貴方の病んだ幻想入り 作:回忌
飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ
私と魔理沙はせんに鬼を任せ、飛んでいた
実をいえば私も戦おうと思ったが任せろと言われたから任せた
彼の実力は信頼出来る、殺し合いなら私は負けてしまうだろう
しかし今の幻想郷は弾幕ごっこが主流だ、出番は少ないように感じる
時たま幽香とか、レミリアとか、古参達と殺っているらしいけど
私も戦いたいけど一瞬で倒されそう
「悪いな霊夢」
横で魔理沙が謝る
多分油断したことを謝っているのだろう、さっきもだけど
そんな事気にするほどでもないと思うのだけれど
「大丈夫よ、気にしてないわ」
「それよりも気にかけている事があるだろ」
「彼なら…問題ないわ」
「確かに…あの幽香と対等以上に戦うくらいだし」
彼の実力はどのくらいだろうか
単純な殺し合いなら私を上回り、戦闘狂の幽香おも超える
というより彼が負けたところを見たことが無い
蓬莱人にも、妖怪にも、人間にも
彼には何か負けられない理由でもあるのだろうか
いや、あるのは使命だけだ
私を脅威から守る、それだけの為に
多分命も捧げてしまう
彼がこの世から居なくなるのは…
「…らしくないわね」
「ん?」
「いえ、なんでも無いわ…んん?」
「どうかしたのか?」
なんだろう、懐に何か入っている
私はそこをまさぐった
「どうした、何かあったのか?」
「…これは」
出てきたのは陰陽玉だった
白と黒の玉、しかし赤いオーラを放っている
それをじっと見ていると浮かびだした
数秒すると声が聞こえた
『 あーあー、マイクテス…マイクテス』
「…」
「えっ何これは…」
魔理沙は困惑した表情だった
当たり前だろう霊夢の懐から大きな玉が出てきたかと思えば喋りだした
本当なら「キェァァァェェェェァァァァァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」と叫びたいところである
「紫…?」
『 聞こえてるわね、オッケー』
「何これ」
「私が聞きたい」
『 通信用に用意した物よ』
私は少し顔を顰めた
こんなものいつの間に懐に入っていたのだろうか
そう疑問に思った瞬間分かった、スキマで入れたんだ
「普通に入れなさいよ」
『 貴女がとっとと行くからでしょう』
「止めなかった貴女も悪いわ」
私は溜息をついた、今度からは確認しようかしら
いや、また同じことをされるだけだと思うわ
面倒だし止めておきましょう
「あれか?」
魔理沙が指を指す
その先には紅魔館とは正反対の建物があった
ステンドグラスで彩られた窓と館
ここに元凶が居ると私の勘が囁いている
「よっと」
地面に着地、そしてドアの前に立つ
魔理沙が珍しくコンコンコンとノックを正確に三回入れる
しかしなんの反応も無い、固く閉じたままだ
「そうだ、これを使うか」
そう魔理沙が言うと懐から針金を出した
何をするというのかしら
「何処に…あった」
「…」
鍵穴を見つけるとそこに針金を刺す
そしてカチャカチャと弄り始めた
「それは何かしら」
「ぴっきんぐって言う技術らしいぜ」
「どんな時に使うのよ、それ」
「私は紅魔館に入る時にたまに使うが…よし開いた」
「早っ」
話しているうちにかこんと音が聞こえた
軽く押してみるとギギギギとドアが開く
そこはエントランスだった
カーペットの左右に光る石がはめ込まれている
階段の辺りに女の子が居た、コードを伸ばした女の子が
「騒々しいですね」
ソイツは眠たそうな目でこちらを見た
なんだか、あまり良い気がしない
筆舌に尽くし難いがこう、不快感があるというか
「ええ、私は覚ですし」
「ああ、そういう事」
なら
「ならぶっ飛ばして異変解決ですか?貴女の方が吹き飛んでますよ」
「…厄介ね」
私は大幣を構える
早く彼に来てもらおうその方が
「好都合ですか?聞く限り私には手に負えませんね」
「あいつを上手く操れるのは心を読めるひとくらいかしら?」
「どうでしょうか?そこの空気もそう思うでしょう」
ハッと魔理沙が顔を上げる
「あ…あぁ!その通りだ!全くもってその通り!」
「聞いてなかったでしょう」
「聞いてないわね」
「う…まぁいい、さっさとやる!動くと撃つ!」
「動かなければいいじゃないですか」
そんな戯言と共に戦闘が始まった
──────────
ゴロツキに襲われなかったのか?
「思っていたより優しかった…」
そらよかったな
そんな会話をしながら空を飛ぶ貴方とにとり
地霊殿へと続く道があるが使わないことにしている
理由としてだが、道が無い
多分あったのだろうくらいの痕跡くらいしかない
霊夢と魔理沙が派手にやったらしいな
そういえば何故ここに河童がいるんだ
「気になるかい?」
ああ、勿論
河童は妖怪の山にて暮らしている
あそこだけ技術が異様に高いのはこいつらのおかげだ
何やら最近近代化が進んでいるらしいが…
誰だったか忘れたが妖怪の山の兵装を近代化している
武器や装備は見た目は変わらないが中身が凄まじいらしい
ステルス迷彩、高周波ブレード、レーダー、コンポジットボウ…
相手にしたら厄介な事この上無いだろう
聞くだけでも面倒な気持ちになってしまう
「見えてきたよ!」
紅魔館の正反対、か
前述の通りの、建物が見えてきた
大きなドアは少し空いている
貴方はその隙間に体を滑り込ませた
にとりはいつの間にかステルス迷彩を発動している
「う…あ…」
そこには霊夢と対峙する貴方がいた
霊夢
「…せんごめんなさい、交代してくれるかしら」
あいわかった…魔理沙
「あいよ」
魔理沙に霊夢を預け幻影に体を向ける
その後ろには女が居た
覚妖怪、戦闘スタイルはそういう事か
「貴方はただの文って奴でしょうか、まるで読めませんね」
「"なにを言っている?"真実ですよ、貴方は知らないでしょうけど」
…手加減はしない
貴方は刀を抜いた、霊力を込めた青い刃だ
目の前の幻影も同じ刃だった
…想起
「そう、これがトラウマ。博麗霊夢という女のトラウマ」
俺自身、か。面白いな
「貴方は色んな女の事を考えている、淫らですね」
俺は俺だ、俺にはせんという名前がある!
「貴方はただのマリオネットです、ただの操り人形なんですよッ!」
うるさああああぁぁぁい!俺の運命は俺が決める!俺は操り人形じゃない!
「貴方の運命は既に決まっている!変えることは出来ない!」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!
貴方は咆哮した
自分の運命を変えるために
「貴方のトラウマ、存分にさらけ出せッ!」
臟を引きずり出してくれるッ!
さぁ、トラウマを越えよう!
現実
こいし
んー記憶から消す方法なんてあったっけ…
無かったような気がするなー
でもまあいいや、そんなに気にするほどでも無いし
それよりも貴方達?見ているよね?
せんだっけ?同姓同名っているんだねー
回忌って人から伝言があるの
「作品を評価してほしい」、だって必死だねー
最近は失踪したようにかんじているからなー
私達、操り人形みたいなものだし、これらしか喋れないの
受験が3月8日に終わるから、それまで待ってみて、投稿するはずだから
といっても何故か投稿してるみたいだね、ふしぎー
まぁ、エイペックスとかWowsとかやりたい物は沢山あるらしいケド
それから誤字報告してくれた貴方、本当にありがとう