貴方の病んだ幻想入り   作:回忌

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日常(?)

貴方食べ終えると、食器を運ぶ。

それについて行く様に霊夢も食器を運ぶ

貴方は台所に食器を置くと、洗おうとした

すると、霊夢も並ぶ様にして洗う。

貴方は自分が洗うと霊夢に言った。

 

「いいのよ、別にこれくらい。」

 

そういうと、洗うのを続ける

貴方は皿を持ち上げると、キュキュと音を立てながら

皿を洗っていく

貴方は数枚皿を洗うと、包丁を手に取る

 

…ツ

 

貴方はピリと指先に痛みを感じた。

見ると、包丁の切っ先が貴方の指先を

少し切ってしまっている。

貴方は絆創膏でも貼ろうと思ったが、リュックは

置いてきてしまった。

貴方がどうしようか迷っている間に、霊夢は

こちらに近づく。

そして、貴方の手を取って低く屈んだかと思うと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん…んぅ…はう…」

 

恍惚とした表情で貴方の指先を舐め始めた。

指先は暖かく粘着的な舌に包まれる。

少し、切れた部分がピリピリとする。

貴方はどう声を掛けるか迷ってしまった

こんな事をされたのは初めてだ。

フランは吸血鬼だからまだ分かる。

しかし、霊夢は人間だ

どうして、こんな事をするのか貴方は

理解する事が出来なかった。

 

「…ん」

 

指先から暖かい感覚が離れ、霊夢は立ち上がる

貴方が戸惑っていると、霊夢は言う

 

「ほら、治っているでしょ?」

 

貴方が指先を見ると、先程まであった切り傷が無くなっている。

うっすら線が見えるので、恐らく再生したのだろう

貴方が突っ立っていると、霊夢は口笛を吹きながら

「掃除でもするかしら」と言いながら外に出ていってしまった。

貴方は正気に戻るとこれから何をしようか、

頭を悩ませる事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方は今縁側で桜と思われる木を眺めている

あれからいろいろと考えてみたのだ、貴方は。

自分は彼女とどういう関係だったのか、

そして、幻想郷で貴方はどの様に過ごしたのか

貴方はずっと頭を悩ませていた。

そして、貴方は考えるのを止めた。

 

考察はしていてはキリが無い。

 

犯罪の後に残るのは証拠と結果だけ。

 

どんなに考察がおかしくても

 

証拠と結果が合っていればいいのだ

 

貴方は何かをブツブツと呟くと

立ち上がり、霊夢に会いに行った

気晴らしに買い物がしたかったのだろう

何も入っていない賽銭箱を尻目に境内に立つ

霊夢が誰かと話しているのを見つけた。

金髪ロングの癖のある傘を差した女性。

貴方は彼女達に近づいていく

 

「…」

 

「…!」

 

何かを話し合っているらしい小声で

よく聞こえないが霊夢が怒鳴っている様に見える

貴方は「霊夢、人里に行きたい。」と話す

すると、今気づいたのかハッとした顔でこちらに

顔を向けてくる。

霊夢は金髪ロングを少し睨むと

 

「少し準備してくるわ」

 

不機嫌な様子で神社の中に入って行った

そんな彼女を見ていた貴方に声がかかる

 

「貴方…気を付けなさい」

 

え?

 

いきなりの警告に貴方は戸惑い、理由を飛ばして振り向いた。

 

 

 

 

 

…物凄く胡散臭い

まず、貴方が思った容姿だった。

立ち姿もそうだが、何も言わずにいきなり警告を

してくるのが分からない。

中身を伝えず結論しか伝わらない

そんな貴方の感情を呼んでかこちらに頭を下げて

 

「自己紹介も無しにごめんなさいね…私の名前は八雲紫。

 あの子の一応の親かしら。」

 

貴方も名前を言うと、何故先程の警告をしたか紫に質問する。

それにくるくると傘を回しながら

 

「いずれ分かるでしょう」

 

なんて言って、そのまま境内から去って行った。

貴方は慌てて追いかけたが、まるで消える様に

姿が見えなくなった。

立ちすくむ貴方に後ろから声が掛かる

 

 

 

 

 

 

「幻想郷は全てを受け入れるのよ。

それはそれは残酷な話ですわ…

 

 

 

 

 

 

 

 

…貴方は前世に何をしたのかしら。」

 

貴方は慌てて振り返ったが、そこには霊夢が

立っていただけだった。

 

「何してるの?早く行くわよ。」

 

霊夢に引っ張られ、貴方は人里へと向かう…




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