青薔薇の夢が叶うまでにあったちょっとした科学者と資本家の話   作:幻想 薔薇組

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青薔薇とのデートに愛を叫ぶ

デートプラン…良し!

 

服装は...スーツでいいかな。

 

「さーてと...やった事のないことだから緊張するねぇ」

 

「姐さんがこんなに緊張してるのは珍しいですね」

 

「まぁそう言わないでよβ、これでも最近一番リラックスしてるんだからさ」

 

「絵本、書けたんです?」

 

「うん。デジちゃんに手伝ってもらったからさ会心の出来だよ」

 

「姐さんの絵、下手くそですけどデジタルさんに手伝ってもらったなら安心ですね」

 

「そうだね、行く前最後にデートプランの再確認だけしてから行こうか」

 

行く順番は

京都競馬場→植物園→カラオケ→高層レストラン→トレセン

この順番かな

 

「ちゃんと花言葉とか勉強したんですか?」

 

「そりゃね。好きな娘のためなら頑張るもんでしょ?」

 

「ハハッ、そりゃそうですね。じゃあ行く前に願掛けの煙草吸います?」

 

「タバコ臭いって言われたらいやだから止めとくわ。普段なら吸うけどね」

 

「さいですか」

 

「ふふふーデート!デート!」

 

バタン!

 

「あんな浮かれてる姐さん初めて見たかもな。Δが見てたら大笑い間違いなしだ」

 

「ふふふ、そんなことしませんよ?βさん」

 

「ウワッ、急に出てくるな」

 

「にしても、あの人に恋人ねぇ。昔じゃ絶対考えられないことですよね」

 

「今回で指輪まで渡すんだーって息巻いてたよ」

 

「へぇー。じゃ、僕らもそろそろ尾けますか。」

 

「おん。あの人じゃどうせ途中で言葉に詰まるだろうし」

 

「行動のアドリブ力はあるんですけどねぇ...」

 

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さて。待ち合わせ3時間前に着いたからまずはインカムの確認からだね...

 

「あーあー、こちら松風。聞こえてる?」

 

『こちらα。問題ないです』

『こちらβ、問題ありません』

『こちらγ、問題ないっす』

『こちらΔ。ばっちりですよ』

 

「良し、ならいい感じに悟られぬよう距離をとって尾行してくれ」

 

「「「「了解」」」」

 

「さてと...そろそろライスの来る時間かな」

 

お姉さまー!

 

「お、ライスーこっちこっちー!」

 

「ごめんお姉さま、待った?」

 

「いや全然?じゃ、いこっか」

 

<京都府立植物園>

 

「いろんな花があるんだなライス。薔薇だけでもこんなに多いなんてな」

 

「お姉さま、この薔薇とかどう?」

 

「青薔薇か...綺麗だな」

 

「お姉さまは青薔薇の花ことばって知ってる?」

 

「昔は不可能だったけど今は確か奇跡とか。夢は叶うとかだったかな?」

 

「凄い!お姉さまって博識なんだね!」

 

「フフフそうだろう...なんたって私は天才なんだから」

 

『前日にアホみたいに勉強してたくせに...』

『あの人人前で努力するのはかっこ悪いからやらないって言ってましたよ?』

『まぁ、そういうのも良いところっすから姐さんは』

 

「ライス、ここに虹色の薔薇があるだろ?これは私が3番目に好きな花なんだ」

 

「わー凄くキレイ...」

 

「この花には無限の可能性って花言葉があるんだ」

 

「でも...なんでそれが3番目なの?」

 

「ロマンにあふれているから好きなんだが...私の性には合わなくてね。」

 

「じゃあ...お姉さまの一番好きな花は何なの?」

 

「ちょうどここに咲いてるよ」

 

「黒薔薇...?お姉さまって黒薔薇が好きなの?」

 

「うん。黒薔薇っていうと憎しみとか恨みって言葉が挙がるけどさ...永遠や決して滅ぶことのない愛って言葉もあるんだ。」

 

「そうなんだ...」

 

ライスちゃん...いやまだ早いね(ボソッ

 

「ん?どうしたのお姉さま」

 

「何でもないよ。それじゃそろそろカラオケにでも行く?」

 

「うん、いこっかお姉さま!」

 

~松風・ライス熱唱中~

 

『姐さんかっこつけるために洋楽歌ってる...』

 

『普段歌ってる歌なんかよっしゃあ漢歌とか神室純恋歌とかなのに...』

 

『あの人もすごいよなぁ。かっこつけるってだけでビートルズとかの歌必死で覚えてるんだもんなぁ』

 

『ライスさんの歌も凄くいいじゃないですか。ささやかな祈りって歌が特に心にキましたね』

 

『でも姐さんは真っ赤な誓い歌い始めてるね』

 

『レパートリーが尽きたから熱い歌歌い始めたんでしょうね』

 

~夕方~

 

「そろそろ予約した時間かな...」

 

「お姉さま、次は何処に行くの?」

 

「うん、着いてきて」

 

「ここは凄い高級そう...。大丈夫?」

 

「うん。じゃ一緒に入ろうか」

 

~二人組豪華な夕食中~

 

...そろそろかな。

 

「ライスちゃん...とっても大切な話があるんだ」

 

「うん...」

 

「あー...あんまり格好のいい言い回しは性に合わないし直球で言わせてもらうね」

 

 

 

{私は君を愛してる}

 

「全部終わって卒業したら、私と結婚しよう。」

 

「...はい。喜んで!」

 

「その証にこれ、受け取って?」

 

「これは...」

 

「私の給料3か月ってやつだよ。指輪を渡すときはそう言って渡すものらしいし」

 

「お姉さま...ありがとう、大切にするね!」

 

「じゃ、そろそろ帰ろうか。トレセンに」

 

 




書いたぞ今葉。

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