潮田風夏と松野唯吹は、思い悩んでいた。
「う~ん」
カチカチ…
「も~唯くん!ケータイなんかいじってないで一緒に考えてよ!!」
「考えてるよ。だから今スマホ使って色々検索してんじゃん。曲作りの仕方とか」
そうなのだ。曲作りでずっと悩んでいたのだ。
しかし作曲方法と検索はしたものの色々ヒットしたけど、
数が多すぎてどれを見たほうがいいのか全く分からない…
「じゃーさ私が鼻歌で作るよそれをボイスレコーダーに録音して
唯くんがコードとかをつけるとか」
「あれはギターやピアノが演奏できないと僕、キーボートしかできないし…」
「む~」
と不機嫌になる風夏
その夜
今日は唯吹の家族は全員留守にしていたため、
風夏は僕の家に泊まることになった
風夏は僕のベッドを貸してあげて、僕は布団を敷いて寝ている。
「ねえ唯くん」
「ん?なに?」
「一緒のベッドで寝たりするもんじゃないの?」
「ん~いいよ、だって、
夏にシングルベッドで二人寝は暑いし、それに風夏、寝相悪そうだし」
「な…!?そんなことないわよ!」
デコピンッ!
風夏が怒りながら、デコピンした。
「イタッ!風夏止めてって!ちょっと!」
ガシッ!
「!?」
唯吹は風夏の足首を掴み、
そのまま、唯吹は風夏の足を
布団の中に引きずり込み足の裏をくすぐった。
「ククッ…唯くん!くすぐったいよ…」
風夏が声を殺し笑い始める
くすぐると足の指がぴくぴく動き、足の裏も、
無駄なのに逃げようとしてピーンっと張っている。
そんな風夏がかわいくて、僕は足裏くすぐりを続けた。
くすぐられると風夏はたまらないらしい。
そして…
「あー!やってしまった…!!」
「やっと、目を覚ましたみたいね」
「思わず、こんなことして、
僕の評価が、一気に下がりそう…」
「今更、そんなこと考えているの?」
「だってさ、ユニット名はあっても、曲も無いし、
あるのは、メンバーと楽器だけ」
「それもそうだけど…」
「僕もそうですけど、曲が書ける人って、
なかなか、いませんし…
ボクも試しに書いたら、小論文みたいだな…
って、周囲に言われちゃったし…」
「なにそれ!面白いんですけど!」
「笑われて、当然か…」
「それよりも、目標は一つ!
オリジナルの楽曲を作る事!」
「はい、わかりました」
今更だが、風夏と唯吹は、
今、一緒にシングルベッドで、寝ているのだった。
「ねぇ、唯くん」
「どうかしたの?」
「私のほっぺ触ってみる?」
「えっ?こうかな?」
プニプニ
気持ちいい…何だろう、これが、カワイイ女の子の肌か…
って、僕はエッチかよ!
「どうかしたの?唯くん?」
「もういい、寝る」
唯吹は、そのまま、何も言わずに、
眠りにつくのだった。