青薔薇の夢が叶うまでにあったちょっとした科学者と資本家の話   作:幻想 薔薇組

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このお話は先ほどでた横に寄り添う青き炎10レースの松風視点でのお話です。
資本家としての松風の部下が何人か出ます。


ウマソルジャー5~漆黒の追加戦士~ではなく松風の憂鬱の話

後から聞いた話だけど。まさか、手加減されてたとはね。ま、今は人の目もあるし我慢しないと。

 

とりあえず、タキオンとライスの出るウマソルジャー5のビデオ予約だけしといてと...

 

「姐さん、4Kテレビ準備できました!」

 

「よくやったa。後でボーナスをやろう」

 

「ありがたき幸せ」

 

「姐さん。言われてた道具と機械全部用意できました」

 

「良し。βも後でボーナスをやろう」

 

「ありがとうございます」

 

「すまないが、少しの間ここを離れる。a当分の間は頼んだ」

 

「了解っス!」

 

「β。aのことちゃんと見とけよ」

 

「了解いたしました」

《自室》

 

「さてと。誰も見てないよな?」

 

スゥーッ ハーッ

畜生!畜生畜生畜生おおおオオォォォォォォ!!!!!

 

「手を抜かれた勝利なんざゴミでしかない!覚悟がどうした!?最後まで本気でやれよ!そんなもんで勝ったところで俺とタキオンへの侮辱にしかならないねッ!」

 

「本当に覚悟を見たのなら、本気で戦ってほしかった!そんな生ぬるい勝利ならない方がましだ!」

 

「何よりもむかつくのは私自身が舐められたこと!そしてそれがタキオンのためになると思われてしまったこと!」

 

「タキオンはそんなに心が弱い奴じゃあないッ!それに最後の直線で本気を出されていると勘違いして!そんなぬるま湯で!ちょっとでも喜んでしまった自分が一番憎いッ!!!」

 

「ハァーッ...チッ!!」

 

「とりあえずは皐月賞からだ。あれで一位をとる。それでこの雪辱と辱めをそそいでやる」

 

《日本ダービー後》

 

「タキオン。よく頑張ったね。」

 

「すまない。三位になってしまった」

 

「いや。私がちゃんとしたトレーニングを組めなかったのが悪いよ。実際すべてのスペックを使ったのは私から見てもよくわかったしね」

 

「なあ、トレーナー君。聞きたいことがあるんだが」

 

「なに?」

 

「なんでそんなに泣いているんだい?」

 

「泣いてなんかないよ。もしも泣いてるとしてもそれは次に勝利という形で取り返す」

 

「いや。それならいいんだ。次はパリへの視察だろ?」

 

「まあ。そうだね。必ず次は勝つ。その為にもあの本を掘り起こして昔の勘を取り戻さないとね」

 

「あの本っていうのはなんだい?」

 

「私がまとめたトレーニング裏ノート。まだ実施までのメンタルが足りないと思っていたけど、そろそろできそうだしね」

 

「そうかい。ま実験に付き合ってくれたら文句はないよ」

 

《自室》

 

「三位...か」

 

「見積もりが甘かったかな?私も焼きがまわったもんだよ」

 

「『やるんなら徹底的に』この言葉を忘れていた私への罰かな?」

 

「まぁ。今回は私の見立てが甘かったのも悪いからね。でも勝負の東京優駿の時には磨いた牙でハヤヒデと今葉を嚙み千切ってやる」

 

「姐さん!言ってた大学ノート!見つけてきました!」

 

「ありがとうa。いつもすまないね」

 

「いえいえ!俺を拾って貰った恩に比べたらまだまだですって!」

 

「そう。またみんなで食事にでも行きましょうか」

 

「ええ!βやγとも一緒に行きましょう!」

 

「ええ。一緒に」

 

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