僕の名前は松野唯吹。公立七百中学校の二年生の13歳。
それは、新学期が始まる前の春休みの時に起きた話である。
こんな僕が、歩きスマホをしていたら、
一人の同い年くらいの女の子と、ぶつかってしまった。
「あの…大丈夫?」
「ちょっと!盗撮したでしょう?」
「えっ?」
「この…ヘンタイ!」
と、僕は見知らぬ女の子に、ビンタされた!
痛かった…スマートフォンを見ていただけなのに…
後日、僕が屋上で、お弁当を食べようとした時に、
その、女の子と、再会するのだった。
僕は、こう思うのだった。
聞ける訳がない…よね、この学校に他人のスマートフォンを
叩き割るような、女の子がいるなんて…
それに、ビンタされたし…
あの時、僕のスマートフォンは、
その衝動で、壊れてしまったのだった。
「あれっ?この前の!」
「…!」
僕は、その時、たまたま拾った、CDを見せるのだった。
「その、CD、拾ってくれたの?」
「あっ、うん…昨日、落としていったから、
拾っていたから…どこかで会ったら、渡そうかな…
って、思ってさ」
「ありがとう、拾ってくれて」
「う、うん…
それから、僕はスマートフォンで、
写真なんか撮っていないから!」
と、僕は、この場から、立ち去ろうとしていた。
「あっ!ちょっと!」
「あーもー!しばらくの間、代替機で過ごすことに
なっているんだから!」
「ごめん」
「うん、僕の方こそ、ごめん…」
「あっ、キミの名前は?」
「僕は、松野唯吹です…」
「あたし、潮田風夏っていうんだ!
明日から、この学校に転校するんだ!」
「それじゃあ、転校生?」
「うん!そうだよ!
と、風夏は、僕に対して、満面の笑みを見せるのだった。
まるで、昨日のことが、無かったかのように。
後日、僕の通う、公立七百中学校の、始業式が始まった。
僕のクラスは、2年2組 そして、出席番号は20番である。
そして、クラス発表をよく見ると…
彼女の名前があった。
潮田風夏 出席番号11番と、書かれていた。
あの女の子、本当に転校してきたんだ。
2年2組にて…
「初めまして!潮田風夏です!よろしくお願いします!」
と、彼女は元気よく挨拶した。
「それじゃあ、潮田さんの席は…
松野さんの隣ね!そこが、空いているわ!」
と、担任の教師に言われた所に、
彼女は、そこの席に座るのだった。
「これから、一年間よろしくね!唯くん!」
「う、うん…よろしく…」
「もー!元気ないなー!
ひょっとして、人見知り?」
「そうだよ!悪い?」
「別に?」
「イジワルだな…」
何がともあれ、彼女との出会いで、
僕の一年が、大きく変わっていくとは!