新世界ウルトラヒーローズ   作:湯帝

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第8話 ベリアルの手下、参上!

アブソリューティアンの戦士アブソリュートディアボロとの戦いから1週間が過ぎた。

 

この日は犠牲となった吉岡副総理兼財務大臣の葬儀が東京で執り行われていた。

 

雄斗「もう1週間か。早いよなあ。」

 

雅「何度も言うけど、君のせいで死んだんじゃないからね。私を庇ってそれで致命傷を負って...」

 

的場「あーはいはい。あなたはあなたで1週間ずっとそんな感じですね。やめておきなさい。既に公務に支障が出ております。」

 

雅「すみません。」

 

正順「ただなあ、EDAの戦闘機がいつになったら活躍するんでしょうかね。結局は撃沈されて、最後にウルトラマンたちに助けられるんですよね。」

 

雄斗「とか言われてるよ、ゼロ。」

 

ゼロ「あーそれに関しては申し訳ございませんでした!」

 

一同、爆笑した。

 

久しぶりにみんなの笑顔が見れたなと、もはや存在が忘れられているウルトラマントリガー/マナカケンゴは思ったのであった。

 

謎の空間では、東園がディアボロに対して怒りをぶちまけていた。

 

東園「ウルトラマンゼロの首を手に入れることができなかったとはどういうことであるか!しかも関係のない人間も殺している。この責任はどうとる?」

 

ディアボロ「人間1人を殺してどうのとは心外だな。最終的にはベリアルが地球をいや全宇宙を征服する。その時には地球は滅亡する。

遅いか早いかなのだ。」

 

横から口を挟むのはベリアルだった。

 

ベリアル「その辺にしておけ。あの地球人はこいつが俺に仕える前に仕えていたんだよ。わかってやれ。」

 

ディアボロ「はいはい。」

 

ベリアルは東園に向き直り言い続ける。

 

ベリアル「おい、お前。地球に行って葬式に参列してやれ。お前だとバレないようにな。」

 

東園「バレたら?」

 

ベリアル「すっとぼけろ。」

 

東園「でもどうして葬式に行けだなんておっしゃるのですか?」

 

ケイ「ベリアル様はどんなことがあってもお前が地球人であり続けてほしいと思っている。例え、我々と運命を共にしてもだ。」

 

ベリアル「ああ、そうだ。」

 

東園「はい!ありがとうございます。」

 

 

 

そして吉岡の葬儀会場。

 

東園は変装して現れた。

 

まず気づいたのは雄斗であった。

 

雄斗(あれ?この人誰だっけ?)

 

疑問を持ち始めていた。

 

正順(こんな人、名簿に載ってたっけ?)

 

嵯峨(こんな人、吉岡先生のお知り合いにいたっけ?)

 

そして駆け寄るのは雅だった。

 

雅「あのーどちら様でしょうか?」

 

東園「私は20年前の一時期、吉岡先生に秘書として仕えていた者です。今まで旅をしておりましたが、その途中、吉岡先生の訃報を知り、急遽、ここに来た次第であります。」

 

雅「そうなんですね。ありがとうございます。」

 

その光景を見ててEDA隊員たちは違和感を感じていた。

 

正順「20年前だったら今は40代か50代だよな。それにしては若くないか?」

 

憲三郎「怪しいな。」

 

李莉子「第一、吉岡先生にそんな人がいたなんて聞いてないわよ。」

 

加奈「変装してる感じがする。」

 

晴子「そういえば、雄斗先輩たちは?」

 

美郷「例の人が来てすぐ、ガイさんやジャグラー共々どっか行ったわよ。」

 

勝子「何かに気付いたのね。あとで聞かせて貰おうと。」

 

彼らとは離れた場所に雄斗たちはいた。

 

ガイ「雄斗、お前どう思う?」

 

雄斗「どうって。変装している感じがしてすごく怪しい雰囲気でした。」

 

ガイ「ゼロさんは?」

 

ゼロ「ベリアルの匂いがした。」

 

ガイ「何ですって!てことはベリアルの手下か?」

 

ジャグラー「かもしれない。」

 

そして焼香が終わった東園はEDA隊員たちに近づいてきた。

 

東園「どうもどうも私、行商人をしております西田尚幸と申します。以後お見知り置きを。」

 

愛想笑いをしてその場をやり過ごす面々。

 

その後もペラペラを話し続け、相手をしているのは雄斗とガイそしてジャグラーだけだった。

 

そして東園は雄斗の耳元でこう囁いた。

 

東園「あなたが綿部雄斗さんですね。お話は伺っておりますよ。また会える日を楽しみにしています。」

 

耳の良いガイとジャグラーはその言葉を逃さず、警戒体制になった。

 

東園「おやおやそちらのお二方は妙に警戒しておられる。面白い人たちなんですね。ウフフフ。」

 

そのまま去っていった。

 

EDAのディレクションルームに戻って、一同はデータベースを検索していた。

 

美郷「行商人西田尚幸なる人物はいませんでした。」

 

正順「やはりな。」

 

勝子「ということは誰かが別人になりすましてるってこと?」

 

憲三郎「そういえば、去り際に雄斗に耳打ちしてなかったか?」

 

晴子「なんか言われたんですか?」

 

雄斗「『あなたが綿部雄斗さんですね。お話は伺っておりますよ。また会える日を楽しみにしています。』って言われた。」

 

加奈「なんか怪しい。」

 

李莉子「ガイさんとジャグラーはなんか掴めた?あの時、警戒している感じがしたから。」

 

ガイ「ベリアルの匂いがした。」

 

ジャグラー「地球人の匂いもしたがな。」

 

これには一同が驚愕してしまった。

 

四竈「となると東園の可能性が高いな。」

 

海子「可能性はなきにしもあらずね。」

 

隆信「国内では年間3万人が行方不明になってますからね。」

 

俊三「どうするべきかだな。」

 

 

 

その頃、街ではある男が徘徊して騒ぎを起こしていた。

 

その男は、伏井出ケイ、ストルム星人であった。

 

ケイ「うおおお!」

 

持っていたステッキを振り回し、通行人を斬りまくっていたのだ。

 

そこに通報を受けて駆けつけた警官が制止しようとしていた。

 

警官「止まれ!止まらなければ撃つぞ!」

 

止まる気配はない。

 

警官はやむを得ず、発砲した。

 

しかし、素手で弾丸を受け止め、無傷のままのケイであった。

 

警官「ヒー、バケモノだー!」

 

そして逃げ出す始末。

 

警官「こちら、警視庁第8交番勤務の巡査、宇宙人を発見。EDA憲兵隊の出動を乞う。宇宙人は多数の通行人を切りつけている模様。至急、応援_。」

 

ここで通信終了。

 

どうやらこの警官もやられてしまったようだ。

 

この通信はEDAのディレクションルームにも届けられた。

 

四竈はすぐに憲兵隊に無線連絡した。

 

四竈「君たちに特命を与える。重武装の上、任務につけ!」

 

憲兵隊「了解!」

 

憲兵たちが現場に着いた時、大勢の人が倒れていた。

 

憲兵隊隊長「こちらEDA憲兵隊、本部、応答願います。メディックを要請する。」

 

美郷「こちら本部。貴官らは総監直々の命令を遂行せよ。」

 

憲兵たちは暴れているケイを発見した。

 

憲兵「止まれ!それ以上動くな!」

 

それでもステッキを振り回している。

 

憲兵「やむをえん!発砲!」

 

しかし、ステッキで弾かれた。

 

憲兵「しょうがない。肉弾戦に移行する!総員、武器を捨てろ!」

 

そして肉弾戦に移行した。

 

しかし、重武装をしているとはいえ、相手は宇宙人。ケイの持つストルム星人特有の能力により、全員が100メートル後方に跳ね飛ばされた。

 

ケイ「そこで寝てろ。」

 

そのまま闇の中に消えていった。

 

それから1週間、同様の事件が立て続けに起きており、犠牲者は怪我人も含めて1000人を超えていた。

 

しかし、最近はというと

 

雅「被害者はほとんどが1人でいる女性、時間帯は夜になってきています。」

 

嵯峨「夜間外出禁止令を性別になく発令する。また、夜間は1人で出歩かないようにすること。警察、自衛隊、EDAといった治安部隊が見回りをせよ。」

 

これにより事件は大幅に減少してきたある日、雄斗は美郷たちと外出していた。

 

正順「こうして外に出るのもいいね。」

 

晴子「はい。」

 

美郷「たまにはいいよね。」

 

憲三郎「おい、あれ。」

 

憲三郎の視線の先には行商人西田尚幸なる人物を騙っている東園が近づいている姿だった。

 

李莉子「雄斗とガイさん、ジャグラーに任せようよ。」

 

勝子「そうね。」

 

彼らの前に来ると立ち止まった東園が声をかける。

 

東園「これはこれは、EDAの皆さん、先日はどうも。元気そうで何よりです。」

 

ガイ「お前は何者だ。行商人西田尚幸じゃないだろ。」

 

東園「もうご存知なのですか。そうです。私は行商人西田尚幸ではありません。行方不明になった人間東園転鬼羅です。」

 

変装を解き、東園の素顔が明らかになった。

 

雄斗「今まで何をしていた。」

 

東園「ウルトラマンベリアルの傘下に入りました。」

 

ジャグラー「目的はなんだ?」

 

東園「ベリアル様の大いなる目的のために地球を滅ぼす。」

 

ガイ「どういうことだ。」

 

東園「言葉通りですよ。地球だけじゃない。ベリアル様に従わない全宇宙の知的生命を滅ぼす。」

 

雄斗「どうして?なんのために。」

 

東園「雄斗いやウルトラマンゼロ、お前の首を頂戴する!では、今日はさらばだ。フハハハハハハ。」

 

そのまま闇に消えていった。

 

ジャグラー「もう奴は地球人ではない。身も心もベリアルに売っちまった。」

 

この情報は全宇宙を駆け巡り、光の国の宇宙警備隊本部にも届けられた。

 

ウルトラの父とウルトラの母はウルトラ兄弟と話をしていた。

 

父「知っての通り、地球人の1人がベリアルの側についている。」

 

母「今、全宇宙では、地球をはじめ、様々な星系が我々ウルトラ戦士とイスカンダルに救いを求めています。あなた方ウルトラ兄弟は各星々のレジスタントに協力するのです。」

 

ゾフィー「地球の守りはどうしますか?」

 

父「ゼロやオーブ、ジャグラーの他にトリガー、トリガーダーク、マン、ヒカリらが残っている。彼らの力で十分です。」

 

ゾフィー「わかりました。」

 

母「ユリアン王女は80を護衛につけて、イスカンダルのスターシャ女王、サーシャ皇女、ユリーシャ皇女と会談をしてきてください。」

 

ユリアン「先日、スターシャ女王が申し出た同盟を結ぶというお話ですね。」

 

母「ええ。この戦いの後、地球以外のどの星々もイスカンダルの持つコスモリバースシステムが必要になります。」

 

80「地球は?」

 

母「この戦いが終わってもゼロたちにはその地にしばらくの間、残っていただきます。我々ウルトラ一族にとって地球はかけがえのない星ですもの。」

 

80「承知したしました。」

 

ユリアンはイスカンダルを表敬訪問し、スターシャ女王と会談した。

 

この会談により光の国=イスカンダル平和友好条約が成立し、150年以上先の未来には、地球=ガミラス=イスカンダル=光の国4カ国同盟へと発展するのである。

 

80はというと、イスカンロイドと意見交換をしていたが、内心では、機械と情報交換すること以外につまらないことはないと感じていた。

 

 

 

そして再び地球。

 

雄斗たちがディレクションルームでくつろいでいた時、突然、映像が入ってきた。

 

正順「なんだ?」

 

そして映像に東園が映った。

 

東園「EDAの諸君、今から指定されている場所に来るのだ。」

 

憲三郎「これは罠かもしれない。だが、行くしかない。」

 

正順「よし、全員出撃!」

 

全員「了解!」

 

当然のことながら美郷と晴子、そして正順はディレクションルーム待機である。

 

指定された場所に雄斗たちが着くと、既に東園がいた。

 

東園「ようやく来たか。」

 

雄斗「何の用だ。」

 

東園「ふん!貴様らと戦う為だ!」

 

そのまま襲いかかってきた。

 

東園「ふん!は!」

 

雄斗に仕掛けてきたが、既にゼロの意識に切り替わっているため、軽く受け流された。

 

キックをしても片手で掴まれ、もう一方の足でキックしようとしても、もう片方の手で掴まれ、投げ飛ばされたが、離れたところに着地した。

 

ガイやジャグラーにも仕掛けてきたが、やはり受け流された。

 

東園「こうなったら!」

 

李莉子や勝子に襲いかかり、人質にしてしまった。

 

李莉子「キャー。」

 

勝子「助けてー!」

 

憲三郎「李莉子!勝子!」

 

雄斗「なんてことだ。迂闊に手出しができない。」

 

ジャグラー「卑怯だぞ!」

 

ガイ「彼女たちを離せ!」

 

そこに憲兵隊が駆けつけたが、やはり手が出せない状況であった。

 

東園「無駄な抵抗はよせ。要求通りに動いてくれたら生きて帰そう。」

 

そのまま姿を消した。

 

ディレクションルームに帰った一行。

 

正順「話はわかった。東園からのコンタクトを待つとしよう。」

 

その時、画面に東園が映った。

 

東園「EDAの諸君、この2人の女を助けたければ、指定された時刻に指定された座標に来い。その際、戦艦大和に取り付けようとしているディファレータ砲に取り付けるディファレータコアを渡せ。」

 

そして通信が途切れた。

 

正順「奴はなぜディファレータ砲のことを?」

 

雄斗「そういえば、アブソリューティアンもどういうわけか知っていた。」

 

憲三郎「どこから監視している者がいるのか、それとも内通者がEDAの内部にいるのか。」

 

ガイ「おそらく前者だ。」

 

ジャグラー「だが、ディファレータコアをすんなり渡すわけには…。」

 

晴子「私たちに考えがあります!」

 

どうやら美郷と晴子に考えがあるようだった。

 

 

 

そして、指定された座標の指定された時刻、東園はケイと共に現れた。

 

東園「武器を置け。」

 

ケイ「引き渡し人は、ゼロと一体化している綿部雄斗、貴様だ。」

 

雄斗「え?」

 

晴子「大丈夫です。私が事前に指示した通りにやってください。」

 

雄斗「ああ、わかった。」

 

正順「その前に1つ聞きたい。李莉子と勝子はどこにやった。」

 

東園「あそこだ。」

 

東園が指差した場所に目を移すと、2人がクレーン車の頂上付近からロープで吊るされていた。

 

ガイ「なんであんな場所に。」

 

ジャグラー「貴様ら、卑怯だぞ!」

 

ケイ「昔、光を裏切り闇の勢力に身を置いていたあなたに言われたくありません。」

 

ジャグラー「今は今、過去は過去だ。確かに俺が昔してきたことは許されないことだった。だが、これから誠実に生きていく。」

 

東園「ふん!偽善者め!おい、雄と、早くディファレータコアを渡せ!」

 

雄斗「ほらよ。」

 

その瞬間、〈時限爆弾、爆発まであと5分です。カウントダウンを開始します。」

 

ケイ「貴様ら!やっぱり最初からそのつもりだったのか!」

 

そして全員が光線銃を再び手にした。

 

東園「本当はやりたくなかったが、しょうがない。ふん!」

 

ケイと東園の手から紫色の光弾が発射され、それがクレーンの柄の部分に命中した。

 

李莉子「キャー。」

 

勝子「助けてー。」

 

今にも落ちそうな2人。

 

ガイ「ここは俺たちに任せろ!」

 

正順「頼む!」

 

2人を助けようと信じられないほど高くジャンプするガイとジャグラー。

 

ケイ「小癪な!」

 

再び2つの光弾がクレーンの柄の部分に当たり、クレーンは大きく崩れた。

 

美郷「李莉子!勝子!」

 

東園「ハハハハハハ!うん?」

 

視線の先には李莉子を抱えるガイと勝子を抱えるジャグラーの姿であった。

 

ガイ「なんとか間に合ったぜ。」

 

ジャグラー「俺と美郷、晴子は2人を連れて本部に戻る。」

 

ガイ「ああ、こっちは任せろ。」

 

そうしているうちに時限爆弾装置の時間が1分を切っていた。

 

東園「おのれ!」

 

正順「言っておくが、それはお前の手から離れないぞ。」

 

東園「よくも馬鹿にしやがったな。ウオオオオオ。」

 

東園はそのままベリアル融合獣スカルゴモラへとフュージョンライズした。

 

当然装置は破壊された。

 

憲三郎「爆発しなくてよかった。」

 

加奈「それよりもあの怪獣を叩くことが先決よ。」

 

しかし、ケイがそれを邪魔した。

 

ケイ「そうはさせない。」

 

自身もベリアル融合獣サンダーキラーにフュージョンライズした。

 

正順「開発されたばかりのEDAウィンガーとEDAローダーで迎撃だ!」

 

全員「GIG!」

 

EDAウィンガーには正順と加奈が、EDAローダーには憲三郎が乗り攻撃していた。

 

雄斗とガイは地上から攻撃していた。

 

EDAウィンガーと雄斗はスカルゴモラ、EDAローダーとガイはサンダーキラーを担当。

 

正順「スペシウム弾頭弾、発射!」

 

雄斗「EDAガン、出力最大!」

 

しかし、

 

東園「無駄だ。火炎弾ショッキングヘルボール!」

 

無力化してしまった。

 

憲三郎「ハイショックビーム!」

 

ガイ「電撃ビーム!」

 

しかし、

 

ケイ「無駄だ!キラーリバース!」

 

攻撃が全て跳ね返ってくることになるのだ。

 

憲三郎「急速転回!緊急回避!」

 

ガイ「とお!」

 

ジャンプして回避した。

 

東園「ちょこまかとうるさい。スカル振動波!」

 

これが避けられるはずもなく、EDAウィンガーは衝撃波をまともに受けてしまった。

 

〈警告!警告!制御不能、不時着します。速やかに脱出してください。〉

 

正順「くそ!加奈、脱出孔は開くか?」

 

加奈「無理よ!この落下スピードじゃ!」

 

正順「機体の性能は上がったのに!」

 

雄斗「いこう!ゼロ!」

 

ゼロ「ああ!」

 

雄斗「ジュワ!」

 

EDAウィンガーが地面に衝突寸前のところで受け止めた。

 

ケイ「おとなしくしてな!サンダーデスチャージ!」

 

まさかの電撃をEDAローダーまともに食らった。

 

〈警告!警告!計測器に異常発生!制御不能。〉

 

憲三郎「くそ!ここでやられてしまうのかよ!」

 

それを見ていたガイはオーブオリジンの姿にフュージョンアップし、EDAローダーを受け止めた。

 

東園「ようやく現れたか!ゼロ!」

 

ケイ「オーブよ、貴様は俺が倒す!」

 

雄斗「やってやりますか!ゼロ!ガイさん!」

 

ゼロ「ああ!ブラックホールが吹き荒れるぜ!」

 

オーブ「見せてやるぜ、俺たちの力!」

 

正順「よし!地上部隊、反撃開始だ!」

 

憲三郎&加奈「おー!」

 

正順、憲三郎、加奈はEDAガンで2体のベリアル融合獣を攻撃、ゼロはスカルゴモラを、オーブはサンダーキラーを攻撃した。

 

東園「ようやく、戦えるな。雄斗、いやウルトラマンゼロ!」

 

雄斗「ベリアルになにもかも受け渡したりしやがって!やってやるよ!」

 

そのまま取っ組み合いになっていた。

 

ケイ「フハハハハ、どうだ!貴様もベリアル様の力を使うか?ウルトラマンオーブ!」

 

ガイ「俺は、ベリアルさんの力は正義のために使う。貴様たちみたいに悪用はしない!」

 

ケイ「ふん!ならば貴様を倒すまでよ。」

 

そのまま突進していた。

 

雄斗「初代和泉守兼定!」

 

〔召喚!対怪獣聖剣和泉守兼定!]

 

ゼロ「どんどん力がみなぎってくる!覚悟しろ!東園!」

 

東園「いいねえ!いいねえ!そうこなくっちゃ!インフェルノ・マグマ!」

 

スカルゴモラの口から吐き出されるマグマ光線は和泉守兼定によって吸収された。

 

東園「何!?」

 

雄斗「反撃、100倍!」

 

[エネルギー増幅100倍!]

 

100倍になって返ってきたインフェルノ・マグマはスカルゴモラにもろに直撃した。

 

東園「熱い!熱い!やめろ!この野郎、ショッキングヘルボール!」

 

予想外の反撃に怒り狂った東園がショッキングヘルボールを高速連発、これには流石のゼロも避けきれず、直撃弾を食らってしまった。

 

ゼロ「うわ!」

 

東園「よくもいいようにしてくれたな!こうしてやる!」

 

スカルゴモラの尻尾がゼロに当たる。

 

ゼロ「怒らせすぎた。」

 

雄斗「トホホ...」

 

オーブ「オーブウォーターカリバー!」

 

ケイ「愚かな!サンダーテール!」

 

サンダーキラーの尻尾がオーブに巻きつき、オーブは感電。

 

オーブ「グアアアア!」

 

そのままカラータイマーが赤に点滅してしまった。

 

東園「もう終わりだ。その首、頂戴する。」

 

ケイ「これでエンドマークだ!」

 

正順「まだだ!まだ俺たちがいる!」

 

憲三郎「そうだ!EDAがいる限り、ウルトラマンは絶対に負けない!」

 

加奈「そうよ!これまでも!そして、これからも!だから、立ちなさい!雄斗、ゼロ、ガイさん!」

 

雄斗「3人とも...。いこうゼロ!」

 

ゼロ「ああ、ネオ・フュージョンライズだ!」

 

雄斗「ギンガ!オーブ!」

 

〈ウルトラマンギンガ、ウルトラマンオーブ〉

 

雄斗「ビクトリー!エックス!」

 

〈ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックス〉

 

ゼロ「俺に限界はねえ!」

 

〈ネオ・フュージョンライズ!ウルトラマンゼロビヨンド〉

 

ゼロはネオ・フュージョンライズしてゼロビヨンドへと姿を変えた。

 

ゼロ「バルキーコーラス!」

 

インナースペースへと戻ったガイ。

 

〈解き放て!オーブの力!〉

 

ガイ「オーブスプリームカリバー!」

 

これにより、スカルゴモラとサンダーキラーは倒された。

 

正順「よくやった!」

 

憲三郎「やったぜ!」

 

加奈「ヤッター!」

 

元の姿に戻った雄斗とガイは3人に合流したのだが、

 

加奈「ねえ。あれ。」

 

加奈の視線には、東園とケイがいた。

 

東園「またな。」

 

ケイ「貴様ら、覚えてろよ。」

 

2人は闇へと消えていった。

 

正順「ひとまず、終わったな。」

 

憲三郎「ああ。」

 

正順「総員、帰還しよう!」

 

全員「おー!」

 

 

 

〈次回予告〉

 

危篤状態の雄斗の母方の祖父有明令から明かされる真実。

 

それは一体?

 

第9話「レイブラットの血を受け継ぐ者」

 

次回もお楽しみに!




次回、想像もつかない人物が登場します。
ウルトラマントリガーのシズマミツクニみたいな。
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