「あなた、スペルカードは何枚かしら?」
「…さっき1枚使ったから残り3枚ね。」
「じゃあ私も3枚でいいわ。」
とりあえず後ろにいる黒髪の外来人をまず転送してからこいつは倒しますかね。
「…わざわざ数合わせるとか随分と舐めた真似してくれますね。」
「いいじゃない。それより早くかかって来なさい。」
「言われなくても…【幻在】クロックコープス!」
さて、早速一枚目が来たわね。
なんとなくだけどスペルカードって使う人の性格とかが弾幕見てるとわかるような気がするけど、このメイドはどうかしらね…
ただのばらまき弾しか打ってこないけど、何か変わった攻撃手段があるのかしら。
「気をつけてください!急にナイフが飛んで来ますよ!」
「はぁ?急にって…⁉︎」
いきなりナイフが数本飛んできた!?
いや、あのメイドもいつの間にか移動している?
…とりあえず外来人の言うことは正しかったみたいだ。
かろうじてナイフをかわす。ばらまき弾はよけること自体は楽だ。
「ちっ…かわされたか。」
「さっきのナイフは何かしら?急に…またか!」
なんか能力でも使ってるのかしら?
急にナイフが近くから現れてはこっちに向かってくる。
…まぁよけれないレベルではない。サイドステップしたりして楽によける。それよりも後ろ外来人は大丈夫かしら…ってかろうじてよけれるんですか。
この子弾幕ごっこの才能があるのかしら。魔力もちといい、かなり珍しい。元々こっちにいた人間だって言っても謙遜ないわね。
「なかなか当たらないわね。」
「そう簡単に当たってたまりますか!とりあえず…それ!」
弾幕には弾幕だ。スペルは使わずに、霊力で作った大量のお札を陰陽玉から放ってやった。ただまっすぐ打っているつもりなんだけど、何故か相手からはホーミングとか卑怯とか言われる。別に意識してないし、こっちは普通なんだけどね。
今回はとりあえずスペルを破ればいいか。
放ったお札はナイフと相殺されながらも、敵に向かって行く。量ならこっちの方が多いでしょうね。いつもならこれで終わりだけど…
「消えた!?」
まただ
また消えた。
今度もさっきと違う場所にいる。ちょこまかと動きやがって…。けど、まぁこのスペルはそろそろかな。
「時間切れね。」
さて、1枚突破したけど…後ろの子バテバテね
ちょっと強引だけどやりましょうかね。
まぁ集中してれば被弾はしないかしら。
「あなた、手を貸しなさい!」
「手、ですか?」
そう言い、左手で彼女の手を握りながら右手でスペルカードを構える。
1枚無駄になるけど…まぁ今回は仕方ないかな。
「次はこっちの番よ。【霊符】夢想封印 集」
スペルを宣言し、空を飛ぶ。外来人ももちろん一緒に浮かせている。ちょっと驚いてるみたいね。
さらに赤、青、緑、黄色と色鮮やかな光の玉を出し、それを周りに浮かせる。これで準備OKだわ。
「そんじゃあまずは…それ!」
さっきと同じようにお札をばらまく。今回は適当な量をあっちこっちにばら撒いただけ。相手を狙っては打ってないけど多少の量は相手に向かって行く。
まぁ簡単に避けられちゃうけどここからが本番よ。
「このぐらいなら余裕で避けれるわよ。」
「こっちが本命よ。いけ!」
掛け声とともに光の玉をメイドに向かって打ち込む。
玉の速さはそこまで早くないが、この玉の長所はそれじゃない。これは相手が逃げようとしてもそれを追いかけ続けるのがこの弾幕の長所だ。
「…追尾されてるのかしら。避けても追ってくるわね。」
「ほらほら、早くあたりなさいよ!」
「まぁ…避けれないことはないけど。」
急にメイドが光の玉から逃げるのをやめた。
このまま当たればいいのだが…
「ちっ…やっぱ移動してくるか!」
「瞬間移動ではないわよ。ギリギリのところでかわしたら追尾し切れないわよね?」
…その通りだ。だがこれでいい。
光の玉はそのままメイドがいた床にぶつかりそして、
「!? 眩しい!」
激しい光を発し、一瞬だが視界を奪える!
このチャンスを逃すわけにはいかない!
目をつむったままの外来人を強引に引っ張りながら魔法陣に向けて飛ぶ。
魔理沙ほど早くはないが、飛ぶこと自体は余裕だ。あっという間に魔法陣付近にまで移動できた。
あとは雑だけど…
「あなた、あれに向かって投げ飛ばすから着地しっかりしなさいよ!」
「はいぃ⁉︎何いって…うわぁぁぁぁぁぁ!」
悲鳴を上げ続けてはいるが、外来人を魔法陣に向かって投げ飛ばした。
着地は無事顔からだ。…すぐ起き上がって文句を言おうとしてたみたいだが、言っている最中に魔法陣によって何処かに飛ばされてしまった。
まぁこれでよし。
「あなた、あの子を逃がすなんて随分余裕じゃない?」
「いたって足手まといよ。別のやつに任せるのが一番だわ。」
「…あなた、結構勝手ね。」
「よく言われるわよ。まぁそれより…」
陰陽玉をさらに増やし、スペルカードを新しく一枚左手にもち構える。
能力は分からなくても、勘で何とかなりそうだわ。
いつも通り、普通に目の前の敵を倒すわよ。
「弾幕ごっこの続き、始めるわよ!」
「だいたい人を投げつけるなんてありえな…あれ?」
あの紅白の色した女の子に文句を言おうとしたらまったく別の場所に到着していた。
…薄暗いしここどこだろう。さっきの人の仲間って誰なんだろう。
「あら、あなたはだぁれ?」
「え、誰かいる?」
振り向くと、背中から色鮮やかな宝石みたいなものがついた羽を生やした、金髪の少女がいた。
…はい、何も言わなくてもわかっています。ナキツセです。
文才欲しいです。もっとバトルシーンもしっかり書けないのでしょうかね、この作者…ダメだわぁ
もしこうしたらいいよとかありましたら、感想等でアドバイスをいただくとありがたいです!
こんなgdgdで次話書けるかしら…