貴方の病んだ幻想入り 作:回忌
Q︰1000ポッチしかないやん!どうしてくれんのこれ!
A︰次は戦闘なので長くします
ん…
目が覚めた
パッチリと、目が覚めた
歯車がカチリとハマった感覚だ
分かりやすく言えば最後のパズルのピースがハマった感覚
全ての記憶…とまでは行かないが、思い出した
自分が何者で、役割は何か
貴方は博麗せん
博麗の者、彼女の兄
使命を全うしなければならない
幻想郷の要を治すのも、使命だ
壁に立てかけられた刀を取り、立つ
と言っても今すぐやる訳には行かない
この身を休ませ、戦いに備えなければならない
そう思っていると誰かが入ってきた
「せんさん…」
あぁ、その眼帯は見覚えがある
その他にもその頭と腰にある尻尾と獣耳はもっと知っている
椛
〇
彼女以外にも人は来ていた
フランドール、魔理沙の2人だった
「よぉ、せん」
手を振って中に入ってくる魔理沙
魔理沙と会うのは久しぶりな気がする
記憶の中でなら何度でも会った
「お兄様…」
少し後ろめたいような顔で入るフラン
貴方は彼女にはにかんだ
俺は大丈夫だ…大丈夫、全て思い出した
「全て…?」
「そうか…じゃ、今どんな気分だ?アイツの兄と知って」
魔理沙が単刀直入に聞いてくる
これと言って不快な気持ちは湧いてこない
気持ちは決まっているから
…矯正してやる
「その意気だぜ」
「でも…」
フランが少し困った様子で言う
「少し邪魔者がいるのですよ」
椛が言葉を繋げる
曰く貴方を自分の物にしたい奴らだ
文と霊夢確定として他に誰がいるのだろうか
「お姉様…」
フランが蚊のような声呟く
なるほどそういう事か。
独占欲が強いのは文と霊夢の2人だがレミリアは…どうだろう
彼女の考えていることなんて分からない
彼女達は
「今なにをしているか?こっちに来てますね」
椛が外を睨みつけた
成程もう場所はバレているのか
しかし、今のままじゃまともに戦えない
ならば、彼女達に頼むしかない
…退けてくれるか、回復するまで
「分かったぜ、やってやる」
「分かりました、仕事の関係なんて関係ありませんね」
「お兄様の為なら、お姉様なんて…」
目的はなんであれ頼りになりそうだ
ここも騒がしくなるだろう
貴方は回復を待たなければならない
中途半端に戦っても意味は無い、邪魔ななるだけだ
悪いな
「任せてくれ」
歪んだ彼女達を最終的に相手にするのは貴方だ
ここで魔理沙達が退けても意味が無い
己の業と向き合えせん
逃げていても意味はないのだ
「やるかー!」
「…絶対に負けない」
魔理沙はうぉーっと言う感じに
フランはグッと手を
2人はそのまま地霊殿の外に出ていった
椛が部屋を出る前に振り返った
「行ってきます」
貴方は出来る限りの笑顔で
「行ってらっしゃい」
と、返した
〇
少女達は向き合う
「魔理沙、今すぐ帰りなさい」
「はっ、そうもいかないな霊夢。私は託されてるんでな」
対面する巫女と魔法使い
「貴女とは戦いたくなかったわ」
「お姉様…先に言っておくわ、ごめんなさい」
対面する姉と妹
「あややーいつから貴女はそんなに偉くなったのでしょうかー?」
「これでも天魔の側近兼団の隊長、結構偉いですよ」
対面する上司と部活
その獲物が、交差する
戦いが始まった
さぁ、パワーを見せつけよう!