は現実回です