今日の収獲は大漁だったぜ。
魔道書もそうだが、マジックアイテムも結構な数を借りて来れたんだぜ。まあ死ぬまで借りとく予定だけどな。おかげで家の中はお宝の山みたいになっている。効果や能力はあまり分からないが持ってて損はしないはずなんだぜ。
あと、人間を拾った。
いや、助けたのか?それはどうでもいいか。
服装とかみる限り、里の人間っぽくはないな。じゃあ外来人ってやつかな?けど最近結界がどうだかで、外来人がこっちには来れないみたいなことを最近霊夢が言ってた気がしたようなしないような…
まぁ外の話を聞けるかもしれないし、起きるまで待つか。
………気づいたときはなぜかベッドに寝っ転がっていた。床には本や何に使うのか分からない用途不明の物が散乱されている。てか汚すぎる。整理整頓ぐらいすればいいのに。
「お、目を覚ましたか?」
起き上がると部屋の奥から黒い服を着た金髪の少女が現れた。あ、気を失う前にちょっと見た記憶があるかな?
この人が助けてくれたのかな?
「もしかして私のこと運んで…」
「そうだぜ。まぁ助けるくらい普通なんだぜ。こんなところで倒れたら妖怪の餌になるからな。」
「よ、妖怪?」
「そ、妖怪。その反応はあれだな。ここの人間じゃないな。」
男勝りの口調の彼女は一瞬ニヤリとした顔をした。
どうやら彼女の考え通りだったみたいだ。
「え…ここって学園都市じゃ…。」
「学園都市?なんだ?そんな所知らないんだぜ?ここは幻想郷だぜ?」
「幻想郷?」
「そうだぜ。ここは魔法の森。そんで私は霧雨 魔理沙。ただの魔法使いだぜ。」
ニカっと笑いながら彼女、霧雨 魔理沙は名乗ってきた。
いや、まずどこから突っ込めばいい?幻想郷?魔法使い?何言ってんのこの子は?頭の処理が追いついて来ない。
もはや頭の中はクエスチョンマークで埋まりつつある。
「とりあえず私は名乗ったんだからお前も名乗らないと失礼なんだぜ?」
「えっと…名前は佐天 涙子です。学園都市の柵川中学の3年生で、能力は一応空力使いだけどレベルが…
「能力⁉︎なんなんだぜそれって!ものすごく気になるんだぜ!!」
能力という言葉にものすごく反応した彼女は私が言い終わる前にすかさず突っ込んできた。よく考えれば能力開発もかなり変わった事だと思う。そうだとすれば彼女が興味津々なのも何と無く納得できる。
「簡単に言うと、頭で計算して電気出したり瞬間移動したり…人によって能力は様々だけどそんなことができますよ?」
「ヘェ〜 そっちの世界も変わった事してるんだな。一応私も魔法を使う程度の能力って名乗ってるけど、それとは全く別なものみたいなんだぜ。」
「一つ聞きたいんですけどいいですか?」
「なんだぜ?難しいことじゃなければ大丈夫だぜ?」
「幻想郷ってなんですか?」
まずはこれだ。
場所の名前らしいが聞いたこともない。
「あー…私もここに住んでてあれだが、詳しくは分からないんだぜ。日本ってところにあるぐらいは知ってるんだがな。あ、だけど結界がはってあるから基本こっちには来れないんだけどな。」
「日本にはあるんですか?じゃあ学園都市とはべつのところにあるのかな…」
「まぁな。だけどこっちの世界には基本入れないはずだぜ?なんか変なことしてたか?」
「いえ?寝てただけだと思いますよ?」
「はぁ?じゃあ原因不明ってか?珍しいんだぜ。」
「そうですか…」
とりあえず日本にはいるみたいだ。
ただ隔離されてる空間なのかな?どうやら簡単には学園都市には戻れそうにないようだ。
困ったな…新学期が始まるまで2週間はあるけど、それまでに戻れるのかな?てか戻る方法は?
「まぁ霊夢にお願いすれば多分戻れるんじゃないかな?」
「簡単に戻れるんですか?」
「霊夢のいる神社まで行ければな。あいつは結界がいじれるから多分大丈夫だろう。神社までは私がおくっていくぜ。」
「本当ですか!?」
「おう。ただ霊夢が確か2、3日外出するようなこと言ってたから、それまではここでおとなしくするんだぜ?」
結構簡単に戻れそうだ。
こういうとこでは運がいいな。ついてるぞ、私。
「わかりました!ありがとうございます、魔理沙さん。」
「ハハハ、かしこまるなって。あとさんづけしないで魔理沙でいいんだぜ。お前のことも涙子って呼ぶけどいいよな?」
「はい!よろしく、魔理沙!」
こうして自称魔法使いとの暮らしがスタートする。
いままでとは違う非日常。しかし…
「魔理沙!あなたまた本とっていったでしょ!!」
玄関から現れたもう1人の女性が魔理沙に向かって怒鳴り声をあげた。
きっかけはこういうとこからなのだろうか。
ここから未知の領域に私は踏み入れることになる。
gdgdに定評があるナキツセです。
最近原作を東方に直すべきか悩んでいます。
それ以上に壊滅的な文章力にはry
やる気がある限りは更新していきます。
次回もよろしくお願いします。