青薔薇の夢が叶うまでにあったちょっとした科学者と資本家の話   作:幻想 薔薇組

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テストプレイとは建前だったのさ!

「αどうだい?データは順調に取れてる?」

 

「ウマ娘は大体3サイズからこれからの筋肉の成長予測までは完全に取れました。まぁ1か月くらいで使い物にはならなくなると思いますが」

 

「Δはどう?人間用ドーピング薬と笹針の調整できた?」

 

「タキオンさんに手伝ってもらいましたからね。副作用に目をつぶれば完璧ですよ」

 

「γとβはウマレーターのゲームの内容でおかしなことは起こらなかった?」

 

「現状問題ありません。そろそろ終盤といったところでしょうか」

 

「良し。クククまさかこのテストプレイが本当はトレーナーレースで勝つために相手の成長予測を立てるためのものだとはだれも思うまい。ついでにライバル達のウマ娘のデータもとって次のレースで使わせてもらうことにしよう。これぞまさしく一石三鳥の作戦だね」

 

「報告します!データが完全に解析完了しました!」

 

「良し、それじゃあそろそろゲームも終わる頃合いだろうしご褒美の準備してくるわ!」

 

「温泉旅行のチケットとウマ娘バイキング食べ放題の準備はばっちりですよ姐さん」

 

「言わなくてもやってくれるα君はさすがだね。それじゃ行ってくるわ」

 

「やぁやぁ諸君。テストプレイ手伝ってくれてありがとう。これ約束のご褒美全員分」

 

「お前の言うご褒美ってこれか」

 

「やってよかったでしょ?グラスとかと一緒に行ってきなよ」

 

「なーんか怪しいんだよなぁ」

 

「別にゲームのテストプレイに付き合ってほしかっただけだよ?一人だけだったらデータが少ないから同期組を3グループ位に分けて別々に遊んでもらっただけさ。おかげで最高のデータが手に入ったよ。ゲームが発売されたらまた君等にプレゼントしよう。」

 

「ふーん。ならいいんだが。ああ、後温泉旅行は何処の温泉なんだ?」

 

「天空温泉ラピュタの大浴場、上空5000メートルの床スケスケスリル満点景色満点バージョンだよ」

 

「お前何考えてんの?」

 

「桜花とデジちゃんは普通に草津温泉だから心配しないでね?」

 

「おい無視すんな!何考えてんだお前!」

 

「別に安全だから大丈夫だよ?ただ高所恐怖症なら3秒で失神確定コースだけど問題ないだろ?当然男女別だし?安全性は保障されてるし?」

 

「そういう問題じゃないと思うんだが」

 

「じゃあ予備に用意してたご褒美をあげよっか」

 

「何コレ?」

 

「サトノグループのパーティー招待券。一枚余ってたからあげるよ」

 

「お前なんでそんなもん持ってんの?」

 

「これでも大企業M・EVILグループの元社長だぜ?今でも私名義の会社いっぱいあるし」

 

「ほらほら。じゃあ元の場所に帰すよ?」

 

パチン!




3部構成と言ったな。あれは嘘だ。

一周年何しよう

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