今回は別に間違えて次の話を出したわけではないです。この七海の虚像戦こうする予定でした。とはいえ、どういう結末になったかの経緯は必ず書きます
出せたぜ、なんとかギリギリに10月31日に
氷の通路を歩く3つの足音。反響する音は静かだが、どこか重たい
「そういえば」
「白崎さん、ユエさん。傷と痛みは大丈夫ですか?特にユエさんは、
「え、あ、はい。正直いきなりのことだったので色々対応が遅れましたけど、再生魔法でもう大丈夫です。魔力をだいぶ使っちゃいましたけど」
「ん。痛みももうない。再生魔法さまさま」
「そうですか。安心しました」
七海はほっと胸をなで下ろす。心なしか、表情が和らいだようにも見える。
「七海、心配しすぎ」
ユエは大丈夫とアピールし、香織もそれに続きしている。が
「いえ、あなた方の心配…もしてますが、それ以上に心配なことがあったので」
「「?」」
ユエと香織が疑問符を浮かべる。これまでの七海の傾向からもユエと香織の心配を強くしてると思ったのだが、それ以上の事があるとは思ってなかったので、何かをユエは訪ねた。
「コピーとはいえ、私の術式でユエさんを傷付けてしまいましたからね。最悪、後で私は南雲君に殺される可能性があるな…と考えてました」
「「あ〜」」
七海の説明が納得いくものすぎて2人は声をだす。
「あの、もう大体予想できますけど〜もしかしなくても、ハジメ君に正直に言うつもりですか?」
「ええ。どの道、お2人の身体についた術式の残穢から問い詰められます」
「大丈夫。あれは本物の七海じゃない。ハジメに説明する時は私達もちゃんと説明する」
「ありがとうございます。助かります」
「流石にハジメでも、そこら辺はわかると思う。七海相手にいきなり殺しにかかることはないんじゃ」
「どうでしょうね……ユエさんの事になるとその辺の制御が効かなくなるところがありますし」
わりと…いや、かなり真剣に困っていたのか、七海はもしものときは助けに入ることを約束してくれた2人に礼を言いつつ進む。
「……それよりも、七海こそ大丈夫?」
「ええ。ちぎれていた腕があって良かったですよ。おかげで白崎さんの再生魔法ですぐに繋げる事ができましたし、傷の回復もできたので」
「そうじゃなくて」
ユエは七海の言葉を遮る
「その、試練のこと」
「…確かに、あなた方の介入で試練が合格したどうかは不明ですね」
七海の顔は無表情だが、ユエも香織もどこかおかしいと心配している。
「
七海はそこに「ただ」と付け加えて続けて言う
「その過程にあなた方の介入があったのは事実です。しかし、本来の試練はクリア済みと思われます」
七海の虚像は自身が抱えている闇と向き合い、乗り越える試練そのものは達成している、あとは倒すだけと言った。だが七海の場合は呪術師への試練と併用していた為、虚像が弱体化しないどころか徐々に、そして確実に強くなっていた。
「それに私はどのみち神代魔法は使えないので、どっちでもいいことです」
「………だからそうじゃない」
貯めたものを出すかのようにユエはまた七海の言葉を遮る。香織も続けて声をだす。
「私も、気になってました。虚像に、何を言われたんですか?」
「ん。それに虚像の最後の言葉も、気になってた」
*
【それが、あなたの、選択、ですか】
「ええ。…感謝しますよ、色々とわかった事が多かったので」
【……やるべき問題は山積み、それを解決していく…だというのに………自分の可能性を取ると?】
「そうは言いません。ただ、必要に駆られれば実行するというだけです。
【決……て、な、い】
「大事なのは今です。その時に必要なら、私はそうする覚悟はあります。あなたならわかるでしょう?」
【呪術師だ…ら、教師だから、で、す……ね】
「ええ。もう限界のようなので、トドメを刺しますよ」
そして、七海は虚像の首を刎ねる
【愚かですよ】
斬られる寸前、虚像はそう口にした。それは七海の感情か、それとも大迷宮側のメッセージか………
*
「………別に。ただ、色々と思う所があっただけです」
「大丈夫なの?」
「問題ありません。…ただ」
「ただ?」
ユエと香織の問いに、七海間を僅かにあけて言う
「後で南雲君達にも話ますが、君達には先に話しておきましょうか。現状の私という存在について」
七海は余す事なく、伝えた。正確に言えば自分は七海建人ではない、その情報と記憶を持った魂のバグによって生まれ落ちた限りなく人間な《なにか》である事
「「へー」」
「……ええ、まぁなんというか、ユエさんには絶対そう言われると思ってましたけど、白崎さんもですか」
正直七海はハジメグループの中で香織くらいは何かしらの反応(悪いものではない)をすると思っていた。
「だって、七海先生はほぼほぼ人間なんですよね?魔物とか、それこそ七海先生が言う呪霊でもないわけですし」
「……まぁ、そうですね。呪霊と同じと言われたら、多分私は怒ると思います」
思うというより、既に虚像に対して実際に怒った。
「相変わらず、七海は余計なこと考えすぎ」
「ユエの言う通りです。それに、先生が元の人から生まれたバグだって言っても私達の世界でそれなりに過ごしてきたのなら、尚更問題ないです。何より、私達の知ってる七海先生はここにしかいません」
「きっとハジメも……ううん、シアもティオも似たような事を言う」
七海が思わず苦笑しているとユエは七海の手を握る。
「なんですか?」
「ちょっと待って」
ぽわっと握った手から魔力が出る。僅かに瞑想するように目を閉じてユエは集中していた。そしてすぐに魔力の光は収まる
「ふぅ」
と息をつくと、つまらなそうな顔をし、ジトっと七海見る
「今、魂魄魔法で七海の魂をしっかり解析した。確かに普通と違う作りだったけど、そこまで気にする必要がない」
「そうなんですか?」
「むしろ少しくらいおかしな形でも良かった」
「…………………」
「冗談。とにかく結論を言うと、七海の魂は安定してるって言い方でいいかな?元がどうだったかはわからないけど、何か危うい状態とかではない。たぶん、ハジメ達の世界で生きた事で時間をかけて形を整えたんだと思う」
「他の誰かが否定しても私は……いえ、私達は言いますよ。私達の知ってる七海先生はあなたですって。厳しいけど、本当は甘いってくらい優しくて大人としての確固たる矜持と義務を持った素敵な先生。私達の七海先生は、ここにしかいませんって」
「………」
もう自分の事に対してはとっくに整理ができている。それでもユエと香織の言葉には感謝しかなかった。
「それに、ここにいる七海ですらこんななのに、元の方が醜悪とも思えない」
(こんな?)
「わかるー!絶対変わんないと思う!むしろ教師してる分こっちの七海先生の方が苦労人オーラが強そう」
(もしかしなくても私今バカにされてますね。怒ったほうがいいんでしょうか)
と七海が考えていると「あ」と思い出す
「色々ありすぎて聞くの忘れてましたが、なんで喧嘩…なんて生優しいレベルを超えてますが、敢えて言いましょう。なんでお2人は喧嘩してたんですか?」
すぅとユエと香織は目線を逸らす
「2人共、目を逸らさないで下さい」
「怒りません?」
「怒らない?」
「何も聞いてないのに怒れるわけないでしょう」
少しだけ間が空いて、最初に声に出したのは2人同時だったが、
「「それは、このバカが…今なんって言った!バカって言ったなぁ‼︎」」
あまりにもしょうもない2人の罵倒からだった。互いに胸ぐらを掴んで喧嘩になる直前である。
「へぶっ」
「あぶち」
七海のチョップ(超超手加減)が2人の頭に炸裂した。
「ちょっと先生!暴力!教師が暴力ですか⁉︎教育委員会に訴えますよ!」
「むむぅ…七海、最近は色々と私達に容赦ない」
「教育委員会だの容赦ないだの、こんな世界でしかもあなた方と旅をしてきたんですよ?もはやそんな事関係ないですよ。あとああでもしないとまた戦うでしょう?しかも私がいるのに」
2人とも図星なのか、「「う!」」と何かが胸に突き刺さったような仕草をする。
「で、なにがあったんですか?聞いた内容次第でお説教を…気持ち緩めますよ」
((それでもお説教は確定なんだ))
「なにか?」
「「いえなんでも」」
そしてようやく説明された。内容をざっくりとするとユエが弱音を吐いたらしく、それに怒った香織との言い争いからの喧嘩…という名の戦闘が始まったそうだ。
「まず一言だけいいですか?……やりすぎです」
「「…はい」」
しゅんとしたように言う2人はいつの間にか言われてもいないのに正座をしていた。
「それで?結局のところ解決したんですか?……まさか解決した後もああしてたとか言いませんよね?」
ユエが弱音を吐いた、しかも自分が死んだら的な事を言ったというのを香織から聞いて、それをユエが否定しなかった所を見て、七海は自分の表情がおかしくなってないかを一瞬心配した。過去よりも今こそが大事だと誰よりも理解し、その今の幸せの為に戦っているユエがそのようなことを言うとは相当に精神状態が参った状態だったのだろう。
だがそれはそれとして、大迷宮を破壊して人の試練に乱入し、そこでも周囲の人などお構いなしに争っていい理由にはならない。だからむしろ七海は解決してないでくれと思っていた。
「えと、そうですね、まだです。七海先生の!、
「ん。七海の!、
「まるで私が悪いみたいな言い方ですね」
ビキビキと七海のこめかみに血管が浮き出て血がでそうになるが、どうにか我慢した
「…ユエさん」
「なに?」
「私は昔、冥冥という先輩呪術師におすすめの移住先を聞いたことがあるんです」
((なんの話しだろう))
とユエと香織は思うが、話しは聞かなきゃダメっぽいと感じて何も言わずに聞き入れる。
「新しい自分になりたいなら北へ、過去の自分に戻りたいなら南へ行きなさいと…その時の私は迷わず南を選びました。自分でも後ろ向きだったと思ってます。でも、そんな私でも最後は未来へ賭けることができた」
懐かしむように言う七海の表情は、とても穏やかだった。
「しかし、ユエさんはそんな後ろ向きの性格ではなかったと記憶してますが、敢えて聞きましょう。ユエさんなら、どちらに行きますか?」
その問いにユエは
「それを言う前に、いい?」
「どうぞ」
ユエが何をしたいのか、目線でわかった七海は許可をすると、ユエは香織に向き合って頭を下げた。
「香織、ごめん」
「え。ええぇ⁉︎」
素直に謝りだしたユエに、香織は本気で戦慄した。
「どうしたのユエ⁉︎ユエが私に素直に謝るなんて⁉︎やっぱり虚像との戦いで頭をやられたの⁉︎」
「ほーうぅ。いい度胸だ香織、さっの続き、ヤル?」
「………ふぅ」
ビキビキと香織とユエが睨み合う中、七海は血管を浮き出していた。
*
「さて、白崎さんもユエさんも煽らないで下さい。お互い真剣に話すように」
「「はい」」
か細い声でユエと香織は頷い言った。
「それで、どうしたの?いきなり謝ってくるって?』
「うん。香織の言う通り、あの時の私の言葉は、ふざけるなって発言だった。過去の自分がどうかなんて、もうどうでもいいって思ってたはずなのに、余計な事を言われて、ブレちゃった。仮にシアに言っても香織とおんなじ状況になったって、今ならわかる」
「当然だよ。私との決着も、ハジメ君との幸せも、何もできてないのに死ぬ前提の話しなんてしてさ」
香織はぎゅっとユエに近づいて抱きしめる。
「か、香織?」
「私はね、ユエやシアと同じ位置に立てない事が今も悔しいし、ずっとずっと嫉妬してる。醜いくらい…でもね、私の考える幸せの先に、ユエがいない未来なんて嫌だよ」
「……ん」
僅かに香織が泣いているのを察し、その悲しみを受け取るように、ユエは抱き返す。
「同じ人を好きになって、おんなじくらいにハジメ君に大切にされて、地球でたまには女子会でもして、どういう風にハジメ君を愛すか相談したりして」
(そういうは私のいる時に言わないでほしい)
不純異性行為を認めるわけではないが、ハジメのその件に関して止めることのできない(もう止めるつもりもないが)七海は複雑そうな表情をしている。
「そういう、普通だけど、特別な事をユエと…もちろんシアとしてみたい。私だってそう思ってるんだよ」
「…香織」
「……前にさ、メルジーネ海底遺跡で言ったこと、覚えてる?」
「強敵と書いて友…だった?」
ユエの言葉に軽く頷きながら「うん」と香織が言ったあと、何か恥ずかしそうにしている。が、意を決して言う事にした。
「あれさ、ちょっとだけ訂正するね。親友って書いて、ライバルって呼ぶのは…ダメ、かな?」
「……いいよ。香織なら、いい」
「うん。負けないからね、ユエ」
「いい度胸。何度でも相手になる」
そうして、香織とユエは抱き合ったまま涙を流して笑う。涙で目元と顔がグチャグチャになって、抱き合う力が強すぎてお互い痛いはずなのに、それがなぜか心地よく感じていた。
*
「それにしても今更感がありますね、あなた達が親友宣言なんて」
お互いに気持ちの整理がついて、進むのを再開してからすぐに七海が言う。
「先生、うるさいです」
「七海、うるさい」
「…失言でしたね(そういうところが仲がいいというんですが)」
前を歩く七海の表情はユエと香織にはわからないが、いい顔をしているとは思っていた。
「で、さっきの七海の言ってたことの続き。…ハジメと会う前なら、私は南を選んだ。仮に、あの奈落に閉じ込められていなくても」
「王女という肩書きに、それなりにやり甲斐というものがあったんですか?」
「どうだったかな…やり甲斐なんてものがあったかは、正直もうわからない。でも逃げたいとは、思わなかった。少なくとも、あの時までは」
ユエの言うあの時とは、多くの人に裏切られた時の事を指しているのだろう。
「ちょっと前、この大迷宮内で言ったけど、奈落をでたばかりの頃は、ハジメ以外の全人類滅べって思ってたって。その時の私でも南を選んだと思う」
「え、どうして?」
香織は正直な疑問を問う。この場に方のハジメグループのメンバーがいても、同じ事を言うだろう。
「奈落での前と、その間を含めても、ハジメとの時間は過去の遺恨を全てを塗り潰した。でもそれはそれとそれとして、置き去りにして来た過去の時間をどうでもいいと思うには短かったから。でも、今は違う。ハジメだけじゃない。シア、七海、ティオ、ミュウ、レミア…で、香織。皆との時間がそれまであった過去への後ろ髪を取り除いた」
「そのわりには、さっきは随分ふざけたこと言っちゃうほど弱ってたけど」
「うっさいバカオリ」
「あっれぇ?やっぱり自分でもさっきの言動が恥ずかしくなった?」
「だから白崎さん煽らないでください。そしてユエさんも挑発に乗らないでください」
七海がまたしても喧嘩になりそうなのをどうにか仲裁し、ユエが話しを再開する。
「…正直、ハジメ以外の人に色々と鬱陶しさがなかったと言えば嘘になる。香織に関して言うなら、今も多少ある。…それ含めて、これからの未来が、私にとっての大切。だから、今なら自信を持って言える。私は北を、新しい自分を選べる」
「………そうですか」
素っ気なく七海は言うが、どこか嬉しそうであった。
「…ねぇ、今の七海は、どっちを選ぶの?」
「そうですね………今の私でも、やはり南を選ぶでしょうね」
七海のその答えに、香織とユエは心配そうな顔をし、ユエは続けて聞く。
「どうして?」
「どうしてでしょうね」
正直、七海にもわからない。ハジメ達の地球での生活と、トータスでのこれまでの旅。多くの人々との関わり、特に愛子との関わりでは、自分の中にあった後悔を希望に変えてくれた。それでも尚、七海の根本的な考えが変わっているわけではない。
「私自身が後ろ向きなのと、もしかすると元の私の情報と魂に引っ張られているのかもしれません。この考えが、変わるのかどうか」
「七海先生なら、どっちを選んでもそれは正しい選択だと思います。だって、さっきの試練に合格してるんですから」
香織の言う通り、虚像の出した自身の抱えている闇を乗り越えている時点で、七海の選択は間違ってないと言えるものだ。
「ありがとうございます、白崎さん。ユエさんも」
先頭を歩く七海の背は重い物が物理的にも精神的にも何もないかのように、毅然としていた。
ある程度進んだところで、気になっていた事を七海は話しだす。
「ところで気付きませんか2人共。この通路…魔力や気配の探知ができない事」
「あ、そういえば。さすがに皆がそれぞれ試練をしている場所は、たぶんそんな遠くないはずなのに、ハジメ君、シアも雫ちゃんも、魔力を感じない」
「それに戦闘音も聞こえない。もちろんある程度近付けば聞こえるだろうけど、ここまで聞こえないのは不自然」
七海更に「もうひとつ」と付け加える
「白崎さんとユエさんが合流したのも、おそらく偶然ではないと私は考えてます」
「必然ってこと?」
「というよりも大迷宮側の意図的なものとでも言いましょうかね。もちろんある程度はランダム性は存在するでしょうが、虚像との戦いで精神的にまいった状態のユエさんのもとに白崎さんが来て、喧嘩という名の戦闘を行った。偶然にしてはできすぎです」
「…シアかハジメと合流しなかったのは?」
「いまだに試練中か、別の場所に移動させられているか。なんにせよ、大迷宮は性格に難ありであろう解放者が作り上げた場所です。こちらの精神を少しでも揺さぶる行為をしてもおかしくない。ま、それが今のお2人のように良い方に向く可能性もある分、いつものよりはマシですが」
事実、香織とユエの絆はより強くなった。七海達はまだ知らないが、別の場所で試練をしている雫のもとにハジメが合流した事で、雫は虚像に逆転勝ちをしていた。
「えと、もしかして解放者からのサービスとかは…」
「絶対にありえない」
「同感です」
ユエと七海の断言は言い出した香織もそうだったのか「ですよねー」と苦笑している。
「あれ?でもそうなると、私とユエが先生と合流できたのは…」
「それはあなた方が暴れて迷宮を破壊した事で私の試練に強制的に乱入したんでしょう?」
と七海の声のボリュームが若干低くなる。ユエと香織は呪力は見えない筈だが、七海の背中からは怒りのオーラのようなものが見えた気がした。
(香織ぃぃ⁉︎なにしてるのぉぉ‼︎蒸し返すなんてぇ‼︎)
(しまったぁ!ごめんユエぇ‼︎)
せっかくこれまで会話で回避に成功していた、七海が忘れていた事を、再びさせてしまう事に、香織は『やってしまった』と後悔していた。
「そういえば、お説教はまだでしたよね」
七海が振り向いた瞬間、冷たい感覚がした香織とユエは、いつの間にか、自分達でもわからない速度で再び正座をしていた。
そんな彼女達の元に
「あ、皆さーんやっと会えましたって、なんですかこの状況?」
シアが合流するのは、七海の説教で2人とも疲弊した後だった。
その10分ほど後
「頼む香織!ユエさんでもいい!鈴を鈴を助けくれ!もう息してないんだ!」
1人を抱き抱えたズタボロ状態の龍太郎が、涙と嗚咽と共に合流した
ちなみに
感想にも書きましたが、恵里が七海を「人と言っていいかわかんない人だけど」と言ってたのは七海の魂を見たからです。見る人によって色々と感想は違ってきますが、悪く言うやつは大抵が呪詛師寄りだと思いたい。
ちなみに2
この七海が北選ぶか、南を選ぶかは少し悩みましたが、結局南ということになりました。(現在)
ちなみに3
少しだけ何があったかというと、ユエと香織の喧嘩七海は巻き込まれて吹っ飛ばされました。乱入されたのもあり怒っていたのでユエと香織歩いてる時ずっとビクビクしてました
次回からは鈴のパートになります