貴方の病んだ幻想入り 作:回忌
地霊殿の記憶
「お前がここの記憶を思い出すまで、札を貼るか」
吸っていたタバコを穴に投げ入れ札を追加で投げる
札はタバコこように落ちること無く中に浮き、陣を張った
五芒星が描かれたそれには、博麗神符の文字が書かれていた
そして、腕を組んで言う
「我ながら、よく出来たな…これで彼女達は入れない」
〇
…温泉が出た?
「そうなのよ!本当にいきなり!」
貴方は興奮気味に話す霊夢に問いかけた
聞く限りではなにやら博麗神社の近くに温泉が湧いたらしい
境内を箒で掃いていたらいきなり吹き出たとか
それを使えば観光客が増えるぐふふふと笑っている霊夢
しかし貴方はとある疑問を感じていた
どうしていきなり温泉…もとい間欠泉が湧いたのか。
これは調査する必要がありそうだが…霊夢がこれならええか、貴方はそう思った
縁側からその湧き出た所は見えない、というか見たくない
関わったら面倒くさい事になりそうだ
「河童達に言って整備してもらおうかしら…!」
「はーい御二方?」
…紫
生き生きと箒を振り回していた霊夢の動きが止まる
恐らく邪魔されると思ったのだろう、紫なら言いかねない
貴方は縁側から刀を持って立ち上がると2人に近づいた
なにか面倒事を持ってきたに違いない、主にあの間欠泉についてのな
こいつが来たら大体異変だ、例外はあるといったらある
例外といってもそれら全てがほぼほぼ面倒事だからなんとも言えない
そして紫が口を開いた
「調査して欲しいの」
「温泉について?」
あの温泉…ん?あぁ、そういう事か…
「そういう事よせん」
理解出来ていない霊夢が苛立った様子で聞く
「どういうことよ」
「よく見て見なさい」
霊夢は吹き出る間欠泉を見た
そしてあることに気づいて目を見開く
「…怨霊」
「そうよ、何故か怨霊が吹き出ているのよ」
…もしかして
貴方はそれについて心当たりがあった
それはどうやら霊夢も同じようだった
「…地底から出てきている?」
しかし、不可侵条約が
「それを含めて調査をやって欲しいの」
「面倒くさいわねぇ」
「温泉が出来たら観光客も増えるかもしれないわよ?」
「よし!」
…欲望に忠実
これで驚いていたらこれからは驚き続ける事になる
貴方はふと視線を空に向けた
とくに意味は無いような行動だった
そして例のごとく彼女が突っ込んできた
無論の事霧雨魔理沙だ
「おもしろそうだな!」
「とりあえず地底に行けばいいのかしら」
「屋敷の主に原因を聞けばいいと思うわ」
どこから行けばいい?
「妖怪の山にから地底に繋がる穴があるから、そこから」
「よし!行こうか!」
「はいはい」
貴方達は空を飛ぶと妖怪の山へ向かった
この異変は例外で無く面倒事だった、というか死にかけた異変である
その前に貴方は守矢神社に行くことにした
最近の異変…?で妖怪の山にPON☆と 出来た神社である
当初は天狗達がお祭り騒ぎしていたが今は落ち着いている
ウチの博麗神社に宣戦布告されたのでちょーっと石を3人に抱かせたが…
少し用がある
「そう、早く戻ってきてよ」
貴方は守矢神社の境内に降りた
すると掃いていた霊夢の2Pカラーの巫女が声を掛けてきた
「あ…せんさん…どうされました?」
早苗か、いやなに用はないんだが…
この緑と青カラーの巫女…もとい風祝の名前は東風谷早苗
外の世界からこの守矢神社と一緒に来た風祝だ
ここの神の言葉を誤解して博麗神社に宣戦布告した奴である
先程言った通り石を抱かせた為苦手意識がある
それを除けば仲は良好だ
「…」
…すまんそれだけだ、悪い
「おー私達に石を抱かせた奴じゃないか」
諏訪子?それはお前の言えた事じゃないだろう。お前も、その後ろに隠れているお前もだ
「う、でも私はそういう意味で言ったんじゃ」
洩矢諏訪子、ここの二柱の内1人をやっている
本人曰く大昔からいる祟り神らしい
そしてその後ろに隠れているのは八坂神奈子。
大和の軍神らしいのだがこんな小動物みたいな行動をされると…
ともかく2人とも偉い神様(笑)である
個人的にはた迷惑や神様である
ん?親のような事をしてきた癖にか?ん?
「…それで何しに来たんだ?」
それはここにいる3人共通の問題だった
どうして彼は用もないのにここに来たのか、という疑問だった
それに対して貴方は少し考えてから言った
あー…今起こっている異変に関係しているような気がしてな
「…異変?」
諏訪子と神奈子の顔色が変わった
「え?今異変が起っているんですか?」
貴方は頷いて続ける
その様子を神奈子と諏訪子は見ていた
あぁ、いきなり博麗神社の横から間欠泉が吹き出たんだ
「それは…でもそれだけだと」
怨霊も吹き出るんだぞ?
「それは異変ですね…」
だろう?な、あんたらもそう思うだろう?
「あ、あぁ!そうだな!十中八九異変だろう!」
「うん、そう、だね…」
どこかしら歯切れの悪い二柱だな
貴方は少し鎌をかけてみることにした
ちょっと芝居がかっているけど。
あんたらこの異変に関わっているのか!?
「そ、そんな訳ないじゃないか!だよな?諏訪子!」
「そうだよ、私達はもう反省したよ!」
「わ、私はもうあれはいやです!丸一日石を抱かせるなんて!」
…チッ
さすがにあれだけしたら懲りるか。
しかし何故だろうか…なにか腑に落ちない
そうだ、先に予告をしておこうか
これがお前らの仕業なら…ふふ、どうしてやろうか?
「物凄い邪悪な顔してますよ!?今の!」
「」
「神奈子ー!?神奈子が現実からフェードアウトした!」
そういうことだ、よろしく
警告はした
これでアイツらの仕業だったら…
早苗はもう懲りただろうな、石という単語が出ただけで震える程のトラウマになって(して)しまった
神奈子と諏訪子をどうしてやろうか
脳内で許しを乞う2人を想像して笑い声が漏れる
…アハハハハ八八ノヽノヽノヽノ\/\!
「ヒェッ…」
これをステルス迷彩を使う盟友に聞かれたのは知らなかった
「怨霊かなにかと間違えたのだろう」と嘘を言っておいたのは後の話
ステルス迷彩でいいですよね?
私の作品ではそれで統一しますケド